美容師さんにおすすめの2冊
今日は、美容師さんにおすすめの2冊をご紹介します。
柊木りおんさんの『「嫉妬する女はブスになる」問題』と
キャッスルロック・パートナーズの『社会保険の教科書』
柊さんは、先日、美容師さんの異業種勉強会の「HAZAMA会」にも来てくださって「怒り」「嫉妬」「不安」の感情コントロールの方法を教えてくれました。
HAZAMA会が終わった後は「スタッフの叱り方が間違ってることの気づいた」「自分がカチンとくるケースはいつも同じだとわかった」などと、みんなものすごく気づきがあったようです。
その、柊さんの「ジェラシーマネジメント」本。
「嫉妬する女はブスになる」問題。
誰かに嫉妬してしまう人の心の中では何が起こっているのか、そしてその嫉妬心はどうやったらコントロールできるのか、についてかかれています。
美容業界は、「売上」で順番がついてしまったり、雑誌に出れる人出れない人がいたり、サロンではSNSを頑張れと言われるけれど、フォロワーやアクセスでかなわない人は必ずいる。
どこかのタイミングで自分と人との違いに折り合いをつけなくてはいけないわけです。心がざわざわするときに、「嫉妬」のメカニズムを知っていたら、心を傷めずに対処できるかもしれない。
ちなみに、「怒り」のコントロールでいうと、柊さんのこちらの本もおすすめです。
「感情美人」になれる7つの扉 欲しい未来が手に入る怒りのコントロール術 (美人時間シリーズ)
光文社
私自身は、「嫉妬」という感情は昔からあまりなくて、どっちかというと、「怒り」をエネルギーにして生きてるところがあったから、この本はとても響きました。
もう1冊は、美容師さんというより、サロンのオーナーさんに読んでいただきたい1冊。
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 4,240
「社会保険の教科書」です。
社会保険の加入率は、美容業界がとくに低いことが知られているのですが、マイナンバー制度がスタートしたことにより、「知らなかった」「できない」では、済まされない指導が入っています。
でも、社会保険に関して、いまさら聞けない初歩的なことっていっぱいありますよね。そんな基礎の基礎から教えてくれる本です。
はじめにの1行めに「小さな会社の経営者に向けて書かれています」とあるように、スタッフさんの人数が10人以下のサロンさんにはとくに役立つ内容だと思います。
「教科書」といっても、全然難しくなくて、ストーリー形式で話が進むから、すいすい頭に入ってきます。
私自身もこういったことにめっちゃうとくて、めんどーーーーって思うタイプなのですが、この本は漫画を読んでいるように理解しやすいですよー。
「やらねばならないこと」だけが書いてあるわけじゃなくて、「これやるとお得」って情報もあるので、それもチェックしてみてください。
これから社保について知りたいオーナーさんには、絶対おすすめできる1冊。
一生美容業界で働きたいと思ってくれているスタッフさんに損をさせないためにも、みなさんのサロンを守っていくためにも、社保のこと、ぜひチェックしてみてください!
余力があれば「女の運命は髪で変わる」も、ぜひ一緒に(笑)
#女の運命は髪で変わる