鈴木三枝子さんと女性美容師さんヘアカタログのこと
7月19日は、ここ数年、毎日暑い、そんな気がします。
今日は鈴木三枝子さんの命日でした。
鈴木さんに、初めてご飯に連れて行っていただいたときのことは、今でもよく覚えています。
私が初めて編集を担当したヘアカタログについての感想をおっしゃってくださいました。「増田さんに期待しすぎていたせいか、初見はがっかりした」と。
そして
「でも、2ヶ月たって、もう一度開いてみたら、あれ? 悪くないかなって思った。古くならない、褪せないヘアカタなのかも」とも。
鈴木さんがお亡くなりになってからというもの、私はヘアカタを作るとき、いつも心の片隅で、この誌面をご覧になったら、鈴木さんはどう感じるかなということを考えながら作っています。
正直言って、10年ライターをやっていたら、少々手を抜いても気楽に構えても、見劣りのしないページは作れます。でも、自分が手を抜いたことは、他の誰にもバレなくても、自分にはバレる。そして、鈴木さんにはバレる、そう思ってやってるんですよ、ね。私。
鈴木さんの墓前では、いま進行しているヘアカタのことをご報告してきました。
いつも「女性美容師さんの応援をしたい」とおっしゃっていた鈴木さんですから、きっと発売を期待して待ってくれるのではないかと思っています。絶対にがっかりしたわって言われないくらい、すごくいいものに仕上がってきていると思います。
その入稿がギリギリだったので「また来ます!」と伝えて、いつもより急いでおいとましました。雑誌ができたらまたご報告にあがります。
8月27日
女子の女子による女子のためのヘアカタログ ガールズヘアBOOK
発売予定です。
女性スタイリストさん「だけ」が登場するヘアカタログです。
鈴木さん、ご期待ください。
日本のヘアカタの歴史を、変えます。
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