ホームページを作るのってサロンの内装を作るのに似てる
今月発売の「PREPPY」7月号に登場してまーす! p26,27の「残念ホームページ改造計画」です。
ところで、突然ですが、「このホームページがいいですよ」とか、「こんなホームページはダメですよ」言えるような、正解は無いと私は思っています。
地域に根ざしたアットホームなサロンにしたいというコンセプトを持ったサロンさんと、ハイファッションを好むおしゃれなお客さまに支持される知る人ぞ知るサロンにしたいというコンセプトを持ったサロンさんでは、目指すべきゴールは変わってくると思うのです。
そして、これって、サロンの内装を作るときの考え方に似てるんじゃないかなあと思います。そのサロンがどういうサロンを目指しているのかによって、善しも悪しも変わる、と思うんですよね。
内装を決めるときって、皆さん、サロンの方向性やメインターゲットを考え、その上で、予算と兼ね合いながら内装を考えられますよね。
例えば、看板は大きく目立つ方がいいのか、それとも隠れ家っぽくシンプルにするのか。シャンプーはサイドがいいのかリアがいいのか。照明は明るさ優先にするのか、ムードを優先にして暗めにするのか。椅子はリーズナブルにおさえるけど、鏡にはこだわりたいよね、とか。床材はお客さまの歩きやすさも大事だけど、掃除のしやすさはゆずれない。。。などなど。
まずはサロンのコンセプトありきで、その中で何を優先し、何を削って予算におさめるかという視点で内装を決定されていくと思います。だから、一概にサイドシャンよりリアシャンの方がいいとは言えないし、サロン内は明るい方がいいよねとも言えない。サロンによりけりですよね。
ホームページを作るときも同様だと思います。
例えば、トップページで目立たせるビジュアルはヘアスタイルの方がいいのか、内観写真の方がいいのか、それとも例えばヘアとは関係ないイメージ写真がいいのか。ヘア作品はイメージを統一して撮影したほうがいいのか、いろんなイメージのものがあった方がいいのか……。全てはサロンのコンセプトありきで、内装同様、正解は一つではないと思います。
内装に関して「どんな内装が一番いいですか?」と聞かれる方はあまりいらっしゃらないのですが、ホームページに関しては「どんなホームページが一番いいんですか?」と聞かれる方が多いので、ちょっと書いてみました。
ホームページも、サロンの内装同様、どんなタイプのお客さまにどう訴求したいのか、そこを根底に話し合いを進めると、迷いが少なくなるんではないでしょうか。
そんなこんなを前提に、「PREPPY」さんでは、お客さま目線で見たホームページの見え方をお話させていただいています。是非チェックしてくださいませー!
お世話になりました三石さん、私のぐだぐだな話を的確にまとめてくださりありがとうございました!