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キャリアは感情優先で形成する 『突き抜ける人は感情で動く』(芦名佑介)_013

OCEAN TOKYOの中村トメ吉さんに芦名さんの名前を教えてもらって、予約していた本。

 

芦名さん、元アメフトの日本代表キャプテンだし、マッチョな感じのビジネス書かと思いきや、いやマッチョではあるのだけれど、決して「倒れるまで働け」といった内容ではなく、自分の心が動くことに素直に従うのが一番パフォーマンスがよくなる、といった本で、タイトルは「感情で動く」なのだけれど、そのあたりはとても論理的に説明されている、とてもいい本でした。

 

そして、読みながら、いろいろ考えさせられた。

というのも、

この芦名さんの本に限らず
最近、読んだ本のほとんどに書かれていたことが
「好きだから頑張れる」「好きを仕事にしよう」
の一点に集約しているのは、時代だなあと感じるから。

 

例えば、このシリーズでいうと、
「SNSで夢を叶える」
「チームことだけ考えた」
「ど田舎生まれポケモンGOをつくる」
「革命のファンファーレ」
など。どれも今年出た書籍。

 

人間がやらなくてはいけない仕事が、どんどんAIに取って代わられる時代
感情を殺して行う仕事、いわゆる「感情労働」などは、真っ先になくなっていくだろうし
好きじゃない仕事につかなきゃならない理由はなくなっていくんだろうなあと、思う。

 

そんなことをつらつら考えながら読みました。

 

この本の中で、一番なるほど、と思ったのは「ほめて伸ばす」についての考察。

 

「ほめて伸ばす」の本質は、ほめると気持ちよくなって、本来の力が発揮できるということ。
ポイントは「本来の力」っていうところ。それ以上は期待するべきじゃない。

 

つまり、だいたいの人は、「本来の力」が発揮できていない
「本来の力」を発揮できない、なんらかの阻害要素を排除すれば、人は羽ばたいていくという考え方。

 

最近、いろんなところで聞くなあと思う。

 

時代のトレンドが、そう変わっていく、潮目のようなものなんだろうと思う。

 

読んでよかった。

 

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