トッププレイヤー美容師さんたちの、ここが凄い
2年前から、HAZAMA会という異業種勉強会をやっています。
参加してくれているメンバーの方々は、私が20代のころからお世話になっている30代〜40代前半の美容師さんたちが中心で、人気サロンのオーナーさんや幹部のみなさん。
激戦区の表参道で、名実ともに生き残ってきた、トッププレイヤーの人たちばかりなです。
で、これまでに、いろんな職種で活躍している方々に来ていただき、お話をしてもらったんですが、この勉強会を続けていて、このトッププレイヤーの人たちの共通点に気付いたんです。
それは、どんな業種の人の話を聞いているときでも、自分の中で変換をして、美容業であれば・・・という思考ができる人たちであるということ。です。
活躍している人たち同士、トップレベルまでいくと、通じ合う何かがあるようで、たとえそれが建築デザインの話であっても、書籍の装丁の話であっても、ファッションの話であっても、人材の話であっても
それを、自分の仕事に引き寄せて考え、ヒントを得ることができる人たちなのだということに気付いたんですよね。
この会に来てくださった講師の方々からも、「こんなに専門的な話をしているのに、ちゃんと真髄が通じている気がする」とよく言っていただきます。
なので、それがわかってから、私、講師役をしてくださる方々に、「ご自身が仕事をしていく上で気づいたことを話してください」「美容と全然関係なくていいです」「《明日すぐに役に立たない話》をしてください」「本質的なことであれば、具体的じゃなくて、抽象的な話でもいいです」と伝えています。
つまり。
世の中のどんな情報からも、何かのヒントを得て、「自分の頭」で考えて、実行にうつす人たちなのだな、だから彼らは、トッププレイヤーなんだなあって、そう気付いたんです。
決して「美容業界で、このやり方をして成功したサロンがありますよ」ってことを、まんますぐに真似してきた人たちじゃないんだなあって、そう思うんです。
ふとね、そんなことを思ったので、書き残しておきます。
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