大人女性が「ロング」をやめて「ロブ」にしたら突然若くみえる理由
長めのボブ=LONG BOB=ロブ が流行して約1年。
もともとハリウッドセレブからスタートした「ロブ」ブーム。最初は、まあ、ただのミディアムの長さを言い換えただけだろう、わざわざネーミングしなくても……。って思ってたんですが……。
すみません、私が間違ってました、お代官さま。ミディアム(鎖骨くらいの長さ)と、ロブ(鎖骨くらいの長さのボブ)は、全く似て非なるものなんですよね、お代官様。浅はかだった私をお許し下さい。
ロブって、大人女性を若返らせるデザインだなあと思うようになりました。
個人差はありますが、40歳前後になると、多くの人が、髪が薄くなったり、コシがなくなったり、ボリュームがなくなったりするわけです。30代でも、産後の抜け毛があったときなどは、同様。
そうすると、どうなるかというと、今までと同じようにレイヤー(段)を入れると、毛先がスカスカってして、シルエットが逆三角形になって、貧相な感じになっちゃうんですよね。
以前すっごく素敵なロングヘアだった女性が、髪が薄くなってきてからも、それをキープしようとすると、結構難しい。美魔女系のゴージャス路線の人に多いのですが、ロングにこだわるあまりに、毛先のすかすか感が目立って「ああ、この人も老けたなあ」と、髪で思わせちゃう人っているんです。
で、ロブなわけですよ。この、すかっとした部分を、切っちゃう。で、「ボブの特徴である厚み」を持たせる。
以前だったら、毛先が薄くなってきたら、じゃあ、ショートにしましょうかってな時代もあったのですが、ショートではなく、鎖骨下くらいで切るから、女らしさも消えない。
ロングよりも、髪の量が少なくなるから、髪の重みで自然とボリュームがつぶれてしまうことも減る。
誌面をみていても、ロングからロブにヘアチェンジして、劇的に素敵になっている人たちって、around40なんですよね。
若い人がね、ロブにしても、ただのヘアスタイルチェンジなんだけど
でも、大人の女性がロブにすると、厚みが増える分、髪が増えたように見える。髪質までよくなったように見える。結果、すごく若くみえる。
田中律子さんとか、本当に5歳以上若くみえるようになったと思います。
髪のボリュームが出にくくなったなあと思ったら、ロブ、試してみませんか?
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