一貫性のない子どもの教育、万歳
出張からかえってきたら、突然、2歳の息子氏がそれなりに箸を使えるようになってた。驚き。
うまくいったりうまくいかなかったりしながら何とかお箸を使おうとしている息子氏に対して
★過保護なシッターさんの反応
「わ! えいちゃん。お箸危ないですよー。スプーンで食べましょうね」
★模範的元教師の祖母の反応
「うわあ、えいちゃん! すごいねえ。かっこいい!」
★論理的建築家の父親の反応
「お、やるじゃん。ここに中指入れるともっと上手に使えるよ」
★その日気分の母親(私)の反応
「でも、ママのほうが上手だもんねー。羨ましかったら、早く大人になーれ!」
保育園でお友達とおもちゃの取り合いになって噛み付かれ、がっつり歯形をつけてきた息子氏に対して
★過保護なシッターさんの反応
「えいちゃんは、私が守ります!」
★模範的元教師の祖母の反応
「言葉が通じるようになったら、こういうこともなくなるわよ」
★論理的だが時々ファンキーな建築家の父親の反応
「おい、入園してから噛まれてばっかじゃん。時にはやり返せ!」
★その日気分の母親(私)の反応
「命に別状なければ、どーでもいいから、その報告の電話、出張先にしてこないでほしいな」
youtubeでプラレールを見せてほしいと駄々をこねる息子氏に対して
★ITリテラシーゼロなシッターさんの反応
「ごめんねー。やり方わからないの。代わりに本物のプラレールで遊ぼうね」
★模範的元教師の祖母の反応
「じゃあ、20分だけよ。りんりんって鳴ったらおしまいね」
★論理的建築家の父親の反応
「このボタンおしたら画面表示されるから。自分でやってみ?」
★その日気分の母親(私)の反応
「えー。やだー。ママいま、忙しい。……(無視)」
まあ、完全に一貫性がないよねwww
父親と母親は、子どもに対して同じ教育方針でのぞむべきとか、言う人いるけどさ、私、そーでもないなって思うんだよね。
2歳児なりに、「パパとママは、それぞれ別の意見を持ってるんだな」とか「ママ、昨日と今日で矛盾してんじゃん!」とか、「ああ、大人も間違うんだな」とか、ちゃんと気づいてると思う。
子どもって、そのキャパがないほど、バカじゃないし、そんな見くびらなくても大丈夫な感じがする。
だから、一貫性なくていいんじゃね? って思っています。それって、社会の縮図だしね。むしろ、いろんな大人にいろんな見解言われて育つ、うちの息子氏、幸せじゃんって思う。
人生、是、多様性!
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