ライターの評価は200点満点説
昨夜は、上阪徹さんの「ブックライター塾」1期生と2期生の交流会でした。
塾が終わってからもちょくちょく連絡とりあってきたのでそれほど懐かしい感じがしなかった1期生との再会も嬉しかったけれど
多様なキャリアで活躍されている2期生の皆さんとお会いできたのもとても勉強になりました。
上阪さんの持論でもあり、しかもなんども繰り返しお話しくださるので、すでに私たち塾生の深層に完全に植樹されている教えが2つあります。
ひとつは「ライターの評価は200点満点。締め切り守って100点。いい原稿かどうかで100点」という言葉。
最近は、締め切り間際に睡魔に襲われると、著者さんでも編集さんでもなく、上阪さんの顔が思い浮かんでハッと目が覚めるくらいです。
もうひとつは「幸せになるために、仕事をする。仕事が目的になっちゃダメ」という言葉。
土曜の昼にアップされる上阪さんのビールやら温泉やらの写真に毎回くらくらしながらも、この境地を目指そうと思いながら書いています。
昨夜のハイライトは 本日日曜夜脱稿予定のエンジェル、月曜朝イチ脱稿予定のレッドと私が、予断を許さない会話をしていたとき
上阪さん「ねえ、どうして日曜に締め切りなの? 日曜の締め切りってさ……」
さとゆみ「結局、月曜朝イチと変わらないってことですか?」
上阪さん「いや、金曜に終わらせちゃえば良かったのに」
全員「(ため息……で、ですよね……)」 でした。
上阪さんは絶対締め切りを守り、土日には絶対仕事をされないライターさんです。そして、人生がめっちゃ、楽しそうです。
ずっと先を走ってくださる先輩がいることに感謝しながら、 日曜なのに書いている私はまだまだ未熟だと思いつつ、 でも最悪でも締め切りだけは絶対に守ろうと思いながらパソコンに向かっております。
現場からは以上です。
原稿に戻ります。
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