知ることは愛することです、って言われました
先日、ある方に、仕事への取り組み方についてかなり具体的に話を聞くことができて、で、その方は会社のスタッフのモチベーションをあげるというような部署で活躍されていた方で、たっくさんの社員にインタビューをしてまわっている人なんだけど。
その人が「知るってことは、愛することなんですよね」と言っていて、
ああ、もう、すっごくわかる、わかっちゃうと思いました。
私、世の中に嫌いな人というのが、ほとんどいません。興味ない人は、いる。でも、嫌いな人はほとんどいない。
特に、お仕事で取材(この場合、撮影を含む)をさせていただいた方に関しては、100%いないと断言できる。
「取材をする」というような仕事をしていると、基本的に人の思考や得意技を「知って書く」ということが仕事であって、その人のことを「知りたい」と思って話を聞いたとき、全部聞き終わったときに、嫌いになれる要素とか、ないんだよね。好きになれる気しかしない。
だから、私が美容師さんのことを好きなのは、美容師さんのことをたくさん知る機会があったからかもしれないって思います。
仕事がもし料理の世界で、料理人の人たちのことをたくさん知る機会があったら、飲食業界が大好きになっていたかもしれない。
逆にいうと、美容師さんのことを、もっともっと知ってもらえる機会があったら、みんなもきっと、美容師さんという職業をもっと好きになってくれるかもしれないって思ってます。そう思っているので、ことあるごとに、あの美容師さんて、こんなこと考えて生きてるんだよーって書きたくなる。私。
みんなに知ってもらいたくなる。
ところで、昨夜は、私が、この13年間で、100万回くらい「美容師さんっていいなあ」と思わせてくれた2人と、久しぶりのお食事でした。
美容業界で働くことを始めた理由でもあり、続けている理由でもあり、辞めない理由でもある2人です。
そんな相手がたくさんできると、幸せスパイラル。
だから、美容師さんのこと知るのって大好き。具体的にはサロン名の由来と内装の理由に関して聞くと、美容への愛が溢れた言葉をたっくさん聞けるから、すごく好き。