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アシスタントさんのモチベーション

最近、いろんなサロンさんで言われるのが
「アシスタントのモチベーションをあげたい」ということば。

 

私自身は生まれてこのかたずっと無駄にモチベーションが高い自家発電型なので、
「有名サロンに就職したのはいいけれど、こんなに忙しいと思ってなかったし、やっぱり頑張れません」
というようなことを聞くと、
「うっそー?まじで?お金もらってこんな一流の技術を勉強させてもらってるのに?」とか思ったりするのは、やっぱ昭和51年生まれですかねえ。古いんですかねえ。

 

で、話は変わるようで実はつながっているのですが、
てゆーか、こっからが本題なのですが

 

増田の夫は建築を生業にしておりまして、デザイナーです。
師匠がいて、今はその事務所で働いています。
ヘアサロンで言うと、どうだろ、Blocさんとか、そんなイメージの事務所かなあ。
丁稚奉公みたいな制度が未だにのこっている業界でひたすらに働いております。
ひと月のお休みは、うーん、2~3日くらいでしょうか。
事務所から家は徒歩10分ですが、24時前に仕事が終わる日と終わらない日が半々くらいです。
23時より前に帰ってくるとびっくりします(私が)。
そうやって朝から晩までデザインをしているわけですが、
通常、作った建築物や紹介された雑誌には師匠のクレジットだけが載るので
そういう意味では、サロンのアシスタントさんの立場に近い部分もあると思います。

 

で、その彼が先日つぶやいていたTweetが、なるほどぅと思ったので、RTしたんだけど
ブログにも転載するのだ。

 

kei_fire 4月24日
プロジェクトがうまくいけば、どんなにちょっとしかかかわっていない人でも自分のやったプロジェクトのように思う。うまくいかなければ、ちょっとしかかかわっていない人は自分とは関係のないフリをする。だから今僕がやってるプロジェクトは頑張る

 

そう言われてみると、モチベーションが高いアシスタントさんは
面白いプロジェクト(それは撮影でもサロンワークでもヘアショーでも)に関わっている先輩の仕事をアシストしながら、その仕事を「自分ごと」に思っている人が多いなって思う。

 

で、
サロン全体のアシスタントさんのモチベーションが高いサロンは
そのサロンで働くこと自体が面白いプロジェクトになっているサロンさんだなあ、と思う。

 

そういうアシスタントさんは、
たとえ、それがスタイリストの仕事だったとしても
「今、俺がやっている仕事さぁ・・・」とか
「俺のお客さんがね・・・」「俺のサロンはね・・・」という話し方をしていると思う。
彼女とか、奥さんとかに。
そして、それは別に偉そーなことでは全然なくって、すごく素晴らしいことだと思うのです。
スタイリストのお客さんを「俺の客」、サロンを「俺のサロン」と思って働いているアシスタントさんが多いサロンは、きらきらしているなあと思うもん。

 

それから、もうひとつ。
彼の最近のTweetで、やはり、そうだよなあと思ってRTしたものを
ここにも転載。

 

kei_fire 9月11日
じぶんの仕事だと思っていなければ、いつでも簡単にやめることができる。むしろやりたくない仕事をやらなくてすむのだから隙あらばやめたい。ポイントは、そういうひとたちはすべからく輝いてないということだよ

 

そうそう、そうなんだよねー。

 

ま、どーせ、1回きりなわけだからさ、人生。
できるのなら、輝いていこーぜ。ってな感じが、いいんじゃないかって思うんだよねー。やっぱ。
もちろん、人に強要はしないけど。

 

私は、できれば、輝いていたいです。 キリッ

 

ちなみに夫は昭和57年生まれだそうです。

 

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