アフロートは「ネット集客に強いサロン」ではなく単に「強いサロン」だと思う
昨日かな、なんかのきかっけで、こんなTweetをしました
インターネットは、リアルでの集客力が、増幅されるという一面があるとおもう。リアルが100だったら、その分、インターネットでかけ算できる。でも、リアルが0だったら、何をかけ算しても0。
このときは、これしか書かなかったけれど、実は、心の中では続きがあって、
リアルがマイナスだったら、インターネットでかけ算すると、マイナス部分の増幅がふくらむ。リアル以上にスピーディに、広範囲にむかって、自分たちのウィークポイントを晒すことになる。
と、思っていました。
で、標題の件です。
よく「アフロートさんはネット集客に強いですよね」というような言い方をする人がいます。
この、「アフロートさんは」というのは、このような文脈で一番名前があがるサロンさんで、時には「アフロートさんは」ではなく「(veticaの)内田さんは」だったり「(airの)木村さんは」だったり「フォーサイスさんは」だったりして、
「ネット集客に強い」の部分は、「ネットでのブランディングが上手」だったり「ネットでの発信がうまい」だったりすることもあります。
そういう話を聞いていて不思議に思うのは、どうしてみんな、アフロートは「ネット集客に」強いって言うんだろうってこと。
私は、アフロートは「ネット集客に強いサロン」じゃなくて、単に、「強いサロン」だと思う。
もともと磨き抜かれた技術と表現力を持つ、強いサロンで、だから、ウェブ上でその強さがよりスピーディに広範囲に増幅されて伝わっているんだと思ってる。
アフロートは「ネットでのブランディングが上手なサロン」じゃなくて、単に「ブランディングが上手なサロン」だと思う。
もともとシャープに考え抜かれたブランディングを10年以上続けてきた唯一無二の存在だから、インターネットを通じてその存在感がよりスピーディに広範囲に増幅されて伝わっているんだと思う。
強いところは、ウェブの力でその強さがどんどん、かけ算されて、際立っていくし、
早くから取り組んでことに対して、どんどんスピードが加速して、差がつきやすくなる。
リアル世界で伝えたいことや、伝えるべきことがないところに、拡散も、ブランディングも、発信も、ないんじゃないかなあ、って思うんですよね。
ウェブは、スピーカーの役割はしてくれるかもしれないけれど、そのスピーカーを使って話す言葉を決めるのは、あなたそのもの。
隣の人に肉声で話しているのに聞いてもらえないことは、スピーカーで見知らぬ人にしゃべったって、やっぱり聞いてもらえないんじゃないかなって思う。
「うちのサロンは、どんなふうにすれば、アフロートさんのようにネット集客できるようになれますか?」の答えは、「(ウェブ上ではなく)現実的に、アフロートさんと同じくらい、お客様に支持されファンを獲得できるサロンになることです」じゃないかなあって思います。
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