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美容師さんになりたい学生を誰が引き止めているのか

今から3〜4年前。私は、出版社や美容関係の人に会うたび、「美容師さんになりたい中学生、高校生が増えてほしい。なので、美容師列伝的なマンガを作りたい(つきましては誌面で取り上げてほしい、つきましてはスポンサーになってほしい)」と、企画を持ち込んでいた時期がありました。

 

 

そんなときに、「うーん」とひと言、うなった後に

 

「増田さん(当時の私の名前です)、直接学生に訴えるマンガもいいと思うんだけれどね、世の中には美容師さんになりたいという学生に強く反対をする大人たちもいるんだよね。だから、そういう人たちに対して『美容業界はいい業界なんですよ』と、働きかけるのも、大切じゃないかと思うんだけれど」と言ってくれた人がいました。

 

それが、ビューティ総研の野嶋さんです。
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野嶋さんは、ビューティ総研にいらっしゃる前に、高校生の進学を扱う部署にいらして、全国の高校をまわってらっしゃいました。

 

 

その高校の進路指導の現場では、「美容師になりたいと言った学生さんを、引き止めようとする学校の先生や、親御さんがいる」という事実があったそう。残念ながら、そういうケースでは、美容師さんの仕事というのは、理解されていなかったり、誤解されていたりもする。
マンガを作って、美容師さんになりたい若者に夢を持ってもらうことも大事なことのひとつだけれど、学校の先生や、親御さんにダイレクトに伝わるメッセージで、「美容師って、素晴らしい職業なんだ」ってことを知ってもらうのもいいかもしれない。

野嶋さんは、そんな提案をしてくださいました。

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その後、

 

高校の進路指導の先生を招いたパネルディスカッションを開いて下さったり、
進路指導の先生が読む雑誌に美容業界をひさかたぶりに取り上げて下さったり.
専門学校の先生たちかのご意見をヒアリングされたり、

 

いろんな場所で、野嶋さんは、美容業界を目指す若者たちのサポートをされてきました。

 

 

そして、「美容師という職業の魅力を、もっともっと多くの人たちに届けたい」という野嶋さんの悲願とも言える一冊が、この本です。

 

 

美容業界の人材育成に学ぶ・「うちの新人」を最速で「一人前」にする技術

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美容業界で行われている、素晴らしい人材育成の方法、スタッフ教育の方法は、あらゆる業種の人たちの人材育成の参考になるのではないかという、まさに、美容業界の価値をあげてくれる1冊だと思います。

 

全編を通して、野嶋さんの、美容師さんに対する愛とリスペクトに満ちあふれています。

 

 

野嶋さんにしかできない仕事で、美容業界の素晴らしさをいろんな人たちに届けてくれた一冊。とても嬉しい一冊です。
多くの異業種の人たちに読んでもらいたいし、

 

とりわけ
お子さんが美容業界に入ることを反対されている親御さんや、高校の先生たちに読んでいただけると嬉しいなあって思います。

 

いろんなサロンさんの人材育成の成功例がたくさん載っている本です。是非、皆さんも手にとってみてくださいませーー!

 

 

美容業界を目指す若者と、それを応援してくれる親御さんが増えると嬉しい!!!

 

初心はいつまで覚えているか
だけど、美容師をあきらめないで

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