女性美容師として、生きて、いく!
14年間、たくさんの美容師さんたちに会いました。
よくお仕事をご一緒させていただいた女性美容師さんたちが、さまざまな理由で辞めていくシーンにも立ち会いました。
新しい夢を見つけて自分の希望で辞めていく人もいたけれど、結婚や出産や介護など、やむにやまれぬ事情で、美容業界を離れざるをえなかった女性美容師さんたちにも何人も出会いました。
今は、女性美容師さんが強い時代と言われているし、お客様にも支持されやすいと言われているし、男性美容師さんたちからは「どうして女性美容師ばかりフィーチャーするの? もっと男性を盛り上げてよw」と、言われることもあるけれど
でも、やはり、働く環境としては、日本という国も、この業界もやはり、女性にとってはハードな側面が多いなと感じます。
だから、女性美容師さんが、もっと活躍しやすい業界になったら嬉しいし、その応援をしたいとずっと思ってきました。
いま、輝いて働いている人たちも、最初からあった道を歩いていたわけではなく、それぞれがそれぞれの立場で、覚悟を持って道を切り拓いていったんですよね。
登壇された皆さんが最後におっしゃっていたけれど、でも、そんな数々の大変なことを乗り越えながらでも、続けていく値のある、素晴らしさのある仕事であるのだと、
だから、女性美容師として、生きて、いくんだと。
登壇した皆さんからも、会場の皆さんからも、強い決意のメッセージを皆さんからもらいました。なんか、すごく嬉しくて、泣いてしまってごめんなさい。
今日、集まってくださった皆さんが、皆さん自身のために、そして未来の後輩たちのために、より素敵な、美容業界での働き方を切り拓いていってくださいますように。
皆さんのサロンにとっての「松家さん」が、「大﨑さん」が、「樋口さん」が、「福田さん」が、「あなた」でありますように。
そしてまた、何年か後に、何十年か後に、輝いている皆さんと再会できますように。そのときは「私、あの会場にいたんですよ!」って声かけてください。私も、絶対、生き残ります(笑)。
約200名の方が集まってくださったそうです。
みんな、大好き!!!
皆さん、ありがとう!
2冊を通じて、全国をご一緒させてくださった錦織さん、本当にありがとうございました。
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