みんながアジアビューティーエキスポに行っている間に!!!
管理美容師免許の講習事業が仕分けられていた件。。。
衛生管理向上を名目に従業員二人以上の理容店、美容店に義務付けている管理理容師・美容師講習(一万八千円)は「衛生管理はすべての店に必要。二人以上の理由が分からない」との理由で廃止。(東京新聞netより)
2人以上が勤務する理髪店、美容院に必要な管理資格をめぐる公益法人の講習事業では、1人と2人以上で店の衛生知識に差ができるかをめぐり、議論が平行線に。厚生労働省側は「感染症予防に有効」と主張したが、仕分け人は「まったく理解できない」と断言し、制度見直しと結論付けた。(時事ドットコムより)
このニュースだけでは???と思ったのですが、
下記に、内閣府からの速報を貼ります。
仕分け評価者のコメント(評価シートに記載されたコメント)を一部こちらに転用します。
● 講習の内容・意義が不明確であり、設立当時の目的ともズレてきている。
● 資格の存在意義が理解できない。
● 講習自体が不要。
● 本講習の必要性自体が明確に説得力をもって説明されなかった。そうである以上、民間の負
担で独占的な事業を行わせるべきではない。
● 制度自体を一から見直す必要がある。最も有効な研修手法になるよう再検討を。
● 説明を聞いても、テキストの一部を見ても、(財)理容師美容師試験研修センターのみが実施
する専門研修と判断することはできない。専修学校(養成機関)に委託することも含めて競争的
環境を整備すべき。
● (見直しを行う「その他」、とした上で)講習内容を精査し、公衆衛生上必要な知識なら、1人の
店でも義務付けるべき。
WGの評価結果
廃止
(管理理容師・美容師講習の廃止)
権限付与自体の廃止 7名
見直しを行う 1名(講習内容を見直すべき 1名)
とりまとめコメント
公衆衛生についての理解を深めていくことに関して、評価者は何ら疑問を持っていな
い。ただ、この講習制度の立てつけ上、理容師・美容師が2名になったら受けなければ
行政刷新会議「事業仕分け」ならないことの合理性が、本日の説明では理解できなかった。
公衆衛生に関して、理容師・美容師の資格を取得する際に、より一層、公衆衛生に
ついて理解を深めさせることはいいと思うが、わざわざ2名になる時にこれを受けなけれ
ばならないと義務付けることについては、当WG としては理解できない。このため、権限付
与自体の廃止、すなわち、2名になると受けなければならないという講習制度自体の廃
止・見直しを結論とさせていただく。
えっとつまりだけれど、この文脈だと、
今の免許をとるための講習を受けられるところを、
1カ所で独占すること自体が廃止、ってことなんじゃないかなあと思うので
管理美容師免許自体が廃止になるわけではない、という理解で
あってますか?
誰か教えて!!!