2009.06.11 Thu

かたかたかたかた考える考える なんで売れるの? なんで新しいと思うの? 

先日、高校時代の男子テニス部のキャプテンと飲んでたら(私は女子テニス部のキャプテンだった)「ゆみさんの頭から、常に、かたかたかた考えている音がする」と言われました(笑)。

 

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ちなみに、母校のテニス部は男女ともにインターハイにいくような学校だったので、お互い、高校時代は超体育会系でした。彼はめっちゃ頭のいい大学にいき、海外で博士号もとったエリートですが私は、勉強というよりも、やたら妄想ばかりに頭を使っている子でした。

 

昔っから、「考える」という行為が大好きだった。

 

テニスだって、実際練習している時間よりも「何を練習したら効率的か」ってことを考えてる時間のほうが長かったと思う。

テレビの会社に入った時も「考えることが金になるような職業につきたい」って面接でいって入社させてもらった。

 

そうおもうと、今の仕事もまんまだなー。なにせ、ものごとの理由を考えるのが好き。

 

トレンドのヘアデザインには(個人的には)あんまし興味ないけど

 

なんでこのデザインが売れるのか、とか、どうしてこのデザインが新しく感じるのか、とか、あのサロンとあのサロンは一見似ているけれどどうして、こっちのサロンのほうがこんなに繁盛してるんだろうとか、あの人はイケテルって、世の中では思われているけれど、私は全然そう思わないのはなんでだろうかとか

 

 

原稿書くのは苦手だし、あんまし好きじゃないけれど

 

人に伝わる言葉ってなんだろうとか? なんでこの表現がウケるんだろうとか、もっとはやく原稿を秒殺できる方法はないんだろうかとか、売れてるライターの法則はなんだろうかとか、そういうことを考えるのは好き。

 

まあ、とにかく、いつもいつも考えては仮説をたて、仮説をたてては試し、説を補強しては試し、ってことを毎日やってます。

 

 

そういえば、前に、台湾の高雄の海岸で、印象的な風景にであったとき、MINXの長崎さんと話をしたことがある。長崎さんは、カメラのように、目に見える映像を記憶に画像として焼き付ける というような話をし、私は、目に見えた光景を頭の中に文章で書くと言った記憶があります。なので、私の頭ではいつもかたかたかたかたキーボードをたたく音がします。

 

実は、この3日ほど、ものすっごく心をひかれるできごとに立て続けに出会ったので頭から湯気が出そうなくらい、かたかたかたかたしてます。

 

打ち合わせ中も、撮影中も、本を読んでいる最中も、ずっと頭の一部分がかたかたしてます。(いろんなことを同時平行するのは得意)。この状態が続くと、いつも、39度くらいの熱が出るので、あまり頭を使いすぎないようにするために、この数日は、毎晩お酒を飲んで、頭の回転をにぶくするように調整しておりました。

 

 

心ひかれた出来事については、また今度。


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2009.05.31 Sun

カルティエクリエイション(追記しました)

 

もたもたしていたら、最終日になってしまいました
いまから行ってきます

 

・・・・

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行ってきました。
吉岡徳仁さんプロデュースのカルティエ展。

今回は、作品のバックボーンが語られ、 それぞれのピースが持つ物語とともに作品を鑑賞するという形。

Story of・・・と題された、展示でした。

それぞれの作品に宿るストーリーを感じてもらいながら鑑賞してもらう。

 

それ自体は誰でも思いつく手法だと思う。

でも、それを映像を効果的に使って読ませるというよりは見せる、 そういう演出をしたところが、さすが吉岡さんと思った次第。

個人的には、なんで、日曜日に、しかも最終日に行っちゃったかなあという後悔。

 

もっとはやくに行けばよかったよ。
人が少ないところだったら、もっともっと楽しめたと思う。

 

 

ところで

 

 

私は宝飾品にほとんど興味がないのだけれど

 

それらの過剰なまでに輝く宝飾品に宿る物語を語られると

 

そのネックレスやら、ブレスレットやらが 急に、そのストーリーに必要な輝きを有しているようにうつるから、不思議。

 

いや。

不思議でもなんでもないか。

 

なんにも説明のいらない美もあるし

言葉を得てより輝く美もある

 

 

女優のグロリア・スワンソンが購入したというブレスレットが素晴らしかった。
オスカーの授賞式で主演女優賞を逃した彼女の大粒の涙を受け止める、 そのブレスレットの映像が流れたとき
目の前のブレスの上に流れた時間の重みを感じたのです。

 

 


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2008.10.21 Tue

圧倒される(追記しました)

早よ始まらんかい 早よ始まれーと念力をかけていた展示会がやっと始まった。
吉岡徳仁の「セカンド・ネイチャー展」at 21_21デザインサイト

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もう、完全に打ちのめされました。

すごい。

このヒトと同じ時代に生きていることが心から嬉しい。

 

まず会場に入ってですね、 なんじゃ、これ、このさらさらな空間。 ここは日本? っていうか、 ここはいつ? って完全に日本語崩壊してるけど。 もう、ここに今夜は泊まりたい! と思いましたね。 こんな場所にずううっっといたいと思ったのね。 もしこんなサロンがあったら、用事がなくても毎日打ち合わせに行く。絶対

そして今回の目玉企画でもある

結晶の椅子。

鳥肌がたちました。

この空気を体のすみずみまで満たしておこうと 何度、会場で深呼吸したことか。

ああ、いいもん見た・・・。

はっきり言って 相当オススメです

(追記) SOURの11月号に吉岡さんのインタビューが載っていたんだけど

 

「エコロジーやリサイクルといった 人間中心の考えではなくて もっと大きな意味での地球について考える きっかけをつくれたらと考えています」

 

とあって、 だから、ああなるか、と、
あらためておもった。

ところで、 このかた、10歳しか違わないんだなー。

師匠は倉俣史朗氏と三宅一生氏。 倉俣氏は、ミス・ブランチなどで有名なヒト。

普段、素敵だなーと感じるプロダクトデザインが 作者を調べると倉俣さんだったり、吉岡さんだったりということが多い。

美意識の伝承。


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2006.08.21 Mon

もう1回戦える

高校野球のお兄さんたちが、お兄さんじゃなくなったことに気づいたのはいつ頃だったでしょうか。 気づくと、横綱ですら、お兄さんじゃなくなっていますね。 歳をとることって偉大。
さて、37年ぶりの再試合、夏の甲子園決勝戦が終わりました。

 

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昨日、延長15回まで戦いきった選手が、 「明日また、もう一度試合ができるのがうれしい」と答えていたのが印象的でした。 そう。疲れたとか、そういうことじゃないんだよね。 最後の最後だと思っていた野球生活。 もう一試合できるということが、彼らにとっては、なによりも嬉しいんでしょうね。

 

思えば、私も、学生時代、 ソフトテニスの全国大会、個人戦決勝戦の前にひしひしと感じました。 「もう、この試合で私の3年間の部活動は終わっちゃうんだ。 終わってほしくないな。もっとやりたかったな」って。 自分が練習してきたことを、もっともっと試したくって、 だから、1試合でも多く勝ち残って、可能な限りたくさん試合がしたかった。 地区予選、支庁予選、北海道予選、全国大会とずっと勝ち続けてきたのに、 とうとうこの決勝戦で、もう全部が終わっちゃうんだ、という、どうしようもない寂しさ。   優勝祝賀会で私は。

スクリーンショット 2015-07-12 0.05.09

勝ったことの嬉しさと、終わってしまったことの寂しさを両方感じていて。 まだまだやりたいのに、もうステージがないことが、とってももどかしかった。 きっとあのときに、私は、スポーツを一生の仕事にすることを辞めたんだと思う。 技術的にだけではなく、年齢的にも、 いずれステージがなくなる、という怖さや不安から、 私は、逃げたんだと思う。

 

先日サカキ(reveレーヴの榊原さん)に 「ゆみさんは、どうしてそんなに、頑張りたがるんですか?」 って、聞かれました。

 

いい加減、酔っていたので、そのときはうまく答えられなかったんだけど、 そうそう。思い出したんだよね。
私、もっともっと戦っていたかったんだと思う。 それが今は、やっと、かなって。 試合終了のコールのない場所で戦えることがすっごく嬉しいんだと思う。
階段を1歩あがれば、今まで気づかなかった壁が、突然立ちはだかって。 そんな「ズットオワラナイ」毎日が、幸せ。 もう一回戦える。ずっと戦える。

 

これって、めっちゃ幸せ。

 

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