デザイナーさんやカメラマンさんと気持ちよく仕事をするための修正依頼の仕方とか
この間、書籍の編集さんやデザイナーさんたちとのご飯会があって、エンジェルがミューズに3段すっとばし昇格したんだけど、それはまあいいとして、そこで、「修正依頼」の話になった。
で、デザイナーさんにとっては
「このフォントを変えてください」とか
「このタイトルを4ミリ左に寄せてください」という修正依頼が一番嫌だ、という話になったのね。
これ、すっごくよくわかります。
そういう修正依頼じゃなくて、「この書籍で何を訴求したいのか?(だから、今のデザインに違和感があるんです)」「どんな雰囲気を求めているのか?(だからもっと優しいタッチにしてほしいんです)」という言い方をすれば
あとは、プロであるデザイナーさんが、「だったらフォントを変えてみましょうか」とか「だったら、タイトルをもう少し大きくしてみましょうか」という提案ができるという話。
これ、撮影でもそうだなって思ったんです。
「ここでこういうライティングを組んで、この角度からこういう風に目線は外して、レンズはこれで撮影してください」と言うよりは
「肌をキレイに見せたいのと、春の出あいのシーンなので、ハッピー感のある写真が嬉しいです」と言ったほうが
(私のお願いしているカメラマンさんは)素敵な写真を撮ってくださると、思う。
プロ同士がいいものを作りたいって思っているんだから、どこに向かうための修正か、って、共有するだけで、結構うまくいくこと多いよなあって思う。
なんか、そんな話でした。メモ。
編集の仕事ってコミュニケーションデザインだよなーって思う。
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