私が撮影で一番大事にしていること

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2012.4.27

今日、某カリスマと話をしていて
ものすごい気づきがあった。
それは、ああ、私が撮影で一番大事にしてるのはコレだったんだって
明確に言語化できたってことです。

私が撮影で一番大事にしていること。
それは「その写真に写っている女性が幸せそうに見えること」です。

それは、ただ笑っている写真が好きとか
そういうことじゃなくて
提案されたその髪型が、その女性に心地よさそうにフィットしていて
ああ、この人の明日からの生活は楽しそうだなあと
そんな生活感を感じる写真。
髪型を変えたことで得られる幸せな生活、をイメージできること。
それを、一番大事に撮影しているんだなあということが
いまさらながら、すごくよくわかりました。

だから、どんなにセンスのいい髪型でも、
その女性にフィットしていない
「形」だけの提案にはあまり心が動かないし
「美容師さんの都合で切られちゃった」感のあるヘアには
やっぱり心が動かない。

逆に、どんなに斬新なヘアでも
その女性にフィットしていて
明日きっとみんなに褒められるんだろうな。
なんて感じるヘアなら、ほんと、ハッピー。
きっと彼女、嬉しいだろうなあ。
ひょっとしたらもっとオシャレになりたいと思って
自分磨きに気合いが入るかもなあ。
いいな、それ。超すてきじゃん！
とかね。

そんな彼女の明日からのすてきな生活を感じるヘアは、
たとえアバンギャルドでも心地よいし、
クールな表情の写真だったとしても、
ハッピー感を感じます。

そして、そして、

それは、私が
美容師さんがお客さまに売っている商品は
「髪型」という「形」じゃなくて
「髪型」の提案を通した「幸せな生活」だと感じていることと
深くつながっています

美しくフィットしている髪型は
女性を幸せにする。

それを、ね。
写真で伝えたいんだ。
私。

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