2015.07.04 Sat

福岡発のヒット書籍【読了】『SAKI』(西本早希さん)

先日福岡のswitchにいったとき、SAKIちゃん本人から購入しました。

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「すみません、ほんとすみません。買ってもらっちゃって、ほんとすみません」って言いながらお会計してくれるSAKIちゃんは、いつも思うんだけど、東京のモデルちゃんたちみたいなギラっとしたところが全然ない。

 

 

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この本、ものすっごく売れているらしいんだけど相変わらず自然体で変わらない、マイペースのSAKIちゃんでした。

 

オーナーの隈本さんに聞いたら、毎日のように「SAKIちゃんを一目みたいという、SAKIちゃん詣で」のファンがくるのだとか。

 

 

この本を読んで、SAKIちゃんが、福岡にいる理由、それからOLさんをやめてswitchに戻ってきた理由もなんとなーくだけど、わかったような気がしました。

 

amazonでは、「内容が薄い」ってレビューがなぜか多いんだけど、いや、こういうタイプのタレントさん本の中では、むしろ最もみっちりしてるとおもう。みっちりしていて文字の級数が小さすぎるくらいだよw yellow[girls]での変遷は、とても懐かしかったです。

 

 

(本文より)
「人は人に見られることを意識するとかわいくなる説」を私は信じてるから、ブログをやってたら、キレイにしとかないと! とか かわいくいたい! とか、ある程度のラインより下に女子力が下がることはない(はず……笑)


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2015.07.03 Fri

チャックあいてますか?【読了】一番になる人(つんく♂さん)

サンマーク出版のタカトモさんのお勧めで読了。

 

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つんく♂さんといえば、今年の近畿大学の入学式で声を失ったことを、メッセージされていましたが、本を読んで最初に思ったのは、「闘病を経たつんく♂さんの本がまた読みたい」ってことでした。

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この本は「成長するために」というメッセージブックとして読むと、こんなところが刺さります。「天才じゃなくても、凡才でも、やれることってあるよね」「むしろ、凡才だからできることって意外、多いよね」ってことです。

★天才じゃなくても、凡才の中で頭一つ抜きん出るのは不可能じゃない

★天才じゃない人の技術論は人に教えることができる。人は人に教えて、ノウハウを洗練させる。

★一度一位を取ると、次に一位になる確率はすごくあがる

 

それから「稼ぐ」ということについて。

★お駄賃(人が稼いだお金から一部をもらう)と、稼ぎ(自分でお金を生み出す)は全く違う

 

この視点は、最近すごく気になっていたこととリンクしていて、それをこんなに明解な表現で書いてくださったことに感謝。

 

そしてつんく♂さんのクリエイターとしての側面からは、こんなことを学べます。ライターとして、意識したいこと。

 

★いい曲は、1枚のスナップショット。時間をずらしたり、視点をずらしたりしちゃダメ

★締め切りは、人間の力をめいっぱい引き出す装置

★神様は準備をしている人にだけ、一度チャンスをくれる

 

 

と、

 

いい話はいっぱいあったんだけれど「ズボンのチャックが開いてるよ」といったときに「ホンマかあ。ワハハ」と言える男は出世する。突っ込まれシロを残すという話が、一番記憶に残りました。

 

「ねえねえ、あの人ってどんな人?」って聞かれたときに、「チャック開いてるよって言っても、全然怒んないようなタイプ」とか「チャック開いてるよとか、絶対言えないタイプ」って、よく、言ってるなあと思いました。

 

Un amiの森内さんとか、ZACCの大野さんとか、「チャックあいてるよ」って言いやすいよねw(あいてたことはないけれど)

 

 

(文庫)一番になる人 (サンマーク文庫)

つんく♂
サンマーク出版

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2015.07.01 Wed

ポイントはスキマ時間とアウトプット。【読了】読んだら忘れない読書術(樺沢紫苑さん)

本については、2つ悩みがあります。

 

1)まず、読む時間がない。

2)次に、読んだ本の内容を覚えてない。

 

両方切実だよ。

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まずね、1)

 

書籍のライターの仕事を始めてから、本を書くために読まなきゃいけない「課題図書」というのは最低でも月に10冊はあります。それに加えて、読みたい本も、やっぱり月に10冊はあるんですよね。

それに加えて、お知り合いになった編集さんやライターさんから、献本もいただきます。これが月に5冊はあります。

 

これ、何が起こるかというと……「積ん読」になります。読みたい本がどんどん仕事部屋にたまり、はっきり言って、いまここで地震があったら、惨事になるレベル。

 

あとね、2)

 

これ、アレだよね。かつて『葉桜の季節に君を想うということ』という名作を読んだことがあるんだけれど、これ、文庫で477ページあるわけですよ。でね、忘れもしないんですが、私、この間読んだとき、450ページくらいに差し掛かったとき、はじめて。

 

「あ。これ、前に読んだことあるや」って思ったわけです。

 

 

ねえ、アホじゃない? 私ってアホじゃない??? なんで450ページも気づかないわけ? 私の読書って、なに? ざるで水すくってる感じ?

 

だから、ですね、ずばり2)についての回答を示してくれるこのタイトル、「読んだら忘れない読書術」って、私にとって、一番切実で一番必要な「術」だと思って購入。

 

 

で、結果的にいうと、これ、1)も2)も解決してくれる本だった。

 

この本読んで、4日たつのですが、すでに5冊読めている。ものすっごい原稿ラッシュ時期だったのにもかかわらず。スキマ時間活用ってすごいな。
★1週間に3回アウトプットすれば記憶に残る

★スキマ時間に絶対スマホに触らない。
★本には3つのステージがある。自分は初心者か、上級者か。そのときの自分のステージに合った本を読んだ方がいい
★同分野の本をまとめて読んだときのほうが記憶に定着する

 

そういえば、是枝監督に本を借りたとき、本が書き込みだらけでびっくりしたことがあるなあ。。。

あの読み方かああ。。。

 

というわけで。よかったです。

 

読んだら忘れない読書術

読んだら忘れない読書術

posted with amazlet at 15.07.01
樺沢紫苑
サンマーク出版

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2015.06.29 Mon

再現できる天才の作り方 【読了】自己プロデュース力(島田紳助さん)

2年前くらいにも誰かに勧められて一度読んだのだけれど、今回のほうが刺さること多かったなーと感じます。 多分、いまのほうが切実だからだろう。

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紳助さんは、言わずと知れた「天才」なんだけれど、でも、分解すると、その紳助さんの天才っぷり=「5段階中5の才能×5段階中5の努力」で仕上がっていて

後半の努力の仕方のほうは、形式知化できるってことがすごい。やはり、努力の部分って後天的に身につけているから、ロジカルで、再現性が保てるんだなって思う。これはいま読んでいるつんくさんの本でも同じ。

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★漫才を録音しまくって、売れる教科書ができてから相方を探した
★老若男女に受けるものは古くなる。一部に強烈に支持されるものを作る
★自分が真似できないものじゃなく、自分と似ている面白さをいくつも集める
★「X+Y」を考える。Xは自分、Yは時流。人の代わりができないのは「X」が自分じゃないから
★ネタじゃないと思われるためには、犯人しか知らないリアリティのある一言を付け加える
★勝てない現場では勝負しない(阪神巨人の正統感、さんまさんの華)
★うまくて失敗するより、下手でもウケるほうがいい
★ネタをパクるのではなく、システムをパクる
★知っていることが1箇所深かったら、全部詳しいと思われる
★頭で記憶したことは忘れるが、心で記憶したことは忘れない
★知識のドーナツ化を目指す。中心はみんな知っているから、周辺に詳しくなる
★道端にいい料理が落ちてることはない。落ちてるのは素材。料理しないと。
★売れるかどうかは「5段階の才能×5段階の努力」 後半はどの職業でも役に立つ
★夢が叶うということは夢を失っている。若者が優れているのは夢と時間が残っていること

 

一番、なるほどって思ったのは「システムをパクる」の部分。これは、もっと意識していきたい。

 

次に「犯人しかしらない描写の仕方」は、そのままリアリティのある原稿の書き方につながるな、って思いました。

 

で、勝てない現場で勝負しないは、まさに。最近、めっちゃ原稿がうまい正統派のライターさんたちとご一緒して、うん、やっぱ、私ここでは勝負しちゃあかんな、と思ったところ。

 

自分が商品の人たちには、すべからくおすすめの1冊です。

 

 

自己プロデュース力 (ヨシモトブックス)
島田 紳助
ワニブックス

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2015.03.11 Wed

被災地について読んで良かったなあと思った本、5選

この1年間で読んだ被災地や復興支援に関わる本の中でも、この本、良かったなあと思った5冊をご紹介します。

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まず、最初に読んだの、これです。

「Googleの72時間」

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読んでるうちに涙がとまらなくなってきて、電車の中で大変なことになりました。震災発生から、日本にいたGoogleのメンバー、そして海外にいたGoogleのメンバーがどのように動き、どのようなサービスが次々立ち上がり、どのような形でボランティアを巻き込んでいったか。とてつもない迫力でせまってくるドキュメントでした。

おそらくものすごくたくさんの人に取材されたであろうに、全員の名前を覚えてしまいそうなくらい、声が聞こえてきそうなくらい、肉付けされた描写と臨場感がぐぐっと迫ってくる1冊でした。

 

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こちらは、Googleのともみんが、石巻製紙工場の横を運転してくれた時に、話してくれた本。「紙つなげ!」

恥ずかしながら、出版業界の仕事をしているのにもかかわらず、自分が担当した雑誌や書籍の紙がどこからきているのかって、知りませんでした。ただ、2011年3月15日発売予定だった「カットだけヘアカタログ」の第一弾(11刷りまでのびた伝説のヘアカタです)のために確保してもらっていた紙が、震災で全部流されたため、発売が3月31日まで延期になったことは鮮烈に覚えています。

当時、「いま、ヘアカタなんて出している場合なんだろうか」という議論もあったのですが、そのような葛藤の末、やはり出版活動をやめないという選択をした背後には、日本の出版業界と、日本製紙石巻工場のこういった物語があったのだと、初めて知りました。

 

 

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こちらは、YAHOO!長谷川さんの著書。長谷川さんの連載は、東洋経済オンラインでも読めるのですが、この本には、ウェブの連載をベースにしているものの、新規で書き足された原稿や、幹部の方々へのインタビューもあって、充実しています。正直、これを読んで、私はYAHOOが好きになりました。なんだか、すごく風通し良さそう。

東洋経済オンラインの方にしかなかったエピソードにも、長谷川さんのリアルタイムの生の声が反映されていて、どちらも合わせて読みたいところです。

これからの時代は、仕事ができる人ほど、地方の海や山で自然の中で、パソコンを駆使して生活していくんじゃないかという文章が心に残っています。

 

 

 

 

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美容師さんにもぜひおすすめしたいのが、こちら。先日、NHKでドキュメンタリーになっていたから、ご覧になった方もいるかもです。山田町のりんご産業を立て直した岩佐さんのお話です。

ただ、街を救うだけじゃなくて、若者の憧れの職業になるように、かっこよく、おしゃれに農業しよう! というところが、とても共感できました。

東京で活躍していた若きIT社長が、被災地に戻ってしたこと。「経営とは社会に資すること(社会のためになること)を出発点にしなくてはいけない」というメッセージも響きました。

 

99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る
岩佐 大輝
ダイヤモンド社

 

最後は、「知ろうとすること」

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ご存知、糸井重里さんと、早野龍五さんの共著です。

震災直後、原発の危機が伝えられた時、私は、早野さんのTweetを手がかりに生きていたといっても過言ではありません。東京に住み続けることを決めたのも、早野さんのtweetとそれを拡散する糸井さんの話をひとつひとつ、大事に聞いていたからです。

原発のことを、科学的に、冷静に知ろうとすること。これは、1人でも多くの人に、とにかく読んでほしい1冊です。

 

知ろうとすること。 (新潮文庫)
早野 龍五 糸井 重里
新潮社 (2014-09-27)

それと、本日発売になった、被災地で4年間復興コーディネーターとして活躍している藤沢烈さんの書籍も。
この書籍に対しての想いはここにこめました

 


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