2015.05.03 Sun

子どもの誕生日に思うこと

息子氏4歳の誕生日。

親になって思うのは、彼がいい大学にいくとかどんな職業につくかとか、ほんと心の底からどーでもよくって、ただただ健康で生きていてくれれば、ほんと、それだけでいいなって思います。基本、それ以外のぞんでないです。

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だけど。でも、でも。

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あと1つだけもし、何か彼に対して叶うのであれば、いい人と出会ってほしいなあと思う。

 

かっこいいでも、憧れるでも、びっくりしたでも、こんな人になりたい、でもいい。なんでもいいから、素敵な大人や先輩や友人に出会って、なんだか人生って面白そうって思ってくれたら、あとはもう、ほんとなんでもいいなって思ってます。

自分もおもろい人生送りたいなって思えるようになったら、あとは自分の頭で考えて、好きにすればいい。

 

彼が生まれてから4年間、ほんと、それしか思っていなくて。

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で、自分がそう思うようになってから、「もし、母親という存在がみな、自分の子どもに対して『いい人に出会ってほしい』と願っている存在なのだとしたら、私ももういい歳だし、できることなら誰かにとってのそういう人になろうとしよう」と思うようになりました。

 

仕事先であったアシスタントさん、セミナーでであった若いスタイリストさんたち。 そういう人たちのうち1人でも2人でもいいから、自分のおかーさんに「ねえねえ、今日、さとゆみっていうなんかやたら元気のいーおばさんがきて、なんかさ、やたら人生楽しそうだった。あんな風に楽しそうに仕事したい」って言われるような存在にな  りたいなというか、なったほうがいいなって思うようになりました。

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だって、私、息子氏が大人になったとき、そんな人にであったよって言ってくれたら、本当に嬉しいし、それだけで安心して死ねるきがする。

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自分の子どもに「人生楽しんでるいい人にであってほしい」と思うのであれば、自分がまず人生楽しんでるオトナになんなきゃなって思うのであるのです。

 

ちょっと酔っています。

 

4歳おめでとう。もう赤ちゃんじゃなくて一人前のキッズだね!

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カテゴリ:Thinking

2015.03.22 Sun

2度目来店のお客様がいちばんむずかしい

表参道近辺はレストラン激戦区だから、レベルの高いお店が多いと思うのだけれど、久しぶりに人に話したいって思うくらい、感動的に美味しくて安くて気持ちの良いお店に出会いました。

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神宮前の交差点至近で日曜のランチが1000円というところが既に破格だけれど、

2000円のコースなら前菜にスープorサラダ、パスタ、メインディッシュ、デザート、ドリンクまで。

 

しかも、というか、なにより、というか、とても凝った味がしておいしい!

いちいち全部「わ、おいしいーっ!」と声がでちゃうくらいおいしかった。

天井が高くて気持ちいいスペース。母と子どもと行ったのだけれど、子どもにも優しくしてくださいました。

 

こういうお店に出会うと、私は結構立て続けに通うタイプなので、またすぐに行くと思います。

そう思いながらも、実は2回目の訪店って、いつもドキドキする。

 

と、言うのも

 

1度目に感動的に良かったと思うお店って

予期せず美味しかった、とか

予期せず安かった、とか

予期せず雰囲気も良かった、とか

そのお店を知らなかったからこそ「思いがけず期待を上回る」ってことが起こりやすい。

 

 

でも2度目にそのお店に行く時は、そもそも期待値が高い状態で

美味しいはず

安いはず

雰囲気もいいはず

と、無駄にハードルが高くなってるから、「もう一回行った時に、またいいなって思えるかな?」というのは、客側としてもドキドキなんです。

 

 

お店側にとっても、2度目のお客様って難しいのではないでしょうか。

大学時代、同じお店で4年間バイトしていた経験からすると、2度目来店のお客様の接客ががいちばん緊張する。

1度目絶賛してくれたお客様が、2度目の来店以降再来されないケースってとても多いし、逆に3回来てくださったら、何度も来てくださるお客様が多かったから。

ちなみに、サロンさんでは3回目失客の話をよく伺いますが、実は、データを見ると、それより一回前の、2度目失客の割合は相当高いです。

 

さて、このお店、

次お邪魔するとき、もっと気にいることができたらいいなあ。と、思ってます。

お気に入りのお店やサロンがある人生って、2倍楽しい!

 

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リピートしたいお店で感じる好感触

 

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2015.02.09 Mon

「輝いている女性美容師さん」ってどんな人たちだろう

先月のことだけれど、立て続けに、たっくさんの女性美容師さんたちにお会いする機会がありました。

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ひとつは、念願だった、ママ美容師さんランチ会!

 

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月曜のお昼に、13人ものママ美容師さんが集まってくれました。 多くの人は、20代の頃から知っている人たち。みんな、綺麗なママばっかりで、ほんとキラキラしてた。

 

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Facebookではおなじみのお子さんたちだったので、意外とはじめまして感なかったw

 

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産む前にいろんな話をしたerikoちゃんや、まだ産休中の田村ちゃん。

 

KENJEグループからも、おなじみの2人がきてくれたよ。

 

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2人をお誘いしたら、オーナーさんから2人とも次世代の子供たちのための大切な母親です。縁をくださってありがとうございます」というメッセージが届いていた。

 

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プレママもいたし、お誘いしたらまだ新生児の方や、いままさに出産間近の人たちもいたから、この会は、継続的に続けていきたい。 みんな、各サロンの取り組みなど、いろんな情報交換ができたみたいで、よかったな。

 

 

そして、その次の日には、シュワルツコフさんの製品発表会で、女性限定セミナー。私は、3人のパネルディスカッションのファシリテーターをさせていただきました。

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これもまた、20代の頃からお世話になっている、BEAUTRIUMの前田さん、deaの角さん、FLOWERSの浦ちゃんという、美容業界、トップランナーの皆さん。

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会場も全員女性。スタッフの皆さんも全員女性。

 

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ちょうどこの日は角さんの40歳前夜ということで、みんなでお誕生日おめでとうのケーキを。

 

 

この2日間でお会いした女性美容師さんたちに対して、アンケートやコメントで「キラキラしてる」とか「輝いていた」というメッセージがたくさん届いていたのだけれど

この「輝いている」という言葉を、もう少し、考えてみた。

 

私自身が、「輝いている」と言われる彼女たちの共通点だと思うことは、みんな強く美しくしなやかだなあということ。

 

 

一言で言うと 「誰のせいにもせず、誰の手にも委ねず、自分の手で自分の人生を切り開いている」人たちだなーって思う。

 

彼女たちは絶対に「お店のせい」とか「先輩のせい」とか「旦那のせい」って言わない。つまり人として、「自立している」っていうことなんだと思う。

 

 

 

その、地面にしっかり足を踏みしめながら、その足の裏にいろんな軋轢や摩擦を受け入れながらも、しなやかに立って前にむかっていることが 「輝いている」というように見えるんじゃないかなって そう思ったんだよね。

 

ふと。

 

書き残しておきます。

 

 

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2015.02.05 Thu

トッププレイヤー美容師さんたちの、ここが凄い

2年前から、HAZAMA会という異業種勉強会をやっています。

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参加してくれているメンバーの方々は、私が20代のころからお世話になっている30代〜40代前半の美容師さんたちが中心で、人気サロンのオーナーさんや幹部のみなさん。

 

激戦区の表参道で、名実ともに生き残ってきた、トッププレイヤーの人たちばかりなです。

 

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で、これまでに、いろんな職種で活躍している方々に来ていただき、お話をしてもらったんですが、この勉強会を続けていて、このトッププレイヤーの人たちの共通点に気付いたんです。

 

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それは、どんな業種の人の話を聞いているときでも、自分の中で変換をして、美容業であれば・・・という思考ができる人たちであるということ。です。

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活躍している人たち同士、トップレベルまでいくと、通じ合う何かがあるようで、たとえそれが建築デザインの話であっても、書籍の装丁の話であっても、ファッションの話であっても、人材の話であっても

 

それを、自分の仕事に引き寄せて考え、ヒントを得ることができる人たちなのだということに気付いたんですよね。

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この会に来てくださった講師の方々からも、「こんなに専門的な話をしているのに、ちゃんと真髄が通じている気がする」とよく言っていただきます。

 

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なので、それがわかってから、私、講師役をしてくださる方々に、「ご自身が仕事をしていく上で気づいたことを話してください」「美容と全然関係なくていいです」「《明日すぐに役に立たない話》をしてください」「本質的なことであれば、具体的じゃなくて、抽象的な話でもいいです」と伝えています。

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つまり。

 

 

世の中のどんな情報からも、何かのヒントを得て、「自分の頭」で考えて、実行にうつす人たちなのだな、だから彼らは、トッププレイヤーなんだなあって、そう気付いたんです。

 

決して「美容業界で、このやり方をして成功したサロンがありますよ」ってことを、まんますぐに真似してきた人たちじゃないんだなあって、そう思うんです。

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ふとね、そんなことを思ったので、書き残しておきます。

 

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2015.01.12 Mon

死ぬということについて、でもまだ生きているということについて一日中考えてた

死ぬこと、老いること、病をもつこと、でもまだ今は生きていることについて、今日は一日中、考えていた。

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7年連れ添った龍之介(Mダックス・♂・11歳)の調子が悪いと聞いて、尾張一宮までお見舞いにいってきた。

点滴につながれた龍之介は、私が声をかけるとびくっと震えて、焦点があっているかあっていないかわからない目で、じっとこっちを見たような気がした。
手術の後、はじめて食べるというペットフードに食らいついていて
でも目も鼻も悪いからこぼれてしまうペットフードを、拾っては口の中に入れてあげた。

離婚したときも、ボロボロまで飲んだ後、毎晩ちゃんと家に帰れたのは、彼がいたからだし、
抱き合って寝たときはいつもあたたかかった。

今日も、包帯だらけの腕を握ったらあたたかかった。まだ、生きている。

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私には、都合、3人義母がいて、2人義父がいるんだけど

私が増田だった時代の義父が先月亡くなったので、仏壇にもお参りにいってきた。
義父とは浅草でどじょうを食べたことを覚えてる。
なんでどじょう食べたんだっけ。全然美味しくなかった。
でも、そのことばかり思い出される。

良い嫁になれなくて、あと、それからいろいろ、ごめんなさい。

 

 

 

 

車の中で、増田さんから、かつての私の上司が昨年若くして亡くなっていたことを聞いた。

すごく温厚なディレクターで、彼を怒鳴らせたのは後にも先にも私だけだったようだ。

フランスロケで、取材先のワイン蔵のおじいちゃんと2人きりにされた私は、言葉も通じず、ひたすらにワインとウォッカで乾杯していたら、酔っ払ってしまったのだ。

ロケバスの中で血を吐いたと思ったら、それは赤ワインだった。

ディレクターは「お前、何しにきたんだよ」と大声で怒鳴った。

二日酔いの頭にガンガン響いて、また吐きそうになった。

全然立つことができなかったので、タレントがホームステイするはずの家に
私がホームステイさせてもらって、フランスのお母さんに看病してもらっていた。

 
赤ワインは、それ以来苦手で、少量でも酔ってしまう。

 

 

新幹線の中、iPhoneで検索をしたら、彼が生前監督をした映画のタイトルが並んでいた。

命の火が消えても、作品は残る。

 

 

 

ふと、人は、生きている状況のほうがかなりレアケースで、有史以来死んでいる人の方が多いし、死んでいる状態のほうがデフォルトで安定しているのかもしれないと考えたりする。

 

いま、生きている状態の方が、ふつうじゃないというか、こっちのほうが、特殊な状態というか。
 
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東京に戻ってきて高層マンションを見上げると、 窓にたくさんの明かりがついていて
あの窓1つ1つに少なくても1個は命があるんだなと思うと
私1つくらいの命が頑張ろうが、頑張らなかろうが、
まあ、世の中に影響は全然ないんだろうなってことが 妙に、
ほっとするというか、安心した気持ちになる。

 

 

 

誰にも走ることは強要されていない。 走りたいと思ったときに走ればいいだけなんだ。

 

 

 

いろんな思い出がぐるぐる頭をまわって、
一杯飲みたいと思ったので
よく行くお店にお邪魔したら
シェフが泣けるほど美味しいスペシャルな前菜を作ってくれた

というか、おいしすぎて、涙が出た。

 

 

赤ワインをもらい、先輩を偲んでいたら
ちょっと体がぽかぽかしてきて
なんか、まぎれもなく、生きてるよなあって感じる。

 

 

思ったほど、赤ワインに酔わなかったのは
ソムリエの方が「佐藤さん、赤、弱いから」って、 配慮してくれたからみたいで、
これからは赤も飲めるかもしれないなって思った。

 

 

命ある時期に出会うことができたことの
天文学的な確率とについて考える。

 

交差できた線と線に想いを馳せる。
まだある命を燃やすことについてぼーっと想いを馳せる。

 

 
それから、いま抱えている原稿のある文章のはじまりを、
「しかし」ではじめるか、「ところが」ではじめるかについて考えていることに気づいて、
嫌になるくらい、現状、生きてるなあって思った。

 

 

死ぬということについて

でもまだ今のところは生きているんだよなってことについて、一日中考えていた。


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