増田の恩人とターニングポイント
いろんな美容師さんのお世話になり、大好きな美容師さんがたくさんいる中で
人生のターニングポイントになった方々との出会いというのがある。その方々に、仕事の場を広げてもらい、ステップアップをさせてもらったと感じる方々です。恩人と言ってもいいかもしれない。
増田に初めて編集という仕事をさせてくださり、初めて1冊指名でヘアカタを任せてくださり、初めてステージに立たせてセミナーをさせてくださり、初めてサロンのブランディングをご依頼くださったMINXの皆さん。中村さん、岡村さん、三笠さんとの出会いをスタートに、高橋マサトモさん、鈴木三枝子さんにもとても良くしていただき、本当にいろんなことを勉強させていただいた。
昨日は岡村さん、中村さんと40代女性向けのヘアサイトの撮影でご一緒させていただいていました。
近年では、美容をもっと広い視野で見る視座というものを教えてくださったリクルートの野嶋さん。野嶋さんにお会いして、「美容」の本質的な魅力を再確認できるようになったし、いまいっときの流行ヘアを追うのだけではない、美容業界への接し方というのを考えるきっかけをもらった。誰かが「野嶋さんは美容業界のインテリジェンス」と言っていたけれど、まさに、スマートなのに情にあふれた大人の仕事の進め方を間近で拝見できていることは、本当に得難い経験です。
昨日の夜は、野嶋さんと情報交換会。今年の目標などを話したり。
そして、私のライターとしての仕事に、完全に新しい扉を開いてくれた出会いが、ミルボンの寺ちゃんとの出会い。ある方のピンチヒッターで登壇した30分間の全国中継セミナーを仙台会場で聞いていた寺ちゃんが声をかけてくださり、ファッション誌ばかりやっていた私だったのに、なんか瞬く間に、全国各地でセミナーをさせていただくことになったりしたんでした。
バレンタインデーの佳き日に、ずーーーーーーっと美容の話で4時間。面白い企画、何本も思いついた。「ドラマティック」は、今年の寺ちゃんのテーマだって。
セミナーをたくさんさせていただいたり、商品開発のプロセスの一部に携わらせてもらったこと自体ももちろんとても勉強させてもらったのだけれど、それより何より、メーカーさんがどのように美容師さんや美容業界のことを考えているのかとか、どんなヒアリングをしてマーケティングをしているのかとか、商品ではなく考え方を提供するという理念とか、そんなことひとつひとつが、私にとってはすごく目からウロコで、ときどき会ってはいろんなプロジェクトの種を妄想したり、業界の中で私たちが何ができるのかを話し合ったりしているのでした。
思えば大ヒットした「カットだけヘアカタ」も、寺ちゃんとの話の中で発想したものだし、プライベートでは、息子氏の名前は、「英火君て、いい名前ですね」という寺ちゃんからの間違いメールで、「え、この漢字の方がいいかもね」という話になり、出生届に訂正印を捺して漢字を変更したっていうエピソードもあったりする。いろんな意味で、縁が深い方です(笑)。
そんな増田の人生の恩人たちに立て続けにお会いした2日間でした。充実。充電。
というわけで、明日からは放電します!