2012.12.03 Mon

JBCA(日本ビューティ・コーディネーター協会)全国大会 

今日はJBCA(日本ビューティ・コーディネーター協会)の第1回目の全国大会。増田はちょっとだけJBCAの2級のテキスト作りのお手伝いをさせていただいたご縁で、今日、審査員として大会を拝見させていただきました。ありがとうございます。

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本題に入るまえに、いきなり閉会式の話から。最後に本島さんがおっしゃっていた、「お客様は何を基準にヘアサロンを選ぶのか」という調査のお話。このお話は、ビューティ総研さんのこのレポートをご覧になっておっしゃったんだと思います。

 

本島さんのお話にもあったように、「ヘアサロン選びの重視点は?」という問いかけに対して、青山原宿以外のエリアのお客さまは全て、「スタッフの接客態度が良い」が1位。「カットが上手」という技術面よりも、スタッフに対する評価でサロン選びをしているということがわかっています。

 

 

「技術が良いのは当たり前」。その上で、その技術をどのようにお客様にマッチング(似合わせ)していくいか。技術以外の接客面でどのような価値をお客様に提供できるか。そんなことが、いま美容業界の課題になっているのだなあと感じるデータです。(ちなみに、青山原宿エリアでも、「カットが上手」と「スタッフの接客態度が良い」は1%の差しかない1位と2位です)

 

前にも書きましたが、お客さまは美容院に髪型「だけ」を買いにきているわけじゃない。お客さまにとって美容師さんは(美容院は)髪型「だけ」を提供してくれる存在ではなく、その方のライフスタイルや美容生活の向上をサポートする存在になってほしいと、願われているわけです。

 

そんななか、お客様と技術者を橋渡しする存在として、また、お客様の美をトータルでアドバイスする存在として注目されているのがビューティコーディネーターと聞いています。1年半前に発足したJBCAですが、既に7500人の方が試験を受験されたとか。

 

さて。今日の話です。

 

今日の大会は、ビューティコーディネーターを導入するサロンの全国一を決めるという大会。まず、エントリーされた54サロンに覆面モニターが入り第一次予選。満足度が高かった上位7サロンが、その取り組みを発表するという、全く新しい形の大会でした。

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審査員室で、宮村さんと。

おもしろかったのは、覆面調査の結果報告。リアルなお客様モニターのヘアサロン満足度は、全国平均で167.9ポイントなのに対して、ビューティコーディネーターがいるサロンの平均点は172.7ポイント。ビューティコーディネーターの存在が、お客様の満足度に関係していることがわかるという報告。しかも、満足度が高いサロンほど(モニターさんなのに)客単価が高くなるという傾向もあるそうなので、

ビューティコーディネーターの存在がお客様の満足度をあげている

→満足度の高いサロンでは客単価が高くなる

→ビューティコーディネーターの存在が、売り上げアップに貢献する

ということが実証されたデータとしても、とても興味深く拝見しました。

ちなみに、今回の大会に出場する上位7サロンの平均満足度は191.2ポイントと、とても高い満足度。

 

実際のプレゼンは、私が不勉強だったこともあり、とても驚く内容がたくさんありました。

例えばスタイリストさんと同じ人数ビューティコーディネーターがいるというALEXANDRE OF COLLORSさん。顧客の90%以上に選任ビューティコーディネーターがついているとか。

でも、そうなると当然気になるのは、サロンへの貢献度や生産性ですよね。

 

オーナーさんによっては、「ビューティコーディネーターやレセプションは非生産者。美容師が養っている」という言い方をされる方もいます。でも、今日出場された7サロンさんでは、例えば新規再来店率が2倍以上になった。店販購入率が61%に。次回予約率が62%を超えている。ヘッドスパ比率が48%……などなど。お客さまに確実にアプローチして、サロンの売り上げや再来にも大きく貢献していらっしゃる報告が続々でした。これは、私も不勉強だったので、びっくり。

 

仕事の内容も、ファーストカウンセリングはもちろん、アフターカウンセリング、次回来店までのネットを使った顧客へのアフターフォロー、商品の在庫管理や発注、スタッフの売り上げ管理、カルテ管理、商品勉強会などなど、各サロン守備範囲は異なるものの、あらゆる面でサロンにとって欠かせない存在になっているのがとてもよくわかりました。

 

今日感じたのは、やりがいと使命感を持って働いている人は、本当に美しいなあということ。そして、それはとても幸せなことだなあと感じます。人の美と健康に携わり、人にありがとうと喜ばれながら、「自分の働きで喜んでもらえた」と仕事を通して実感できること。素晴らしい職種に成長していっているのだなあと感じさせていただきました。

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第一回目の全国大会、優勝されたのは、ハピネスさん。

 

髪書房の千葉社長の講評もとても印象的でした。これからきっとビューティコーディネーターとお客さまとの間に、いろんなドラマが生まれるんだろうなあという言葉。まさに、近い未来がすぐそこに見える気がした、そんな大会でしたね

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懇親会も大盛況。この大会が、多くの関係者の皆さんにとって待ち望んだ大会であったことが感じられました。

 

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ミルボン佐藤社長のご挨拶。ビューティコーディネーターの存在は「日本のおもてなしの心」。

 

私は途中で失礼してしまいましたが、あちこちで、熱い会話がかわされていました。ダリアの高木会長の「これからは他業種との競争。美容業界一丸となって、業界自体を盛り上げていこう」というお話にもあったように、ビューティコーディネーターという存在を通して、日本の美容の価値が、どんどんあがっていくと嬉しいですね。

 

あ、そうだ。これは、プレゼンを拝聴していて感じた全くの私見なのですが、審査員の皆さんの間でもちらっと話題になったので、ちょっと書き残しておきます。

 

皆さん、せっかくの成果発表だったので、もっと、発表内容が耳に入ってきやすいプレゼンの方法も、次回の課題にされてはどうでしょう。

北風と太陽ではないですが、今回は「北風タイプ」のプレゼンが多く、熱意と気合いは伝わるのですが、マイクの音ががんがん反響し、せっかくの発表内容が耳に残りにくいという面がもったいなかったように私は思います。どなたかが「美しい立ち居振る舞い」ということをビューティーコーディネーターの条件にあげられていましたが、普段皆さんも、お客様の耳元で大声で話をすることは無いと思います。聞き取りやすい、適切な音量で、お客様に伝わりやすいお話の仕方をなさると思います。そんなビューティコーディネーターさんならではの、美しく心に残るプレゼン力を磨かれるのも、いいのではないかなあと感じました。(もちろん、元気がいいのが悪いと言っているわけではないですよー)

 

最後に、理事の皆様方、今日は大変貴重な経験をさせていただきました。小林さんや谷口さんがおっしゃっていた、BCさんの重要性。今日、目の当たりにできて「なるほど、こういうことなのかあ」と、あらためて深く感じ入りました。お声かけくださり感謝しています。ありがとうございました。

 

今日参加されたサロンさんも、来年こそ全国大会を目指すサロンさんも。NYを目指すサロンさんも。

また1年後、皆さんの「お客様への想い」がいろんな形になって結実した成果が拝見できることを楽しみにしています!!!


カテゴリ:Writing

2012.12.02 Sun

誰のための、何のためのフォト?

 

私は雑誌の撮影のとき、いつも意識しています。

「誰のための、何のためのフォトなのか」________

 

先日、ネクストリーダー3月号の取材でMAYUMIさんのところに。木曜日に名古屋で撮影をさせていただき、日曜日に東京で取材をさせていただきました。

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MAYUMIさんとはフォトって、誰に何を知らせたくてするものなのだろうという原点的な話になりました。

 

 

 

 

 

 

MAYUMIさんがフォトを始められたのは、24年前とか!!!!! 私がまだ中学生のころだー(とか書くと、怒られちゃう???笑)。当時はポラロイドで撮影していたそうです。MAYUMIさんのフォトシュートは、ある明確な特徴があるのですが、それはMAYUMIさんが、フォトを通じて訴えたいことが明確だから。

 

「何のために」フォトをするのかによって、「撮り方」も変わるんだということ。

当たり前のようで、実は、忘れがちなことです。

 

皆さんのサロンのフォトは、誰のための、何のためのフォトですか。その目的にあった撮り方をしていますか?


カテゴリ:Shooting

2012.12.01 Sat

「フォト」で、他店とどう差別化していくか

本日発売の「ネクストリーダー」(髪書房)で新連載が始まりました。タイトルは「地域密着型フォト活用法」。

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いまや「フォト戦国時代」と言っていいほどの、フォトブーム。では、その中で、どう他のお店と差を出していくのか。本当にお客様の支持をもらえる「フォト」ってどんなフォトなのか。

 

「PHOTO SHOOT LESSON」の出版から1年。この1年で、フォトを取り巻く環境は大きく変わりました。今回は、フォトの「やり方」だけではなく「あり方」にスポットをあてた新企画です。

 

 

 

 

全篇、コミック仕立てなので、読みやすい(はず)作りになっています!

 

第1回目登場いただくのは福岡のswitchさん。9人のスタイリストに(2人オーナーさんなので実質7人)、毎月200人の新規客が入るswitchさんですが、そのフォトは、他のサロンとは違った工夫がされています。何かというと、「モデルを一切使ってない!」「全員お客様(とスタッフ)のフォト」なんです。

switchの隈本さんとは、よくフォトでコラボをさせていただきますが、今回はその集大成。今月号と来月号の2回にわたって、switchさんのフォトの「あり方」と「やり方」をご紹介します。

写真は担当の大石さん。いろいろアドバイスいただきながら進めています。大石さん、ありがとうございます。次号からも頑張ります。

 

ネクストリーダーは、購入方法が特殊です。ご興味ある方は、髪書房さんにご連絡ください! このご時世、どんどん部数を伸ばしている人気専門誌だそうです。どの企画も、とても読み応えあって勉強になります。

 

PHOTO SHOOT LESSONと合わせて、是非ご覧くださいませー


カテゴリ:Shooting

2012.11.19 Mon

美容室の写真盗用についてちょっと真面目に考える

先日rivageの柏木さんの「怒り新党」というブログがアップされて、皆さんが即座に大量RTと大量いいねされていました。美容院にとって、時間をかけお金をかけ、何よりデザインと向き合って撮影した写真があっという間に盗用されるのは悲しいことだし、許しがたい事だと思います。rivageさんだけではなく、写真の盗用、まだまだいっぱいあるそうです。私が撮影に立ち合った写真でもよく報告を受けます。悲しいです。まだ読んでいない人は、柏木さんのブログ、是非読んでください!

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皆さん、柏木さんのブログやFacebookにいろんなコメントをされていて、そのほとんどは「盗用許すまじ!」だったのですが、それはもちろんのこととして、私はちょっと別の角度から、この問題を見ています。今日は、そのことを書こうと思っています。

 

その「盗用許せん!」とコメントをされていた皆さん自身は、写真の盗用、大丈夫でしょうか。 ってことです。

 

日本のヘアサロン同士のヘアスタイルの盗用はわかりやすいかもしれない。他のサロンが作った作品を、あたかも自分の作品のようにアップする。これ、もちろん、盗用です。

 

でも、どこからかコピーされた海外の広告の写真や、モデルさんの写真、画像が、掲載元を示さずにコピーで載っていたりするの、これも、(著作権フリー画像じゃないなら、相手に許可をとっていないなら)、もちろん盗用ですよ

 

 

海外の映画のワンシーンの写真、有名な広告ポスターの写真。美容師さんのブログなどでよく見ます。たまにそれを勝手にコラージュしているものも!!!! 海外の作品だからいいってものじゃありません。その写真の裏には、その作品を作ったヘアメイクさんがいます。その作品を撮影したカメラマンさんがいます。もちろん、モデルさんの肖像権もあります。

 

実は、こうして海外の写真をガンガン使用しているヘアサロンや美容師さんのブログをみた、法律の専門家の方がびっくりされていました。ヘアサロンや美容師さんのブログでのこういう写真の使い方は、かなりヤバい、とのことです。ヤバいというのは、もし「商業目的、広告目的で私の写真を使っている」と訴えられたら、数百万円から、場合によっては数千万円の肖像権侵害の損害賠償を求められる可能性がないとは言えない、とのことです。

特に、誰もが知っているような有名サロンや、ご自身が名前の通っている有名美容師さんであれば、「商業目的」と目をつけられて海外から訴えられる可能性もあるんじゃないか、ということを心配されていました。

 

皆さんは「海外のモデルさんの写真をアップするのは、ただのイメージアップ。カッコいいから」と思って、気軽にコピーしてブログに貼付けているかもしれません。

 

でも、皆さんは美容師さんです。「その作品のヘアメイクを担当したと思わせ、ブランディングに役立てた」「サロンや美容師さんのイメージアップに使われた」と言われてしまえば、商業目的と捉えられます。

 

何より(商用目的、集客目的ではなくても)人が時間をかけお金をかけデザインを考え知恵をふりしぼって撮影した作品を、何の苦労もなく盗用しているわけです。逆の立ち場だったらどうですか? 自分たちが作った作品が断りの連絡もなく、どこかのブログに載っていると考えたら……? コレ、柏木さんがおっしゃっていることと全く同じですよね。海外だから、と、気持ちがゆるくなっていませんか?

 

私は、もともとテレビ業界で働いていたので、肖像権、著作権、映像や画像の盗用で訴えられるととんでもないことになるということをたたきこまれてきました。実際に、大変な訴訟に巻き込まれそうになったこともあります。(訴えられていたら、200人近くが働く会社、ぶっとんでいたと言われました)

特に有名サロンさん、有名美容師さんは、見せしめに海外から訴えられる可能性がないとは言えないので、リスキーです。(もちろん、モラルの問題なので、訴えられなければいいってもんじゃないですが)

 

皆さんの写真の使用、大丈夫ですか? 余計なお世話ですが、心配しています。

 

 

 

 


カテゴリ:Shooting

2012.11.19 Mon

マンガで読む柿本さんのメッセージ、読んでほしいです! 

Ocappa12月号、もうチェックしてもらえましたか?

増田も取材担当させてもらっている、「マンガで読むkakimoto arms。柿本さんの物語」です。今回は、柿本さんからのメッセージがあるのですが、それが、もう、めっちゃ素敵なんです!!

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ちょっと考えてみてほしいんだよね。人間にとって一番辛い仕事って、どんな仕事だと思う? 

 

という言葉で始まる柿本さんのメッセージ、皆さんに読んでほしい!!

 

 

 

 

これから美容師になる人! 美容師疲れた人! 昔の熱い気持ちを思い出したい人! もっと盛り上がっていきたい人! 皆さん、是非読んでください。

 

 

CLARICA&STRAMAの安斎ちゃんの表紙も可愛い!!

 

 

この号は Ocappaフォトコン結果発表や、deaのちはるちゃんとswitch田中真奈美ちゃんの対談もあったりして、読み応えたっぷりですよう。


カテゴリ:Writing

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