ハサミを持たないサロンスタッフがサロンの価値をあげる
今年で50周年を迎えるSPCグループのレセプションフォーラム、全国大会にお邪魔してきました。
「競うコンテストから、魅せるコンテストへ」とのテーマのもと、全国から選び抜かれた5名が、その場で実際のサロンワークさながらのやりとりを見せてくださいました。
いままで、いろんな大会の審査員をさせていただきましたが、過去、こんなに楽しく、あたたかく、そして感動する会ははじめてだったように思います。
審査させていただく立場ではありましたが、心から、この場に呼んでいただいてよかった、と思いました。水谷さんはじめ、お声かけくださったSPCのみなさま、ほんとうにありがとうございました。
「魅せる」レセプションというテーマのとおり、
実際にサロンを再現した空間で、課題はスタート直前にくじびきで決定。
お電話でのクレーム対応や、待合でお待たせしているお客様への接客、次回予約をすすめる接客、常連客と新規客が同時に来た場合の接客や、スタイリストさんに代わっての店販クロージングなど
ほんとうに、もうどっきどきするリアルシチュエーションで、華麗な対応をされていた5人のみなさん。
もう、こんなにさ、こんなに完璧に対応してくださっていたら、スタイリストさんはどれだけ安心してお客様をまかせられることか!!
なんか、そのサロンのスタイリストさんの気持ちになってしまって、嬉し涙がでちゃいました。
田口ヤス子先生の「自分を愛さないと、お客様を愛せないんですよ」というご講評や、特別審査員の宮崎辰先生の「あなたに会いに来た、と言われる人になってくださいね」というメッセージなども、とてもあたたかく、心に響きました。
このフォーラムが成功したかどうかは、明日からのお客様への対応にあらわれますという閉会のお言葉どおり、みなさん、今日もきっとお客様を幸せにしてくださっているはず。
美容業界って、ほんと、すてきだなあと、なんだかとてもしみじみほっこりした時間でした。
今日も、みなさんのハサミが、そしてハサミを持たない人たちの愛が、お客様を幸せにしてくれていますように!
宮崎先生の本、さっそく全部買っちゃいました☆