2013.01.04 Fri

2013年美容業界大予測

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今年はどんな一年になるかな。増田の美容業界10の予測です。

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1)40代ヘアスタイルが市場に出回る

これは予測というか、もう確実です。「大人女性にどう対応するか」というのは、今年の各メーカーさん、各サロンさんのキーワードでしょうが、ファッション誌では既にその波は6年前くらいにきていました。ヘアページはむしろ対応が遅れていたくらいなのですが、今年は40代ヘアがどんどん特集されます。この春、40代向けのヘアカタがどっさり創刊される予定と聞いています。つまり、ビジュアルとして40代のスタイルを見ることが、今年はとても増えます。それはつまり、お客様が「ステキな40代のスタイルをたくさん目にすることになる」ということです。今までは「このスタイルは若い子だからできるのよね」と思っていた方々が、同世代の美しい女性のヘアを見ることで「私でもできるのかも」と思われるということです。今年、40代のお客様はより美に敏感になり、要求するヘアスタイルのレベルも高くなっていうでしょう。某雑誌の某編集長が、「人間には3つの種類がある。男と女とおばはんだ」という名言をつぶやかれましたが、それで言うと、今年は「おばはん」を「女」に戻す年、になるかもですね。

 

 

2)カジュアル一辺倒がちょっと変わる?

ここ数年、ひたすらカジュアル化してきたファッション市場ですが、どうでしょう。ここらで少し、コンサバへの揺り戻しがありそう。というのも、最近部数を伸ばしている雑誌が、結構コンサバ雑誌が多いんです。Oggiしかり、STORYしかり。もちろんカジュアル好きの人は減らないと思うのですが、女性らしさやエレガントなどというキーワードが、もう一度戻ってきそう。ここ数年続いたショートブームもひと段落、するかなあ。という気も。ひと段落というよりは、ネクストステージにいくというイメージでしょうか。

 

3)ママ発のブームが増える

昨年、一昨年は、女性に人気のモデルさんたちの出産ブームでした。梨花さん、SHIHOさん、理衣さん、吉川ひなのさん、長谷川潤さん、麻生久美子さん、森喜美子さんなどなど。既に仕事に復帰している人も多いので、今後、ママ目線でのファッションや美容の提案も増えていくはず。さらに、この数年は、美容業界で長年活躍する編集さん、ライターさんの間でも出産ブームでした。彼女たちも昨年一気に現場に復帰しているので、やはり、ママ目線のページが増えてきているように思います。今後注目です。

 

4)F3が変わる

今年、F3、つまり50歳以上の女性の美容市場が変わる(きざしが見える)、と思います。今までの50歳以上は山口百恵さん世代。つまり、アイドルは手の届かない雲の上の存在だった時代です。でも、これからの50歳は松田聖子ちゃん世代。聖子ちゃんカット&カラーブームもあったように、聖子ちゃんは「目標になるアイドル」「真似したいアイドル」なわけです。そんな人たちが50代に突入するわけで、ファッションにも美容にもどん欲な世代がF3の常識を変えていく、と思います。

 

5)「お客さまフォト」と「その物語」がネクストスタンダードに

サロンのコマーシャルフォトや、雑誌のヘアスタイルと切り分けた部分で、お客様の撮影が、もっともっとスタンダードになっていくとおもいます。写真の出口(掲載場所)はサロンのブログであったり、スタイリストさんのFacebookであったり。そういうリアルなスタイルや親近感のある写真が、いわゆる「モデルさん風フォト」と同じように集客の要になっていくと思います。そんな写真に必要なのは、「物語」。そのようなリアリティのあるヘアスタイルは、今後、切り方やパーマのかけ方、質感や色みだけではなく、お客様に寄り添った物語が語られていくことになるでしょう。詳しくはこちらのエントリーもどうぞ

 

6)となると、フォトの撮り方も変わっていく

モデルさんを使った美しい(あるいはカッコいい、可愛い)写真の需要はそれはそれとして無くなりはしませんが、それとは別に、お客様を可愛く撮れるテクニックやコツというのが、今年は重要になりそうです。ポージングのない写真が増えていくと思いますし、撮影もスマホが増えると思います。アプリを使ってフォトに書き込みをしたり、メッセージをもらったりという部分で、お客様を素敵に見せる演出が増えてくると思います。

 

7)口コミへの対応(対お客さま、対スタッフ)が重要になっていく

お客様がサロンを選ぶ基準の上位に、口コミがランキングしてきます。ひょっとしたら、フォトよりも重要になってくるかもしれません。お客様にいい口コミを増やしてもらうことや、お客様の口コミのフォローのしかたはサロンにとって重要課題になると思います。ここの対応をするスタッフさんのリテラシーやスキルによって、集客率はずいぶん変わってくると予想されます。サロンで一番リテラシーの高いスタッフさん、能力の高いスタッフさんにこの役割を担ってもらうくらいの重要度になるかもしれません。同時に、厳しい口コミや、心ない口コミからスタッフの心を守っていくことも、サロン全体で取り組んでいかなくてはいけなくなると思います。やる気と情熱を持って仕事にのぞんでいるスタッフさんが、ひとつの口コミで熱意を失ってしまわないように。仕事が怖くなってしまわないように。スタッフさんのケアはとても大切になっていくでしょう。(この問題にとても上手に対応されている企業のセミナーを聞いたことがありますので、このことはいつかまた書きます。「褒められたときは共有し、しかられたときは企業の仕組みが悪いと徹底する」という星野グループの取り組みのお話です)

 

8)ネット予約がスタンダードに

これは、もう、避けられない流れになりそうですね。例えば、あるサロンで聞いたのですが、某美容サイトでは、お客様の半数近くが「今日明日予約できるサロン」のようなネット予約のページに流れるとのこと。これを取りこぼすわけにいかないと、昨年末、多数のサロンさんが前日、当日のネット予約に踏み切りました。これに伴い、予約帳のあり方も、変わってくるんじゃないかなと思います。もちろん、電話予約がなくなるわけじゃないですが、ネット予約を導入すること自体がスタンダードになっていくように思います。

 

9)スマホ対応ホームページが増えてくる

スマホ対応ホームページ、今年は増えるでしょうねー。というのも、1年前に比べ、驚くほど安く移行できるシステムが増えているんです。いくつか資料も拝見しましたが、やはりスマホでアクセスされるお客様には、スマホ対応ページのほうが予約につながりやすいという数字が出ています。今後、余力のあるサロンさんは、どんどんスマホ対応ページを作っていかれるように思います。

 

10)美容と医療が密接になっていく

日本は平均年齢45.2歳の国。今後、ますます美容(キレイでいること)と医療(健康でいること)は密接に関わっていくと思います。大型サロンさんではますますウェルネスやトータルビューティの導入がさかんになっていきそうです。商品として美容と医療の境目を狙った商品も今年はいろいろ発売になりそう。「美容院(髪を切る場所)」がメインではない美容施設(トータルビューティサロン)も増えそうですね。

 

おまけ

ここ数年は(特に表参道界隈では)キャラのしっかり立ったスモールサロンに追い風が吹いていましたが、今年は大型サロンならではの組織力を活かした展開が期待されるサロンが目白押しです。お客様とのサロン外コミュニケーション(SNS等)が求められる時代がら、技術をする人以外の人員を配置できる大型サロンならではの強みも、今年は顕著になっていきそうです。またお客様の複合欲求(一度にいろんなことをしたい)をかなえられるトータルビューティサロンへ化も視野に入れられるのが大型サロン。今年は大型サロンが気になります!

 

以上、増田の超個人的な予測でしたー。あたるかなー。


カテゴリ:Thinking

2013.01.02 Wed

働くってこと

正月2日めにして、既にうずうず働きたくなっている増田です。ハイそうです。ほとんど病気です(笑)

 

新年だから、一度衿を正してこんなことを書いてみようと思う。何のために働くかということ。

 

はっきり言って、私ってば、仕事が好きです。仕事自体がキツイとか思った事は全くないです(眠いと思った事はある)。全体的に、とても楽しいと思いながら仕事をしているし、〆切は好きじゃないけど、でもまあそれも含めて、仕事は刺激的で面白いと思っています。

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モチベーションという言葉は、よく「気合い」とか「やる気」みたいな感じで使われちゃってるけれど、正しくは「動機」という意味ですね。その意味において、私のモチベーションはほとんど「喜んでもらえるのが嬉しいから」につきます。昨年、母校のお茶大で「働くということ」について講演をさせていただく機会がありました。

 

それから、母校の学園祭で配布される新聞でも「私にとっての仕事」というようなインタビューをしていただきました。これは、私にとっても、自分の人生を振り返るとてもいい機会で。

 

そのときの講演資料をここに転載して、今年も働く楽しさを噛みしめていこうと思います。

 

ちなみに、「チームおせっ会」の会員は、GARDENのN山さん、主婦の友社のF堀さん、EGOのK池ちゃんです。会員大募集中。

小学校の通信簿には、いつも「人のお世話ばかりやいてないで、自分のこともやりましょう」と書かれていました。

関係ないけれど、送別会や結婚式の幹事が好きです。今までに作った結婚VTRや送別会VTR……何本になるだろう。。。

これに気付いたとき、「わ、やべっ!すっげー発見しちゃった」と思った私。

 

今年も、誰かの何かの役に立つ仕事をしたい。喜んでもらえるなら、たいていのことはします。皆さん、増田をよきに使ってください。本年もどうぞよろしくお願いします。


カテゴリ:Thinking

2013.01.01 Tue

丁寧に。ひたすら丁寧に。

髪を切るときのドキドキするキモチ。

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一人ひとりに訪れるその瞬間の物語を、今年はもっと丁寧に。丁寧に拾い集めて丁寧に伝えていきたい。

 

皆さん、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

 

昨年は猛ダッシュで駆け抜けた一年でした。今年は勢いだけではなく、じっくり時間をかけた丁寧な仕事をしていこうと思います。


カテゴリ:etc

2012.12.29 Sat

2013年は「ヘアスタイルに物語を」

さて、来年の話をする時期になってきました(もう遅い?)

 

2013年、どんなスタイルが流行るかとか、どんなカラーがくるとか、そういう話もきっとみんな興味あるのかなと思いつつ、私が来年、一番注目しているのは、2013年、ヘアスタイルがどのような言葉で語られるか、という1点です。

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ヘアスタイルを紹介する言葉には、いくつかのパターンがあります

 

その1 「ふわっとくしゅくしゅ、手触りもやわらかい♥」(感性価値)

その2「友達にも褒められそう」(感情価値)

その3 「お手入れ簡単、忙しい朝も嬉しい」(機能価値)

その4 「どこそこにレイヤーが入っていて、こんなロッドでパーマをかけています」(施術説明)

 

今までは、だいたい、この4つの組み合わせでヘアスタイルは紹介されてきたのですが、これが、今年の年末あたりから一気に変わってきた。その流れは2013年、もっと明らかになると思います。

 

一部の都市部エリアや一部雑誌で活躍されるサロンさんをのぞいては、今後は、モデルさんではなく、お客様が中心となってヘアスタイルが紹介されていくことが増えるので(これはもう不可避です)、大事なのは「物語」になっていくだろうと、私は思っています。つまり、どうしてその人がそのヘアスタイルにしたのか。そのヘアスタイルによって、彼女はどこにいけるのか、どんな幸せをつかまえられるのか。その物語。

 

例えば、いま、やたらと評価の高い 石原さとみさんのHotpepperのCM あれも、髪を切ることがストーリーとして語られているから、とても共感できる。これからは、ヘアスタイルと物語はもっと丁寧に、密接に語られていくと思います。

私自身も、2012年の後半から(例えば「ガールズヘアBOOK」の巻頭企画や、「美容師名鑑」の秋冬号の巻頭企画などで)徐々に「ヘアスタイルに物語を」ということにトライしてきましたが、2013年は、より、それを意識的に進化させた誌面づくり、サイトづくりをしていきたいなと思っています。

 

来年1月には、この「物語」を軸にした、40代向けのヘアサイトをローンチしますので、楽しみにしていてくださいませ。

 

来年も楽しんでいきますよー。

 


カテゴリ:Shooting

2012.12.28 Fri

子どもが生まれて「できなくなったこと」より「できるようになったこと」のほうが多い、と思う件

 

子どもが生まれる前には「出産したら、きっといろんなことができなくなるんだろうな」と思っていました。仕事もセーブしなきゃいけないかもしれない。自分の時間もなくなってしまうかもしれない。なんて思ってました。でも、実際に子どもが生まれてわかったのは「確かにできなくなったこともあるけれど、それ以上に、できるようになったことの方がずいぶんと多い」ということです。これは、とっても嬉しいそして驚きの誤算でした。

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今年最後の登園日。4月に保育園に入園し、以降、大きな病気や怪我もなく、愛情あふれる素晴らしい先生方に囲まれ、毎日楽しそうに通ってくれたことは、私たち夫婦にとって何よりのことでした。

 

 

 

 

 

 

先日も、子育てをしながら新聞記者をやっているママの友達と話をしたときにも、そんな話になりました。「子どもが生まれてできなくなったこともあるけれど、それ以上に、できるようになったことの方がずいぶんと多い」ということは、働くママたちと話すとみんな共感してくれるので、多分、私だけが感じていることじゃないと思う。

 

例えばできなくなったことは、

朝まで飲み明かすことだったり、ヒールの高い靴でミニスカートをはくことだったり(ママチャリに乗れない)、ちょっと高級なレストランに夫と行くことだったり、携帯電話のコールに3回以内に出ることだったり。新聞記者の友達曰く「まあ、よく考えたら、やらなくてもいいや」ってことかもなあ。とか。唯一の例外は「毎日朝まで起こされずにゆっくり眠る」ってこと。これは、できなくなって残念なことNO.1かなと思います(笑)

 

でも、そんなできなくなったことや難しくなったことを補ってあまりあるほど「できるようになったこと」のほうが、多かった。この「できるようになったこと」を口で説明するのはちょっと難しいんだけど、

 

例えば、ものごとにしっかり優先順位をつけれるようになったとか。だから濃密な時間を過ごせるようになったとか。年齢も職業も全く接点のない人たちとのコミュニケーションをとるようになった(例えば保育園で)。行政の仕組みを考えるようになった。自分の健康に関して気遣いをするようになった。貯金をするようになった。自分の親との関係がとても蜜になった。自分の親に、昔以上に感謝を伝えることができるようになった。いろんな人に助けられて生きているということを嫌というほど感じられるようになった。

 

などなど。

 

なによりも、一番大きな変化は、人の気持ちや幸せを以前よりも考えるようになった。ああ、この人もきっと、親御さんが大事に大事に育てられたんだろうなあ。ってことを考えるようになった。私が関わらせていただく人には、みんな親御さんがいらして、できればステキな人たちと出会って幸せな人生を送ってほしいなと願って育てられたんだろうなって思うようになった。私が息子にそう祈りをかけているように。

だから、できれば、みんなにとってハッピーな仕事をしたいし、増田さんと仕事して楽しかったとか、何か面白い気づきがあったとか言われるような仕事をしたい。

 

そう思いながら仕事をしていることが関係したのかどうかはわからないけれど、今年は、仕事において今まで考えつかなかったようなことを、どんどん形にできたと思う。仕事の面でも、全くブレーキを踏むことなく、アクセル全開で働けたように思います。

 

なんだか、硬い文章になっちゃったけれど、

今日、年末最後の保育園にお迎えにいって、毎日(驚くほど)変わらぬ保育士さんたちの笑顔と「また来年ね!」という言葉を聞きながら、しみじみ、子育てしながら仕事させてもらっているのって、ほんと幸せだなあーと感じたので、書いてみました。

 

いい一年であったことよ。

 

追伸

もし「東京で子育てしながら働くこと」にもっと興味のある方は、以前書いたこのエントリー「子どもを預けて働くということ。ぶっちゃけいくらかかるのかとか」も是非ご覧ください。


カテゴリ:Thinking

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