2015.07.07 Tue

21世紀に社員が社長に読んでほしい本NO.1 【読了】「シンプルに考える」(森川亮さん)

例えば松下幸之助さんや、稲盛和夫さんの本が、経営者のバイブルとして読み継がれているように、これからの時代の経営者の人たちにとっては、この本が、それになるのかもしれないって思いました。

 

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LINE元CEOの森川さんの「シンプルに考える」

 

その経営の方法は一見型破りのように見えますが、理由を聞くとすべて理にかなっていて、そのとおりと思わされます。無理がなく、無駄がなく、たしかに、シンプルに考えたらそうなるんだなあと、すっと納得できるんです(それが、一見非常識のように見えても)

 

この本の骨子は、つきつめると、2点。

 

まず1点めは、あとがきにかかれていた言葉に集約されると思います。

 

高い技術と情熱をもつ社員たちが、のびのびと能力を発揮できる環境を整える。そして、彼らを徹底的にエンパワメントする。(中略)僕は彼らに合わせて会社を変えてきただけ、と言っても過言ではありません。(あとがきより)

 

 

この本の中で森川さんは、何度も何度もLINEの社員のことを「すごい人達」と書いています。

森川さんが尽力されたのは

つまり、すごい人に合わせた環境を作ること。

 

 

 

以前、LINE時代の森川さんと、広報だった田端さんがプレゼンされる場で話を聞いたことがあります。

森川さんは、とてもおっとりとお話される方で、後から登壇された田端さんのマシンガントークに比べると、なんだかあっさりしていたような気がしていたのですが、今だったら、あのあっさり感の理由がわかるような気がします。

 

森川さんは「すごい人達」が働きやすいように場を整えることを一番のしごとだと考えていて「自分が目立つこと」や「リーダーシップをみせつけること」に、全然重きを置いてないんだなと、思うわけです。

 

例えば、今まで取材させていただいた美容業界の例で言うと、

「動物園経営じゃなくて、サファリパークの経営」と言ったswichさんや
「メジャーに影響を与えるインディーズであれ」と言ったVeLO & veticaさんや
ポジションに関係なく自分の意見を主張することを何よりも大事にするassortさんなどは

 

森川さんがやってらした経営に近いんじゃないかなあと、感じました。

 

余談ですが、assortのkenさんには、こんな連絡をしました。

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すごい人達の力を最大限引き出す方法を、森川さんは「野球ではなくサッカーのような勝負」と言っています。

野球のようにポジションが決められ、監督の指示がすみずみ行き渡り、サインで選手が動くようなスポーツじゃなくて、選手一人ひとりが一瞬の判断で動くサッカーのような勝負。つまり「現場主義」です。

 

 

そして、2点め。

 

この本ので何度も繰り返し伝えられていることのもう1点は、「社内じゃなくて、ユーザーのほうを向いて仕事をしよう」ということです。徹底したカスタマーファースト主義。

 

商品の差別化しないのも、ユーザー第一主義だから

「専門家」になっちゃいけないのも、ユーザー第一主義だから

給料をユーザーに貢献した人から高く払うのも、ユーザー第一主義だから

成功を捨てさせ自分が開発した商品チームから外させるのも、ユーザー第一主義だから

自分が正しいという人を相手にしないのも、ユーザー第一主義だから

現場に権限委譲するのも、ユーザー第一主義だから。

 

21世紀の「社員が社長に読んでほしい本」NO.1になりそう。

ものすごいスピードで変わる時代にサバイブする「これからの」経営者の方は、きっと大共感されるのではって思います。

 

シンプルに考える

シンプルに考える

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友人の田中裕子さんが構成を担当された、この対談2つも、めちゃんこ面白いです。こちらは無料で読めるので、こちらもぜひ。

【南場智子×森川亮 特別対談】 「成長したい」という人ほど、成長できない理由
【堀江貴文×森川亮 特別対談】 「ちょっとしたイノベーション」が成功のカギ!

 


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2015.07.05 Sun

なぜ女はこれほどおしゃべりなのか【読了】『ママは何でも知っている』(ヤッフェ・ジェイムズ)

kindle版でランキングに入っていたので、気分転換に1冊。

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『謎解きはディナーのあとで』のような、いわゆる安楽椅子探偵(現場にいかずに事件を解決してしまう)ものです。

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いま、男性脳と女性脳の本をしこたま読んでいるのですが

 

「なぜ女性がなぜおしゃべりで、過去のことや、親戚のことをべらべらしゃべり、しかも一見何の脈絡もないように思えるそれらの話が、どのようにして全部回収されて、事件解決への思考回路になっていくのか」

 

という視点で読むと、女性の脳梁の太さを追体験できて、とっても面白いです。ミス・マープルシリーズに通じるものがあると思う。

 

作者の名前も知らずに読んだわりにはとても面白かったので、他にも翻訳されていないか調べたのですが、この作者の方の経歴がミステリアスだった。

 

 

15歳で初めて書いた推理小説が絶賛されて、そこから15年ほどぽつぽつ執筆をして、で、30年近く沈黙し、60歳超えてからまた精力的に執筆した人らしい。30年間、なにやってたんだろう。会社勤めしてたのかな?
検索してもあまり情報が出てこないので、もしご存知の方いたら、教えて下さい。

 

 

ママは何でも知っている (ハヤカワ・ミステリ文庫)


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2015.07.04 Sat

福岡発のヒット書籍【読了】『SAKI』(西本早希さん)

先日福岡のswitchにいったとき、SAKIちゃん本人から購入しました。

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「すみません、ほんとすみません。買ってもらっちゃって、ほんとすみません」って言いながらお会計してくれるSAKIちゃんは、いつも思うんだけど、東京のモデルちゃんたちみたいなギラっとしたところが全然ない。

 

 

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この本、ものすっごく売れているらしいんだけど相変わらず自然体で変わらない、マイペースのSAKIちゃんでした。

 

オーナーの隈本さんに聞いたら、毎日のように「SAKIちゃんを一目みたいという、SAKIちゃん詣で」のファンがくるのだとか。

 

 

この本を読んで、SAKIちゃんが、福岡にいる理由、それからOLさんをやめてswitchに戻ってきた理由もなんとなーくだけど、わかったような気がしました。

 

amazonでは、「内容が薄い」ってレビューがなぜか多いんだけど、いや、こういうタイプのタレントさん本の中では、むしろ最もみっちりしてるとおもう。みっちりしていて文字の級数が小さすぎるくらいだよw yellow[girls]での変遷は、とても懐かしかったです。

 

 

(本文より)
「人は人に見られることを意識するとかわいくなる説」を私は信じてるから、ブログをやってたら、キレイにしとかないと! とか かわいくいたい! とか、ある程度のラインより下に女子力が下がることはない(はず……笑)


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2015.07.03 Fri

チャックあいてますか?【読了】一番になる人(つんく♂さん)

サンマーク出版のタカトモさんのお勧めで読了。

 

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つんく♂さんといえば、今年の近畿大学の入学式で声を失ったことを、メッセージされていましたが、本を読んで最初に思ったのは、「闘病を経たつんく♂さんの本がまた読みたい」ってことでした。

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この本は「成長するために」というメッセージブックとして読むと、こんなところが刺さります。「天才じゃなくても、凡才でも、やれることってあるよね」「むしろ、凡才だからできることって意外、多いよね」ってことです。

★天才じゃなくても、凡才の中で頭一つ抜きん出るのは不可能じゃない

★天才じゃない人の技術論は人に教えることができる。人は人に教えて、ノウハウを洗練させる。

★一度一位を取ると、次に一位になる確率はすごくあがる

 

それから「稼ぐ」ということについて。

★お駄賃(人が稼いだお金から一部をもらう)と、稼ぎ(自分でお金を生み出す)は全く違う

 

この視点は、最近すごく気になっていたこととリンクしていて、それをこんなに明解な表現で書いてくださったことに感謝。

 

そしてつんく♂さんのクリエイターとしての側面からは、こんなことを学べます。ライターとして、意識したいこと。

 

★いい曲は、1枚のスナップショット。時間をずらしたり、視点をずらしたりしちゃダメ

★締め切りは、人間の力をめいっぱい引き出す装置

★神様は準備をしている人にだけ、一度チャンスをくれる

 

 

と、

 

いい話はいっぱいあったんだけれど「ズボンのチャックが開いてるよ」といったときに「ホンマかあ。ワハハ」と言える男は出世する。突っ込まれシロを残すという話が、一番記憶に残りました。

 

「ねえねえ、あの人ってどんな人?」って聞かれたときに、「チャック開いてるよって言っても、全然怒んないようなタイプ」とか「チャック開いてるよとか、絶対言えないタイプ」って、よく、言ってるなあと思いました。

 

Un amiの森内さんとか、ZACCの大野さんとか、「チャックあいてるよ」って言いやすいよねw(あいてたことはないけれど)

 

 

(文庫)一番になる人 (サンマーク文庫)

つんく♂
サンマーク出版

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2015.07.01 Wed

ポイントはスキマ時間とアウトプット。【読了】読んだら忘れない読書術(樺沢紫苑さん)

本については、2つ悩みがあります。

 

1)まず、読む時間がない。

2)次に、読んだ本の内容を覚えてない。

 

両方切実だよ。

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まずね、1)

 

書籍のライターの仕事を始めてから、本を書くために読まなきゃいけない「課題図書」というのは最低でも月に10冊はあります。それに加えて、読みたい本も、やっぱり月に10冊はあるんですよね。

それに加えて、お知り合いになった編集さんやライターさんから、献本もいただきます。これが月に5冊はあります。

 

これ、何が起こるかというと……「積ん読」になります。読みたい本がどんどん仕事部屋にたまり、はっきり言って、いまここで地震があったら、惨事になるレベル。

 

あとね、2)

 

これ、アレだよね。かつて『葉桜の季節に君を想うということ』という名作を読んだことがあるんだけれど、これ、文庫で477ページあるわけですよ。でね、忘れもしないんですが、私、この間読んだとき、450ページくらいに差し掛かったとき、はじめて。

 

「あ。これ、前に読んだことあるや」って思ったわけです。

 

 

ねえ、アホじゃない? 私ってアホじゃない??? なんで450ページも気づかないわけ? 私の読書って、なに? ざるで水すくってる感じ?

 

だから、ですね、ずばり2)についての回答を示してくれるこのタイトル、「読んだら忘れない読書術」って、私にとって、一番切実で一番必要な「術」だと思って購入。

 

 

で、結果的にいうと、これ、1)も2)も解決してくれる本だった。

 

この本読んで、4日たつのですが、すでに5冊読めている。ものすっごい原稿ラッシュ時期だったのにもかかわらず。スキマ時間活用ってすごいな。
★1週間に3回アウトプットすれば記憶に残る

★スキマ時間に絶対スマホに触らない。
★本には3つのステージがある。自分は初心者か、上級者か。そのときの自分のステージに合った本を読んだ方がいい
★同分野の本をまとめて読んだときのほうが記憶に定着する

 

そういえば、是枝監督に本を借りたとき、本が書き込みだらけでびっくりしたことがあるなあ。。。

あの読み方かああ。。。

 

というわけで。よかったです。

 

読んだら忘れない読書術

読んだら忘れない読書術

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樺沢紫苑
サンマーク出版

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