美容師さんの力で医療用ウィッグの写真集発行を!
以前、Facebookでご紹介したところ、164シェアいただいた医療用ウィッグの写真集を発行したいというクラウドファンディング(ネットでの募金)、残り日数が1週間となりました。
https://readyfor.jp/projects/fukuribiiryoyowig-photo
現在、118人のご賛同をいただき、197万円のご寄付をいただいております。
こんなに多くの方々に応援していただき、心から感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。
なのですが、現在、プロジェクトのサクセスの350万円までは届いておらず、こちら、1週間後までに350万円に到達しない場合は、募金いただいたお金は全額返金となり、プロジェクトは不成立となります。もし、ご興味持っていただけましたら、是非、応援お願いいたします!
このプロジェクトは、抗がん剤治療を主とする、脱毛に悩んでいらっしゃる女性の方々に、安価で、しかも美容師さんがサロンで売り、サロンでカットしてあげられる、カラーもパーマもできる、人毛のウィッグを、広めたいというものです。
私が、このプロジェクトに賛同している主な理由は下記4つです。
①ヘアスタイルのチカラを信じているから
私は、この仕事を通して、ヘアデザインが人にチカラを与え、生き生きと生きるためのサポートになるということを、目の当たりにしてきました。がん治療の最中には「髪が抜けるくらいなら、抗がん剤を受けない」という選択をされる方もいるそうです。
そんな方達に、美容師さんたちがカットしてくれる、今までと変わりのないヘアスタイルを提供できる、しかもそれが安価な人毛ウィッグ(6万円です)であれば、安心して闘病に専念していただくことができるのではないかと思ったからです。
②この仕事を、かつらメーカーの仕事ではなく、長年お客さまに寄り添っている美容師さんの仕事にしたいから
皆さんは、今まで、抗がん剤治療で髪が抜けてしまったお客様をご担当されたことはありますか?
かつらメーカーさんのウィッグは素材も化繊で、長さのカットはしてもらえるものの、かつらをカットするには美容師免許はいりませんので、美容師の皆さんが提供しているような繊細なカットは施されず、「見るからに、かつら」という自分の見た目に、治療以前にショックを受けてしまう患者さんも多いそうです。
美容師さんのカットで、今までとほとんど変わらない見た目をキープしてあげることができるのであれば、もっと多くの方が、喜んでくださるのではないかと思いました。
③病院で知ってもらうには、この方法しかなさそうだから
なぜ、写真集&サポートブックなのか、パンフレットを置かせてもらうではダメなのか、ということを聞かれたのですが、実は、医療用ウィッグは一部のかつらメーカーさんのほぼ独占市場状態で(お値段は20〜60万円程度)、病院とも強いパイプがあるので、病院に、安価なウィッグのパンフレットを置かせてもらうというのは、なかなか難しいのだそうです。
写真集+患者さんのサポートブックという形であれば、病院に寄贈しても断られにくいと思います。美容師さんにカットしてもらえるウィッグもあるんですよということを、今、悩んでいる患者さんたちに、病院という場でダイレクトに伝えられる方法は、これしかないと考えました。
④義母が闘病でウィッグを使っていたから
亡くなった私の義母は元美容師さんでした。結婚のご挨拶で初めてお会いしたとき、抗がん剤の投与でカツラをかぶっていることを、とても気にしていました。彼女のことも頭にあり、このプロジェクトを応援しようと決めました。
5000円からの寄付なので、高額になります。なので、もしよろしければ、個人ではなく、サロンの皆さんでご協力いただいてのご寄付でもとてもありがたいです。その場合は、メッセージには、サロンさんのお名前をお書きくださいませ。
もし、サクセスした暁には、私のライター人生で得た全てのスキルを使って、「やっぱり美容師さんにお任せしよう」と思ってもらえるような、高いクオリティの写真集を作らせていただくことを、誓います。
こちら、闘病中にこのウィッグを使用してくださった、現役女子大生の山下弘子さん、ニュースZEROにも登場されたので、皆さんもご存知かもしれませんが、彼の感想もあります。是非、こちらも合わせてご覧いただけると嬉しいです。
髪の毛の大切さ http://ameblo.jp/hiroko2929/entry-11898830771.html
長い長いメッセージを読んでくださりありがとうございました。
私は、髪の力と、美容師さんのハサミの力を信じています。
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