2015.07.20 Mon

試合終了のホイッスル の、そのあとの話

夏が来るといつも思い出すことがあるんです。

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37年ぶりの再試合にもつれこんだ、2006年の甲子園の決勝戦。延長15回まで戦いきった選手が、 「明日また、もう一度試合ができるのがうれしい」と答えていたこと。
最後の最後だと思っていた野球生活なのに、思いもかけず、もう一試合できるということが、勝つとか負けるとかとぜんぜん別のところで、すごくすごおく嬉しいんだろうなって。

 

思えば、私も、学生時代、 ソフトテニスの全国大会、個人戦決勝戦の前にひしひしと感じました。

 

「もう、この試合で私の3年間の部活動は終わっちゃうんだ。 終わってほしくないな。もっとやりたかったな」って。 自分が練習してきたことを、もっともっと試したくって、 だから、1試合でも多く勝ち残って、可能な限りたくさん試合がしたかった。 地区予選、支庁予選、北海道予選、全国大会とずっと勝ち続けてきたのに、 とうとうこの決勝戦で、勝っても敗けてももう全部が終わっちゃうんだ、という、どうしようもない寂しさ。
マッチポイントが9回も動いたフルセットの決勝戦。途中停電による試合中断もあって、おそらく全国大会史上もっとも長い決勝戦だった。

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途中、何度も思った。
「ああ、まだもっと遊んでたいな」「もっとこのコートの上でプレイしてたいな」

 

 

優勝祝賀会で私は。勝ったことの嬉しさと、終わってしまったことの寂しさを両方感じていて。 まだまだやりたいのに、もうステージがないことが、とってももどかしかった。 きっとあのときに、私は、スポーツを一生の仕事にすることを辞めたんだと思う。
技術的にだけではなく、年齢的にも、 いずれステージがなくなる、という怖さや不安から、 私は、逃げた。

 

 

「あきらめたら、そこで試合終了だよ」という有名な言葉があるけれど、スポーツは、実はたとえ諦めなかったとしても、試合終了のタイミングがあるんだって、あの時知った。

 

 

私たちは、幸いなことに 芸能人じゃないし、プロのスポーツ選手でもない。 人気がなくなったら仕事をする場所すらなくなる芸能人や ある程度の年齢がきたら必ず引退しなくてないけなくなるプロのスポーツ選手じゃない。

 

私たちの仕事って、階段を1歩あがれば、今まで気づかなかった壁が、突然立ちはだかって。 必ずその先につぎの壁がある。 試合はずっと終わらない。そんな「ズットオワラナイ」毎日が、幸せ。

 

 

もう一回戦える。ずっと戦える。 試合終了のホイッスルがない場所で戦える。これって、めっちゃ幸せ。

 

 

そんなことをですね、思い出したですよ、昨日。


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2015.05.03 Sun

子どもの誕生日に思うこと

息子氏4歳の誕生日。

親になって思うのは、彼がいい大学にいくとかどんな職業につくかとか、ほんと心の底からどーでもよくって、ただただ健康で生きていてくれれば、ほんと、それだけでいいなって思います。基本、それ以外のぞんでないです。

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だけど。でも、でも。

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あと1つだけもし、何か彼に対して叶うのであれば、いい人と出会ってほしいなあと思う。

 

かっこいいでも、憧れるでも、びっくりしたでも、こんな人になりたい、でもいい。なんでもいいから、素敵な大人や先輩や友人に出会って、なんだか人生って面白そうって思ってくれたら、あとはもう、ほんとなんでもいいなって思ってます。

自分もおもろい人生送りたいなって思えるようになったら、あとは自分の頭で考えて、好きにすればいい。

 

彼が生まれてから4年間、ほんと、それしか思っていなくて。

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で、自分がそう思うようになってから、「もし、母親という存在がみな、自分の子どもに対して『いい人に出会ってほしい』と願っている存在なのだとしたら、私ももういい歳だし、できることなら誰かにとってのそういう人になろうとしよう」と思うようになりました。

 

仕事先であったアシスタントさん、セミナーでであった若いスタイリストさんたち。 そういう人たちのうち1人でも2人でもいいから、自分のおかーさんに「ねえねえ、今日、さとゆみっていうなんかやたら元気のいーおばさんがきて、なんかさ、やたら人生楽しそうだった。あんな風に楽しそうに仕事したい」って言われるような存在にな  りたいなというか、なったほうがいいなって思うようになりました。

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だって、私、息子氏が大人になったとき、そんな人にであったよって言ってくれたら、本当に嬉しいし、それだけで安心して死ねるきがする。

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自分の子どもに「人生楽しんでるいい人にであってほしい」と思うのであれば、自分がまず人生楽しんでるオトナになんなきゃなって思うのであるのです。

 

ちょっと酔っています。

 

4歳おめでとう。もう赤ちゃんじゃなくて一人前のキッズだね!

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2015.03.22 Sun

2度目来店のお客様がいちばんむずかしい

表参道近辺はレストラン激戦区だから、レベルの高いお店が多いと思うのだけれど、久しぶりに人に話したいって思うくらい、感動的に美味しくて安くて気持ちの良いお店に出会いました。

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神宮前の交差点至近で日曜のランチが1000円というところが既に破格だけれど、

2000円のコースなら前菜にスープorサラダ、パスタ、メインディッシュ、デザート、ドリンクまで。

 

しかも、というか、なにより、というか、とても凝った味がしておいしい!

いちいち全部「わ、おいしいーっ!」と声がでちゃうくらいおいしかった。

天井が高くて気持ちいいスペース。母と子どもと行ったのだけれど、子どもにも優しくしてくださいました。

 

こういうお店に出会うと、私は結構立て続けに通うタイプなので、またすぐに行くと思います。

そう思いながらも、実は2回目の訪店って、いつもドキドキする。

 

と、言うのも

 

1度目に感動的に良かったと思うお店って

予期せず美味しかった、とか

予期せず安かった、とか

予期せず雰囲気も良かった、とか

そのお店を知らなかったからこそ「思いがけず期待を上回る」ってことが起こりやすい。

 

 

でも2度目にそのお店に行く時は、そもそも期待値が高い状態で

美味しいはず

安いはず

雰囲気もいいはず

と、無駄にハードルが高くなってるから、「もう一回行った時に、またいいなって思えるかな?」というのは、客側としてもドキドキなんです。

 

 

お店側にとっても、2度目のお客様って難しいのではないでしょうか。

大学時代、同じお店で4年間バイトしていた経験からすると、2度目来店のお客様の接客ががいちばん緊張する。

1度目絶賛してくれたお客様が、2度目の来店以降再来されないケースってとても多いし、逆に3回来てくださったら、何度も来てくださるお客様が多かったから。

ちなみに、サロンさんでは3回目失客の話をよく伺いますが、実は、データを見ると、それより一回前の、2度目失客の割合は相当高いです。

 

さて、このお店、

次お邪魔するとき、もっと気にいることができたらいいなあ。と、思ってます。

お気に入りのお店やサロンがある人生って、2倍楽しい!

 

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リピートしたいお店で感じる好感触

 

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2015.02.09 Mon

「輝いている女性美容師さん」ってどんな人たちだろう

先月のことだけれど、立て続けに、たっくさんの女性美容師さんたちにお会いする機会がありました。

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ひとつは、念願だった、ママ美容師さんランチ会!

 

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月曜のお昼に、13人ものママ美容師さんが集まってくれました。 多くの人は、20代の頃から知っている人たち。みんな、綺麗なママばっかりで、ほんとキラキラしてた。

 

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Facebookではおなじみのお子さんたちだったので、意外とはじめまして感なかったw

 

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産む前にいろんな話をしたerikoちゃんや、まだ産休中の田村ちゃん。

 

KENJEグループからも、おなじみの2人がきてくれたよ。

 

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2人をお誘いしたら、オーナーさんから2人とも次世代の子供たちのための大切な母親です。縁をくださってありがとうございます」というメッセージが届いていた。

 

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プレママもいたし、お誘いしたらまだ新生児の方や、いままさに出産間近の人たちもいたから、この会は、継続的に続けていきたい。 みんな、各サロンの取り組みなど、いろんな情報交換ができたみたいで、よかったな。

 

 

そして、その次の日には、シュワルツコフさんの製品発表会で、女性限定セミナー。私は、3人のパネルディスカッションのファシリテーターをさせていただきました。

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これもまた、20代の頃からお世話になっている、BEAUTRIUMの前田さん、deaの角さん、FLOWERSの浦ちゃんという、美容業界、トップランナーの皆さん。

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会場も全員女性。スタッフの皆さんも全員女性。

 

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ちょうどこの日は角さんの40歳前夜ということで、みんなでお誕生日おめでとうのケーキを。

 

 

この2日間でお会いした女性美容師さんたちに対して、アンケートやコメントで「キラキラしてる」とか「輝いていた」というメッセージがたくさん届いていたのだけれど

この「輝いている」という言葉を、もう少し、考えてみた。

 

私自身が、「輝いている」と言われる彼女たちの共通点だと思うことは、みんな強く美しくしなやかだなあということ。

 

 

一言で言うと 「誰のせいにもせず、誰の手にも委ねず、自分の手で自分の人生を切り開いている」人たちだなーって思う。

 

彼女たちは絶対に「お店のせい」とか「先輩のせい」とか「旦那のせい」って言わない。つまり人として、「自立している」っていうことなんだと思う。

 

 

 

その、地面にしっかり足を踏みしめながら、その足の裏にいろんな軋轢や摩擦を受け入れながらも、しなやかに立って前にむかっていることが 「輝いている」というように見えるんじゃないかなって そう思ったんだよね。

 

ふと。

 

書き残しておきます。

 

 

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2015.02.05 Thu

トッププレイヤー美容師さんたちの、ここが凄い

2年前から、HAZAMA会という異業種勉強会をやっています。

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参加してくれているメンバーの方々は、私が20代のころからお世話になっている30代〜40代前半の美容師さんたちが中心で、人気サロンのオーナーさんや幹部のみなさん。

 

激戦区の表参道で、名実ともに生き残ってきた、トッププレイヤーの人たちばかりなです。

 

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で、これまでに、いろんな職種で活躍している方々に来ていただき、お話をしてもらったんですが、この勉強会を続けていて、このトッププレイヤーの人たちの共通点に気付いたんです。

 

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それは、どんな業種の人の話を聞いているときでも、自分の中で変換をして、美容業であれば・・・という思考ができる人たちであるということ。です。

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活躍している人たち同士、トップレベルまでいくと、通じ合う何かがあるようで、たとえそれが建築デザインの話であっても、書籍の装丁の話であっても、ファッションの話であっても、人材の話であっても

 

それを、自分の仕事に引き寄せて考え、ヒントを得ることができる人たちなのだということに気付いたんですよね。

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この会に来てくださった講師の方々からも、「こんなに専門的な話をしているのに、ちゃんと真髄が通じている気がする」とよく言っていただきます。

 

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なので、それがわかってから、私、講師役をしてくださる方々に、「ご自身が仕事をしていく上で気づいたことを話してください」「美容と全然関係なくていいです」「《明日すぐに役に立たない話》をしてください」「本質的なことであれば、具体的じゃなくて、抽象的な話でもいいです」と伝えています。

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つまり。

 

 

世の中のどんな情報からも、何かのヒントを得て、「自分の頭」で考えて、実行にうつす人たちなのだな、だから彼らは、トッププレイヤーなんだなあって、そう気付いたんです。

 

決して「美容業界で、このやり方をして成功したサロンがありますよ」ってことを、まんますぐに真似してきた人たちじゃないんだなあって、そう思うんです。

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ふとね、そんなことを思ったので、書き残しておきます。

 

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