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いい本ほど読みにくい【読了】『本質を見通す100の講義』(森博嗣さん)

ビジネス書や自己啓発書を読んでも、本に書いてある文章そのものが、その後の人生に役立つことってほとんどなくて


本を読んでいるときに「(自分で)考えたこと」「(自分で)気づいたこと」だけが、その後の人生に役立つなあっていつも思っています。

 

 

なので、私にとって「いい本」ほど「読みにくい(読むのに時間がかかる)」し、私にとって「いい本」ほど、内容を覚えてない(そのとき考えたことは覚えている)

 

 

この感覚をうまい表現で伝えられないかなあとずっと思っていたんだけど、この本のまえがきにこんなことが書かれていた。

 

 

 

本というのは、窓から射し込む光のようなものであって、それで貴方の部屋が明るくなることもあれば、埃や汚れを際立たせることもある。でも、それは貴方の部屋なのだ。(中略)
あるときは、その光で貴方自身の影がくっきりと壁に映し出されるかもしれない。自分の姿のアウトラインは滅多に見られるものではないから、じっくりと観察して、楽しんでもらいたい。

 

これだ!

 

大好きな作家さんが、多作であるということは、大変ありがたいことです。

 

 

 

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