2人のみゆきとタッチとヘアスタイルとレイヤーと
漫画家さんは、登場人物を決める時に、まずヘアスタイルと髪色を決める人が多いんだそうです。髪型が決まれば、その登場人物が、どんなふうにしゃべりそうか、どんな行動をとりそうかが決まるんだとか。
この話からわかるのは、ヘアスタイルは、「人格(キャラ)」を表す記号だなあと、いうこと。とくに、男性誌が描く「髪型」は、ほんと、わっかりやすく髪型で性格をあらわしているなあと思います。
あだち充先生の漫画では、おしとやかな女子は全員グラデーションボブ、元気で活発な女子はみんなレイヤー。
「みゆき」に登場する2人のみゆき
秀才で誰からも好かれる鹿島みゆき(グラデーションボブ) と、おてんばな妹、若松 みゆき(レイヤーショート)のキャラの違いも、髪型で顕著に表現されています。
女性だけじゃなくて、実は、男性も。
「タッチ」の双子、上杉和也(秀才で非の打ち所が無く女性からモテまくるキャラ)と、上杉達也(一見アホっぽくて勉強が苦手で男友達が多いキャラ)は、やっぱり、髪型(だけ)が違う。
かっちゃんは、グラデーションショートで、たっちゃんは、レイヤーショート。
人は無意識に、髪型で人格(キャラ)を判断しているから、髪ってやっぱめっちゃ重要だなあと思うわけです。
6月上旬発売の『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)では、髪とキャラの関係についても、もっと詳しく書かせていただきました。どんな髪型にしたら、どう見えるのか。これを知っていると、転職や婚活ももっとうまくいくんじゃないかなあって思うんですよね。
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