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セミナーがつまらないと、困るのは誰かって考えてみた

人の立ち場になってものを考えるのって、すごく難しい。

 

セミナーをご依頼されたとき、私は、参加してくださる人(だいたいの場合、美容師さん)たちのために、できる限りお役に立てるようにと、話す内容を考えます。

なので、参加してくださる方のことはイメージしていました。今までも。これは、私自身もいろんなセミナーを聴きにいくこともあるし、もっと古くから振り返れば、学校の授業ひとつとったって、面白い先生の授業と面白くない先生の授業があったから、聞く側の気持ちって、イメージしやすいんだと思う。

 

でも、セミナーを企画して、その案内をして、お客さま(この場合は美容師さん)を呼んでくれる方々の気持ちになったのって、ほんと、ここ数ヶ月のことです。

 

例えば、セミナーを企画されるメーカーさんや、ディーラーさんは、美容師さんにむかって「きっとお役に立つので是非聞きにきてください」と案内してくださるわけですよね。それでなくても忙しい美容師さんにセミナーをオススメするって、精神的にも、たいへんなことだと思う。

 

 

私がよくセミナーをさせていただく会社さんの中には、拠点の全員が私のセミナーVTRを見てくださり、その上でご案内をしてくださる会社があります。いらっしゃるお客様はすごく期待して集まってくださるし、会場の熱量も高いと感じます。ありがたいことです。

 

 

そして、そもそも、美容業界のセミナーって、ほとんどの場合、企画した会社側が儲かる仕組みになってないです。ほとんどのメーカーさんやディーラーさんが赤字覚悟でやってらっしゃいます。

 

それなのに、セミナーがいまいちだったら、せっかく休み返上で来てくださった美容師さんに、「なんだよ、全然面白くなかったじゃないか。オレの休み返せようーーー!」とかって、言われるかもしれないじゃん!!!

 

それでもやっぱり、そういうリスクも背負いながら企画をしてくれて、「このセミナー来てくださいよ、きっとお役に立ちます」と言ってくれてるから、あんなにいっぱいの人たちで、セミナー会場の座席が埋まるんだと思う。そのことにほんと感謝しないといけないし、それ以上に、来てくださった方に「いいセミナーに呼んでくれてありがとう」と言ってもらえるような内容にしていきたいなあと思ったんですよね。

 

そう思うになったのは、小さいながらも、自分が勉強会をオーガナイズする側の立ち場にたったからなんだけど。人の立ち場に立って考えるのって難しいから、この経験がなかったら、私自身も、ずっと、セミナーを企画する側の人の気持ちはわからなかったかもしれない。

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ところで。今日のセミナーは、アフロートの西岡君とのコラボでした。すごく楽しかった。西岡君の話は、私が普段すっごく大事に思っていることとガンガン、リンクしていて、さらにその先をいっているので、とっても勉強になりました。

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西岡君がどう思っているかわからないけれど、西岡君と私のコラボはすごく相性いいと思う。皆さん、是非、また西岡君とのコラボセミナー、オファーください(笑)

 

ミルボンの皆様、西岡君、今日はありがとうございました。

 

 

 

増田編集長をつとめる 40代からのヘアスタイルサイト 「ユニークピース」はこちら

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