ZACC内藤さんのこと
今日、ZACCの内藤さんの最終出社日だったので、ワイン持ってご挨拶にいきました。
内藤さんとのおつきあいは、ほぼ、私のライター歴と同じです。
今回、ZACCをお辞めになる連絡をいただいたとき、こんなメッセージをもらいました。
「増田さん、あ、佐藤さんがいないと今の自分はないと思います。 本当にあんなことやこんなことが思い出され、感謝しかありません」
このセリフは、そのまま、私のものです。
内藤さんがいなければ、今の自分はいなかったし、本当に、あんなことやこんなことが思い出されて感謝しかありません。
内藤さんとは、ギャル誌で毎月毎月毎月、お世話になりました。あーだこーだリクエストのうるさい(失礼! リクエストのはっきりした)ギャルたちを相手に、内藤さんと毎月の企画を考えるのは、ほんとーーーに、楽しかった。
時代をクリエイトしている、そんな感じがありました。毎月、超絶ダイナミックだった。ヘアページだというのに、なんだったんだろう、あのダイナミック感。
ギャルたちの、おそろしいくらいハイトーンの髪も、いつもいたわって、大量のトリートメントをつっこんでくれていたのも内藤さん。
あのころ、大勢のギャルモデルちゃんを担当していた美容師さんは、たくさんいると思うのだけれど、内藤さんのところには、いまだに(今は、美しきママに成長した)モデルちゃんたちが通っていて、ああ、これって内藤さんのお人柄だよなあって、本当に思います。
内藤さんには、ギャルだけじゃなくて、over50のモデルさんたちも、本当にお世話になりました。昨年、ゆうゆうの5年分の撮影をまとめたヘアカタログを作ったのだけれど、ページをめくってもめくっても内藤さん祭りで
どれだけ、私たちが、内藤さんに頼り切ってページを作ってきたのかが、本当にわかりました。
ギャルのどぎついリクエストから、over50の繊細な悩みにまで、全部対応してくれる、本当に、懐の深い方でした。感謝しか、ありません。
内藤さんといえば、グアムでの撮影旅行もいい思い出です。あのとき、ほんの少し、神様が力をかしてくれたなら、ひょっとしたら、今とはまた全然違った道を歩まれていたのかもしれないけれど、
だけれども、内藤さんが日本にいてくれたからこそ、あんな仕事も、こんな仕事もできたわけで。
10数年にわたって、一緒に歩いてきた、そして、時には一緒に戦ってきた、この東京砂漠。
内藤さんに、心から感謝しています。
本当にありがとうございました。
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