チャックあいてますか?【読了】一番になる人(つんく♂さん)
サンマーク出版のタカトモさんのお勧めで読了。
つんく♂さんといえば、今年の近畿大学の入学式で声を失ったことを、メッセージされていましたが、本を読んで最初に思ったのは、「闘病を経たつんく♂さんの本がまた読みたい」ってことでした。
この本は「成長するために」というメッセージブックとして読むと、こんなところが刺さります。「天才じゃなくても、凡才でも、やれることってあるよね」「むしろ、凡才だからできることって意外、多いよね」ってことです。
★天才じゃなくても、凡才の中で頭一つ抜きん出るのは不可能じゃない
★天才じゃない人の技術論は人に教えることができる。人は人に教えて、ノウハウを洗練させる。
★一度一位を取ると、次に一位になる確率はすごくあがる
それから「稼ぐ」ということについて。
★お駄賃(人が稼いだお金から一部をもらう)と、稼ぎ(自分でお金を生み出す)は全く違う
この視点は、最近すごく気になっていたこととリンクしていて、それをこんなに明解な表現で書いてくださったことに感謝。
そしてつんく♂さんのクリエイターとしての側面からは、こんなことを学べます。ライターとして、意識したいこと。
★いい曲は、1枚のスナップショット。時間をずらしたり、視点をずらしたりしちゃダメ
★締め切りは、人間の力をめいっぱい引き出す装置
★神様は準備をしている人にだけ、一度チャンスをくれる
と、
いい話はいっぱいあったんだけれど「ズボンのチャックが開いてるよ」といったときに「ホンマかあ。ワハハ」と言える男は出世する。突っ込まれシロを残すという話が、一番記憶に残りました。
「ねえねえ、あの人ってどんな人?」って聞かれたときに、「チャック開いてるよって言っても、全然怒んないようなタイプ」とか「チャック開いてるよとか、絶対言えないタイプ」って、よく、言ってるなあと思いました。
Un amiの森内さんとか、ZACCの大野さんとか、「チャックあいてるよ」って言いやすいよねw(あいてたことはないけれど)