ポイントはスキマ時間とアウトプット。【読了】読んだら忘れない読書術(樺沢紫苑さん)
本については、2つ悩みがあります。
1)まず、読む時間がない。
2)次に、読んだ本の内容を覚えてない。
両方切実だよ。
まずね、1)
書籍のライターの仕事を始めてから、本を書くために読まなきゃいけない「課題図書」というのは最低でも月に10冊はあります。それに加えて、読みたい本も、やっぱり月に10冊はあるんですよね。
それに加えて、お知り合いになった編集さんやライターさんから、献本もいただきます。これが月に5冊はあります。
これ、何が起こるかというと……「積ん読」になります。読みたい本がどんどん仕事部屋にたまり、はっきり言って、いまここで地震があったら、惨事になるレベル。
あとね、2)
これ、アレだよね。かつて『葉桜の季節に君を想うということ』という名作を読んだことがあるんだけれど、これ、文庫で477ページあるわけですよ。でね、忘れもしないんですが、私、この間読んだとき、450ページくらいに差し掛かったとき、はじめて。
「あ。これ、前に読んだことあるや」って思ったわけです。
ねえ、アホじゃない? 私ってアホじゃない??? なんで450ページも気づかないわけ? 私の読書って、なに? ざるで水すくってる感じ?
だから、ですね、ずばり2)についての回答を示してくれるこのタイトル、「読んだら忘れない読書術」って、私にとって、一番切実で一番必要な「術」だと思って購入。
で、結果的にいうと、これ、1)も2)も解決してくれる本だった。
この本読んで、4日たつのですが、すでに5冊読めている。ものすっごい原稿ラッシュ時期だったのにもかかわらず。スキマ時間活用ってすごいな。
★1週間に3回アウトプットすれば記憶に残る
★スキマ時間に絶対スマホに触らない。
★本には3つのステージがある。自分は初心者か、上級者か。そのときの自分のステージに合った本を読んだ方がいい
★同分野の本をまとめて読んだときのほうが記憶に定着する
そういえば、是枝監督に本を借りたとき、本が書き込みだらけでびっくりしたことがあるなあ。。。
あの読み方かああ。。。
というわけで。よかったです。