目が良いということ
視力の話ではない。
雑誌の仕事をしていると、よく「売れている美容師さんの共通点を教えてください」と聞かれるんですよね。そのたびに「うーん」と悩むんですけれど、あるときから、こう答えています。
「目がいいこと」
私は美容師さんじゃないから、想像でしかないけれど
手はね、たぶん練習量に比例するんだと思う。きっと。
でも、見る目、というか、 そもそもどんなものをおしゃれと思うかとか そういう「目(感度と分析力)」がいい人じゃないと 、いくら「手(技)」がよくても いいデザインに結びつかないことが多いんじゃないかなって思う。
どこを見るか(視点)、 もしくは どこから見るか(視座)
売れている人たちは どちらか(もしくは両方)にオリジナリティがあって 自分の頭で考えている人たちだなーと思う。
ちなみに、この「目力」は、 かなり後天的に養われるような気がします。
いいものを見れば見るほど目がこえる。
それは、いい編集さんやライターさんを見るとわかります。 最初はみんな美容と関係ないところで育ってきたひとたちばかりだから。
いいデザインを見ているうちに、 後天的に「見る目」が育つのだと思う。
今日はネオリーブの皆さんと、森内さんとのお食事会でした。
森内さんも、すごおく目が良い方です。キャラはふわふわだけど、目が鋭いです。そして、ひどい花粉症だけど、すごく鼻がいい方だと思います。
関連記事
どうしたら、雑誌に載ることができますか?
どうしてヘアページのヘアよりファッションページのヘアがオシャレだと言われるのか
タグ