美の黄金律
私は美容師さんじゃないので、技術の本は献本いただいたときなどに1度拝見して終わってしまうことが多いのですが、でも、1冊だけ、年に20回くらい開く本があります。それは「YOKOTE WORKS」。
いろんなクオリティのスタイルを見すぎて酔ったとき、何が正しいバランスかわからなくなってきたとき、 この本をみれば、心拍数がもとに戻る。
YOKOTE WORKSには美しいバランスのスタイルばかりが並んでいて、「ああ、そうそう、大丈夫大丈夫。ふうううう」というように深呼吸する。自分の中の歪んだバランス感覚をとり戻す感じ。かっかしたり、???したり、むむむって思ったりしたとき。心拍数を落ち着けたいときにもよく開きます。
今日は、その著者であるBivo PHASEの横手さんに超ロングインタビューでした。伝説のサロンZUSSO時代のお話(横手さんと、Double山下さんと、ACQUAの綾小路さんと、BREDGEの西本さんが、同じフロアで働いていたなんて、想像するだけでドキドキする)や、不器用すぎたアシスタント時代のお話。そして、自分らしいデザインを見つけるまでのお話。
もう、数人で聞かせてもらっているのがもったいないくらい(変な表現だ)のお話でした。
美には黄金律があって、横手さんのヘアにはそれがあって、そしてそれに到達するまでの物語があって、時代をさかのぼってそれを聞かせてもらっている私たちがいて。
贅沢すぎる時間でした。ありがとうございました。横手さんの伝説は、Ocappa7月号から連載されます!
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