デザインとか経営とか教育とか
昨夜のHAZAMA会は、ビューティ総研の野嶋さんをお招きして、「50の数字」を切り口に、同業種、他業種の事例をたくさん検証してみる、という会でした。
結論の出ない問いかけの数々。いやあ、頭めっちゃ使った。
朝起きて、改めて昨日のHAZAMA会で話題になったことの本質は何だったのかを考えてみた。これは自分メモ。
・美容師という職業に対する職業観の変化とそれにともなう教育や労働環境の変化(は、重々わかっているが)にたいして、どこまで対応するのがスタッフのためなのか
・お客さまの年齢や価値観の変化(は、重々わかっているが)にたいして、どこまでアジャストするのか
・デザインを「発信する立場」の優位性は、今、どれくらいあるのか
・その優位性に、どれくらい甘え、どれくらい甘えずに、経営していくべきなのか
・とはいえ、やはりスーパーかっこいいデザインはスーパーかっこいいわけで、その求心力が衰えているわけではない
・そして、表参道エリアでは、とがっていなくては生き残っていけない時代であることもまたひとつの事実
・トップランナーやスターを輩出できる環境でありたい。一方で、究極のサロンワーカーを目指す子たちにとっても働きやすいサロンでありたい
・クリエイティブが好きな人、人と接するのが好きな人、変わった人、とがった人、競争したい人、のんびりした人。凸凹のまま、みんながすくすく育つ組織づくりは可能なのか
・いま、表参道に夢を抱いて集まってくる若い世代に対して、どんな背中を見せられるのか
・大人女性対応、快適経営、働きやすい職場などというキーワード。それらの価値は、かっこいいデザインビジュアルと同じくらいかっこよく発信可能なものなのか
・実はリンクしているはずの、「貢献意識」と「稼ぐこと」の非リンク感を、どう払拭していくか。
・「長く働くため」に必要な「プロの技術」を(辞めたくならないようにしながら)どのように身につけていくか
そして、この場所で仕事をしていこうと決めた、その意味。