面白い本のストーリーほど記憶にない理由
増田ゆみ @もうすぐ佐藤友美です。
本を読むのが好きなんですが、本当に「面白い」って思った本ほど、記憶に残ってなくて、
400ページ近くあるものすっごく面白いミステリー小説を読んだときに、最後の398ページくらいのところで犯人の名前とトリックが出てきたとき、はたと。「あれ? この小説、私読んだことある! しかも3ヶ月前に」と思ったときは、本当に自分が脳の病かと思いました。あまりの記憶喪失っぷりに。
よく考えると、昔から、面白いと思った本ほど、ストーリーを覚えてない。
なんでかっていうと、それは、本を読んでいるときに、その本の表現からいろんなことがインスパイアされすぎて、本を読んでいる間、あっちいったり、こっちいったり、考え事ばかりしているからだ。
目は活字をおってるんだけど、頭は全然別のこと考えている。
同じ本を5回読んでも7回読んでも、ストーリーはうすぼんやりとしか覚えてなくて、その本を読んで考えたことや、想像したこと、練った企画とかばっかりが思い出される。
皆さんもそういうことあります?
タグ