その写真、タグづけしないで!!
Facebookの写真って、タグづけされることあるじゃないですか。タグをつけてる友人は可愛く写ってるけど、一緒に写ってる自分は目をつぶってたり、変な顔してるときってないですか?わーん、こんなブサイク顔、タグづけして私の友達にさらさないでようって思うことないですか? その友達のこと、ほんのちょっと恨んだりしませんか?
その気持ちが、可愛くない自分の写真をアップされたときの、モデルさんの気持ちです。
仲のいいお客様だったんだけど、作品撮りのモデルをお願いするようになったら失客してしまったという話をよく聞きます。
その原因のひとつは、コレにあります。つまり、自分の気に入ってない髪型にされて、それをアップされたってこと。
お客様のときは、お客様ですから、本人の気に入らないスタイルにすることはないですよね。でも、作品撮りとなると、自分の作品だからと、お客様の気持ちを無視した髪型を作られる方をよくみます。プロモデルや、慣れているサロンモデルさんならまだしも、お客様はびっくりされます。しかも、その髪型の自分を全世界に公開されるだなんて!orz
撮影でそういうエゴ髪をされちゃったお客様は、私に目で『この髪型超イヤなんです。助けて』と訴えてきます。そんなときは、そのまま撮影しても絶対にいい表情が撮れません。
そんなエゴ髪に気づき、お客様モデルさんの失客を防ぐにはどうすればいいでしょうか。
撮影のとき、一通り撮り終わってからでいいので、モデルさん(お客様)に鏡を渡して、『最後にFacebook用にみんなで記念撮影しようよ。どこか気になるところあったら、直していいよ』と伝えてみましょう。
もしモデルさんが、あなたが作ったヘアスタイルを必死でなおしはじめたら、それは、そのヘアスタイルがイヤだったとか、恥ずかしかったという証拠です。
勇気がいるかもしれませんが、一度やってみてください。
私も撮影現場でたまにやりますが、8割以上のモデルさんが、髪を直したがります。そしてその場合、9割以上の確率でモデルさんが直した髪の方が、自然で可愛いです。
これが、究極のお客様目線ヘアスタイルだなあと思ったりします。
写真はネクストリーダーの連載より抜粋。
以前、実際にモデルさんに髪を直してもらったりしますよーというswitchさんのお話を書かせていただきました。見逃した方は、是非、書籍の発売、お待ちください。