お客様は結構みている
表参道に、月に3〜4回は行くカフェ&レストランがあります。とても気持ちのよいお店で、スタッフさんたちも気さくな方が多いです。
でも、前からひとつ、気になっていることがあるんです。
私は午前中にそのカフェを利用することが多いのだけれど、カフェでお茶をしているときに、ランチから営業スタートするレストランのスタッフたちが続々通勤してくるんですよね。そのカフェの中を通って。
その感じが、ね、ちょっと微妙なんです。ガムくちゃくちゃしながら、ヘッドフォンして、カフェのお客さまが歩いていても気にせず、前をすたすた横切って行く。フロアに立っているスタッフさんたちの笑顔が素敵なだけに、そのギャップが気になっちゃう。
そりゃ、通勤中なので、まだ勤務時間外だとは思う。でも、自分のお店に入るときには、もう少し「見られている」意識を持ったほうがいいんじゃないかなーと、もったいなく思っています。
私も、打ち合せで営業時間前のサロンにお邪魔することが結構あって、サロンに向かう美容師さんと同じエレベーターにのることって結構あります。
そのときに、自分のお店のお客さんかどうかわからないにしても、会釈をしてくれたり、「何階ですか?」とか聞いてくれると、とても素敵だなあと思うし、
逆に、エレベーターでは感じの悪い態度とったのに、私がサロンの中に入って打ち合せでお邪魔しましたと言った瞬間、180度態度が変わるのって、もったいないなーって思う。
サロンの前まで歩きタバコして、サロンの前に吸い殻をポイ捨てしていった人が、中に入ったら一生懸命サロンを掃除していても、やっぱりなんだかなーって思うし、
営業後、サロンの外のゴミ捨て場にゴミを出しに行くアシスタントさんが、ゴミ袋をぶん投げるように捨てていった様子には結構びっくりした。
私が子連れでお店の前を通ったときにはすごく親切にしてくれたのに、私の友人がお店の前で子連れで困っていたときには、明らかに「子ども連れてくんじゃねーよ」的な視線で見てみぬふりをしてたりすると、がっかり度が逆に増す。
んで、結構、お客さまに見られてるよね、そういうシーン。
ものすごく透明化した社会だと思う。その場しのぎで「営業用の人格」を作っても、すぐ見破られてしまう。で、人格をいろいろ使い分けていると、まあ、疲れる世の中だと思う。むぅ。みんな、大変だよね。
だから、せめて仕事に関わる時間の範囲内くらいは、あんまり裏表ないほうが、こんなご時世、逆に楽に生きていけるんじゃないかなって思う。
とか、つらつら。
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