保育園や幼稚園にお子さんを預けているママに全力でおすすめしたい。【読了】「保育士は体育会系!」
ほんとうに、ほんとうに、心の底から、読んで良かったと思った1冊。
保育園や幼稚園にお子さんを預けているママ、全員におすすめしたい。
わたくしごとです。
2012年の4月1日。
入園式にいったとき、先生方全員が、初めて会う息子を名前で呼んでくれて感動した。
新入生は25人もいたのに、全員の名前(そしてパパとママの顔)を暗記しているんだっておもって、
そのために費やした時間に頭を下げたくなる気持ちでした。
「昨日はよく眠れてましたか?」と聞いてくれたとき
ああ、うちの子の体調のことを考えてくれる人が、この世界中で身内以外にできたんだって、
なんだか肩の力がへなへなって抜けて、それだけで涙がこぼれました。
NYに連れて行き、10日間べったり過ごしたあとは赤ちゃんがえりしちゃって
「保育園に行きたくないって泣くんです」と先生に相談したら
先生、2人とも涙ぐんで、「お母さん、ごめんなさい。私たちも頑張りますね」って言ってくれた。
そんなこと言っちゃってごめんなさいとおもったし、でも、こんな先生たちにみてもらえて本当に幸せだなって思いました。
取材がのびた出張帰り、品川からタクシー飛ばしてギリギリ駆け込んだときも
遅くなったことを責めるでもなく「お母さん、寝てますか? 身体気をつけてくださいね」と声をかけてくれ、
私たち親子は、保育士さんたちにどれだけ心も身体も救われただろうなって思います。
保育士さんは、ほんとうに心から尊い仕事だと私は思っていて、
できれば先生たちが仕事がしやすいような母親でいたいな、と思う。
この本を読んで、彼/彼女たちが、日常や考えていることを知れて
その思いはますます強くなっています。
先生とうまくいかないとか、尊敬できないとか、ひょっとしたらいろいろあるかもしれないけれど
でも先に先生のことを愛することができてそれを伝えることができたら多分、きっと、もっと先生も仕事しやすいんだろうなあって。
今日もこれから延長保育のお迎えに行くわけですが
先生、いつもありがとうって、ちゃんと言葉にだして伝えようと思います。
ちょう、いい本でした。
いままで妊娠&出産祝いはいつも「ママテン」だったのですが、
今度から、保活予定のママにはこの本にしよう。