美容業界プレス&撮影のお願い事情 今回初めてスケジュール調整ツール「トントン」を使ってみました
今回、カットだけヘアカタログの撮影希望日時と、打ち合せ希望日時を聞くために、スケジュール調整ツール「トントン」を使ってみました。
ヘアカタだと、100人ほどのスケジュールの希望をテトリスのように調整して、ぴたっとハマったときの快感はめっちゃアレなんですが、
とはいえ、その撮影日と撮影時間の希望が、電話できたり、Facebookできたり、TwitterのDMできたり、LINEできたり、ファックスできたり、メールできたり……というのを、一元管理するのって、結構大変だったんですよね。
なので、今回、使ってみました。皆さんの希望を可視化するツールです。
こうやって見ると、どの日程が混んでいるかがわかるので、日程に余裕がある方は、空いている日を希望しよう、などということも可能だったりするのかなあと思ってみたりしています。
他にどんな人が参加するのかがわかるのもいいですよね。
思えば、直接営業中にサロンに電話をして、お客様のことを気にしながら、撮影の説明をしたり、撮影希望日を聞いていたときからは、隔世の感があります。
【〜2003年くらいまで】
サロンに電話して、アポとり。その後企画書をファックスしていました。ポラチェックも営業中にいっていた記憶が……。この当時、「プレス」という専任の職域の方がいたサロンは、afloat、kakimoto arms、artifata、RITZなど、限られた数サロンでした。
当時、サロンのポラチェック(撮影打ち合せ)は、ライターさん同士で手分けして1日に20件くらいやっていた記憶があります。ということは、営業中に突撃していたんだよね。
【〜2008年くらいまで】
美容師さんの携帯アドレスをきいて、そのアドレスにアポを入れていた時代。まずスケジュールは携帯でやりとりして、企画書はファックスでって感じ。いろんなサロンに「プレス」職の人が増えて、営業中に電話で長話をしなくてもすむようになった時代です。
このあたりから、ポラチェックは、営業前か営業後に、というのが定着してきた(今、考えると当然だよね)。
【〜2010年くらいまで】
このあたりがサロンさんによって、ITリテラシーの差がすごくあった時代。OKなサロンさんは全てメールでやりとりできたし、NGなサロンさんは、全て電話+ファックスというやりとりになってきた。
私はメールでのポラチェックはほとんどやらないけれど(直接サロンに伺うけれど)、ポラチェックがメールでやりとりとか、このくらいに定着してきた感あります。ただ、サロンの内観写真を送っていただくというときはちょっと難儀したり、100KBとかっていう、すごく軽いデータが送られてきたりということもまだまだよくあった。
【〜2012年くらいまで】
このあたりで、都内の撮影慣れしているサロンさんに関しては、全ての企画書をメールで送れるようになったり、撮影スケジュールなどのやりとりもメールでできるようになってきました。土日でも稼働できるようになったし、ほぼペーパーレスになってきたなあ。ファックスじゃなくなると、やりとりが、ものすごく時間短縮できますね。
ホームページや美容サイトで写真や原稿をアップすることに、皆さん慣れてきたので、画像のやりとりなどもスムーズになってきました。
【〜2014】
最近は、お仕事のご依頼は、メールで。急ぎの用件は、Facebookや、LINE、Twitterなどで、直接連絡をしたりもします。
ファックスはもう、ほとんど使わなくなりましたね.アンケートも、ファックスで送っていただきますが、私のほうの受信はウェブファックスなので、ペーパーレスです。
【そして今】
スケジュール調整ツール、トントン使用。「うまくできません!」というメールをいただいたりもしましたが、おおむね、うまく使っていただいているようです。これは、私のほうの都合での導入なので、皆さんはどうかなあ……。今度感想聞いてみようと思います。
皆さん、どうでしょうか。
今回のカットだけヘアカタは、撮影の公募にも踏み切ってみました。なかなか、若手のスタイリストさんが(お金を出さずに)雑誌に出るチャンスがないという声を聞いて、今回は10名限定ですが、オーディションで、撮影に参加してくださる方を募集しています。
こんなことができるようになったのも、SNSや、ブログでの告知ができるようになったからですね。
まだ公募のよびかけから1日ですが、既にかなりの方からエントリーいただいております。こちらも楽しみです!