美容師になりたいと思った学生さんが、高校時代美容師以外に迷った職業
Ocappa3月号。マンガで見るDaB八木岡さんの人生が最終回! 最後は八木岡さんから、皆さんへのすごく素敵なメッセージがあるから是非見てね!
で、この八木岡さんのマンガの1号目、Ocappa1月号で、八木岡さんが、
高校時代
・ケーキ屋さん(今でいうパティシエ)→服部調理師専門学校
・デザイナー→文化服装学院
・美容師→山野美容専門学校
の3カ所で迷って、山野さんに入学したという話があったのですが、(神様、高校時代の八木岡少年に美容師さんを選ばせてくれてありがとう!)
(Ocappa 1月号より)
この話を聞いた時に、「あっ!」って思い出したことがあるんです。
この、八木岡さんの3つの選択肢(パティシエ、デザイナー、美容師)って、「ものづくりをしたい」人の選択肢だと思うんですよね。
それで、何を思い出したかっていうと、2年ほど前、高校の進路指導の先生方をたくさんお招きして、高校生にとって今、美容師さんがどんな職業なのかというパネルディスカッションに参加させていただいたときのこと。
最近の学生さんって、「美容師じゃなければこの職業」って、迷う職業が、変わってきているそうなんです。
何だと思います?
ある先生が
「介護士」「社会福祉士」「ウェディングプランナー」などと迷って、「美容師」を目指す方が多いよね、とおっしゃったら、その場にいらした、複数の高校の先生が「そうそう!」とみんな相づちをうってたんです。
別の先生も、最近の美容師志望の学生さんは「人の役にたちたい」「ありがとうと言われたい」「社会貢献をしたい」って子が多いんですというような話をされていました。
美容師さんにならなければ「料理人」「パティシエ」「デザイナー」になりたかったという「ものづくり」派メンタリティの美容師さんと
美容師さんにならなければ、「介護士」「社会福祉士」「ウェディングプランナー」になりたかった「貢献したい」派メンタリティの美容師さんとは
ずいぶん「美容師」という職業に期待していることって、違うんだろうなあ、って。思いました。
八木岡さんのエピソードから思い出したことでした。
最終回、是非、チェックしてくださいね。
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いま、この時代に髪型のデザインをするということについて真面目に考えたり、八木岡さんがおっしゃっていた言葉について考えたりする夜