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明日すぐ役立つことは、明後日すぐ役に立たなくなる?

毎月第2土曜日にやっている表参道の美容師さんのための勉強会、HAZAMA会には、

過去

 

建築家の方や、装丁家の方や、心理学の先生や、ブランドプレスの方や、IT業界の方や、コンディショニングトレーナーの方などなどなど、いろんな方がきてくださいました。

 

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で、講師をしてくださる方にいつもお願いすることが

 

 

「明日すぐに役立つ話をしないでください」「皆さんのお仕事の本質的なことをお話してください」ということです。

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表参道のトップを走っている美容師さんたちって、セレンディピティが強くて、どんな異業種の話でも、それを自分の仕事に引き寄せて、翻訳し直して、自分の力にするすべを持っています。

 

 

異業種の方の話のどこに、何のひらめきを感じるかは、かなり、人それぞれです。アンケートを拝見してると、おお、そこにひっかかりましたか、というポイント、人それぞれです。

 

 

だから、重要なのは、「自分が」気づくとか、「自分が」ひらめくってことだなあと思うんです。

 

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明日、すぐに誰もに役立つ話って、まあ、だいたい、明後日(というのは大げさだけど、来年には)役立たなくなっていることが多い。私は、そう思います。少なくても、表参道でトップを走っている美容師さんたちが、それをやったところで、生き残れるとは思えない。みんな、自分の頭で工夫して、考えて、自分なりの解釈を信じて突っ走って来たからこそ、今のポジションがあると思うから。

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ちょっと話は変わるけど、最近、仕事関係で大量のビジネス書を読んでいます。

 

なんとかの50のヒントとか、なんとかの12の法則とか、なんとか思考とか、なんとかの考え方とか、いろいろありますが、結局思ったのは、

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これからは、できるだけ、古典を読もうということ。

 

 

時代の流れを生き抜いた古典には、明日すぐ役に立つことではない普遍性があるなあと思ったからです。そういうところから、発想して、自分の頭でひらめいたことが、(既に誰かがビジネス書で言っていることだったとしても)、大事なんじゃないかなって、そう思ってる。

 

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