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お腹の中にいたときの記憶

今夜、突然息子氏(3歳5ヶ月)が、お腹の中にいたときの記憶を語り出しました。

ヘアカタの打ち合わせと、セミナーの打ち合わせと、書籍の取材と、3人のインタビューとがおわった後、ヘロヘロでうっちーにカットカラーしてもらった今日。

 

食事をする暇もなく保育園に迎えに行ったら、息子氏が、ママはご飯を食べて、僕はデザートを食べるから、レストランに行こうと言われ、広尾のカフェデプレに。

 

子どもにとても優しいスタッフの皆さんに感謝しつつ、美味しいご飯とヤバイ最高なワインを3杯もいただいてほろ酔いで帰宅したら、布団の中で、息子氏、突然、昔飼っていた犬の話をしはじめた。 多分、デプレにワンちゃんがいたからだと思う。

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「りゅうのすけは(以前飼っていた犬の名前です)可愛かったよねえ。優しいワンワンだったよねえ」

「龍之介のこと、覚えてるの? 何色だったか覚えてる?」

「うん、黒かったよ。りゅうのすけは優しいワンワンだったよ」

「(これはチャンスかも)えいちゃん、ママのお腹の中にいたことは覚えてる?」

「覚えてるよう」

「ママのお腹の中は何色だった?」

「白かった」

「お腹のなかで、どんな感じだった?」

「パパとママがお話ししてたよ」

「へええ。パパの声、聴こえたの?」

「うん。ママの声も聴こえたよ。パパとお話ししてたよ」

「お腹の中はどんなだった?」

「お腹の中は暖かいんだよ。ちゃぽちゃぽするんだよ。えいちゃん、泳げるよ」

「お腹からでてきたときのことは覚えてる?」

「うん。覚えてるよ。涼しかったんだよ。ぼく、カンガルーさんみたいに、ぴょーんって出てきたよ」

「最初に誰に会った?」

「パパにあったよ」

「ママより先にパパに会ったの?」

「うん、パパに会ったの。あと、可愛いスカートをはいたお姉さんがいたよ。それから、ママに会ったよ」

「お姉さん、スカートはいてたんだ。何色だったか覚えてる?」

「うん、ピンクのスカートだよ。お姉さんたちは、えいちゃんのベッドをカッコよく準備してくれたんだよ」

「へええ。そうなんだ。えいちゃん、ママのおっぱいのんでたよね」

「ママ、お友達いっぱいいたよね。ママのお友達、みんなおっぱいあげてたよ」

 

 

出産した病院の看護婦さんは、ピンクの白衣を着てたし

龍之介は黒いワイヤーダックスだったし、

生まれて最初に対面したのは私じゃなくて夫でした。

 

 

ほろ酔いのまま感激。

 
 

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