2017.12.22 Fri

キャリアは感情優先で形成する 『突き抜ける人は感情で動く』(芦名佑介)_013

OCEAN TOKYOの中村トメ吉さんに芦名さんの名前を教えてもらって、予約していた本。

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芦名さん、元アメフトの日本代表キャプテンだし、マッチョな感じのビジネス書かと思いきや、いやマッチョではあるのだけれど、決して「倒れるまで働け」といった内容ではなく、自分の心が動くことに素直に従うのが一番パフォーマンスがよくなる、といった本で、タイトルは「感情で動く」なのだけれど、そのあたりはとても論理的に説明されている、とてもいい本でした。

 

そして、読みながら、いろいろ考えさせられた。

というのも、

この芦名さんの本に限らず
最近、読んだ本のほとんどに書かれていたことが
「好きだから頑張れる」「好きを仕事にしよう」
の一点に集約しているのは、時代だなあと感じるから。

 

例えば、このシリーズでいうと、
「SNSで夢を叶える」
「チームことだけ考えた」
「ど田舎生まれポケモンGOをつくる」
「革命のファンファーレ」
など。どれも今年出た書籍。

 

人間がやらなくてはいけない仕事が、どんどんAIに取って代わられる時代
感情を殺して行う仕事、いわゆる「感情労働」などは、真っ先になくなっていくだろうし
好きじゃない仕事につかなきゃならない理由はなくなっていくんだろうなあと、思う。

 

そんなことをつらつら考えながら読みました。

 

この本の中で、一番なるほど、と思ったのは「ほめて伸ばす」についての考察。

 

「ほめて伸ばす」の本質は、ほめると気持ちよくなって、本来の力が発揮できるということ。
ポイントは「本来の力」っていうところ。それ以上は期待するべきじゃない。

 

つまり、だいたいの人は、「本来の力」が発揮できていない
「本来の力」を発揮できない、なんらかの阻害要素を排除すれば、人は羽ばたいていくという考え方。

 

最近、いろんなところで聞くなあと思う。

 

時代のトレンドが、そう変わっていく、潮目のようなものなんだろうと思う。

 

読んでよかった。

 

★この記事もおすすめ
人は好きなことしか続けられない 『SNSで夢を叶える』(ゆうこす)
その努力は正しいか 『40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方』(葛西紀明)
「蛇口」を閉める 『京都のおばあちゃんに学んだお金の神さんに好かれる5つの知恵』(熊谷和海)
多様性はすで自社の中にある 『チームのことだけ、考えた。』(青野慶久)
わしのことを知って!! もっと!! 『監督不行届』(安野モヨコ)
明日の朝までにドングリ600個『オンエアできない! 女ADまふねこ(23)、テレビ番組作ってます』(真船佳奈)
速いのと強いのは違う 『風が強く吹いている』(三浦しをん)
「ど田舎」と「貧乏」の定義が想像の斜め右上 『ど田舎生まれ、ポケモンGOをつくる』(野村達雄)
生きる意味なんて見つけなくていい 『禅僧が教える心がラクになる生き方』(南直哉)
よそはよそ。うちはうち。『大阪のおばちゃんの人生が変わるすごい格言100』(森綾)_
お金とは信用の価値化 『革命のファンファーレ』(西野亮廣)

どう書くかよりも何を書くか『10倍速く書けるスピード文章術』(上阪徹)

 

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2017.12.15 Fri

速いのと強いのは違う 『風が強く吹いている』(三浦しをん)_006

走らなきゃ生きていけないとか

歌わなきゃ生きていけないとか

書かなきゃ生きていけないとか

 

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そういう「業」の話って、どうにもこうにも、惹かれるなあとおもう。

 

 

走るってことが、どういうことなのか、知りたいんだ。

「走る」を、そっと違う言葉に置き換えると、それ、まさに人生哉。

 

 

 

風が強く吹いている (新潮文庫)

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★この記事もおすすめ

「ど田舎」と「貧乏」の定義が想像の斜め右上 『ど田舎生まれ、ポケモンGOをつくる』(野村達雄)

生きる意味なんて見つけなくていい 『禅僧が教える心がラクになる生き方』(南直哉)

よそはよそ。うちはうち。『大阪のおばちゃんの人生が変わるすごい格言100』(森綾)_

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どう書くかよりも何を書くか 『10倍速く書ける超スピード文章術』(上阪徹)

 

 

 
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2017.12.02 Sat

私の大事な女友達と、大事な友人の娘さん全員に手渡ししたい!!「読むと心がラクになる めんどくさい女子の説明書」(山名裕子さん)

【私の大事な女友達と、大事な友人の娘さん全員に手渡ししたい!!】

全力の宣伝になります。
お手伝いさせていただいた書籍が、昨日配本になりました。
「読むと心がラクになる めんどくさい女子の説明書」(山名裕子さん・サンマーク出版)です。

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書籍というのは、出会うタイミングもあるし、その人の生きてきた時間もあるので、自分が担当させていただいた本でも、Aさんにはおすすめだけど、Bさんにはどうかなあというものは、正直あります。

 

でも、この本は、私が知っている「女子全員」にオススメしたい。全力でオススメしたい。中学生や高校生のお嬢様がいるなら、そのお嬢様にも絶対にオススメしたい。そんな本です。10代から70代まで、もれなくオススメしたい。
私がお金持ちなら、1万冊くらい購入して、知り合いの女子全員に配りたいくらいの本です。

 

 

 

なにが、そんなにオススメかというと、これ、「本気であぶないときに命を救う」本だと思うからです。

人が病むとき、悩むときって、その多くは人間関係ですよね。中でも、女性にとって、「女性とうまくやっていけるか」は、人生のQOLに関わると思うんです。

 

この本は、タイトルはちょっとセンセーショナルなのですが、臨床心理学に基づいた「女性の心を解き明かし、その対処法を学ぶ」本です。

 

女子同士のいじめに巻き込まれたとき、
嫉妬で嫌がらせを受けたとき、
女子の先輩を怒らせちゃったとき、
人の悪口ばかり言う人と付き合わなきゃいけないとき。

 

そんな時に、そのトラブルの原因と解決法を、心理学の見地からずばっと教えてくれる本です。
「精神論」じゃないです。リアルにどう解決すればいいか、明日その相手にどういう言葉をかければいいかを教えてくれる、極めて現実的な本です。

↑イラストは、過去にヘアカタでも大変お世話になった、つぼゆりちゃんです。つぼゆりちゃんの女子あるあるイラスト見てるだけでも、めっちゃ楽しいですよー。

 

 

実はこの本の取材をさせていただいているとき、私は、ある女性との人間関係がこじれにこじれて、心身ともに参っていました。私が彼女を苛立たせている理由が思い当たらず、どうしていいのかわからない上に、ほうぼうで悪口を言われ、仕事にもかなりの悪影響が出ていました。こんなことは大人になってから初めてで、中学時代に下駄箱に大量のカミソリレター入っていたとき以来のパニックになりました。

でも、この本の取材の最中に山名先生がお話くださった解決法を試してみたところ、それまで何をしてもダメだった関係が、急に好転しました。マジックを見てるみたいでした。「え? それが原因だったの?」という感じでした。

 

 

この本のポイントは
「人を変えることはできない。でも自分の接し方や話し方を少し変えることで、相手の行動に変化を与えることができる」です。
だから、全部、自分発信でできることなんだけれど、確実に人生がラクになっていきます。

 

 

また、私がこの本の好きなところは、「めんどうな女子」との付き合い方を教えてくれるだけではなく、「めんどうな女としての私」との付き合い方も教えてくれる本だという部分です。

気分が不安定になったり、
理由もなく寂しくなったり、
人の成功が羨ましく思ったり、
歳をとるのが不安に感じたり。

 

そういう「女子」な部分って、多かれ少なかれ、みんな持っていると思うんですよね。そんな自分自身についても、ちゃんと取り扱い説明書を持っていたら、「ああ、いま、私はこれで落ち込んでいるんだ」とわかって、気分がぐっとラクになります。

 

 

世界各国を比べても、日本人、とくに日本の女性はもっとも自己肯定感が低い人種だと言われています。でも、この本を読んだら、自分のことをもっと愛しい存在だと思えるんじゃないかなとも思います。

 

 

あまりに推し気持ちが強くて、暑苦しくなってしまいましたが、ほんとはもっともっと語りたい!!!!

 

 

昨日配本されているので、本屋さんには明日くらいから並ぶんじゃないかなと思います。(関西、九州などは週明けだと思います)Amazonではもう買えます。

 

 

楽天ブックスでも買えますー。
こちらから


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2017.10.28 Sat

35歳を超えたとき、捨てるべきもの、残すべきもの

突然ですが、私は40歳前後くらいのタイミングで、がくっときました。なにが、がくっときたかというと、体力とか気力とか、そういうものです。疲れがとれにくくなったし、集中して原稿を書ける時間が短くなってきたし、寝ないとてきめんに体にくるようになったし、30代のときのペースではとてもじゃないけれど働けない。

でも、私は書籍ライターとしてのデビューが38歳になってから、と、めちゃくちゃ遅いので、人一番働かないと、ひとかどの仕事はできないんじゃないかって、そんな焦りもあって。

 

私はものすごく楽観的な人間だし、自分の将来に1ミリの不安も抱いたことがなかったのだけれど、突然いろんなことが一気に心もとなくなってきました。それまで毎年1つずつ歳をとるのが楽しくてしかたなかったのに、誕生日が憂鬱になってきたのもこの頃。

 

このままで、私、70歳までライター続けていけるだろうか。そんなことを考えました。

 

 

そんな、言いようのない焦りを感じていたとき。今から1年半前のことですが、イラストレーターの松尾たいこさんと、さとなおさん(佐藤尚之さん)のトークイベントに出かけ、「遅咲きでも全然いい」「むしろ遅咲きだからいい」「無理をしないのがいい」「無理をしないからいい」といった、なんかちょっと涙ぐんじゃうようなメッセージをもらいました。

↑これがそのときの写真。2016年の2月。ちょうど私が40歳の誕生日を迎える数日前のことでした。

 

松尾たいこさんは、いまとなっては日本を代表するイラストレーターさんですが、広島でOLをしたあと、32歳でイラストの勉強をしたいと思って上京。デビューは35歳という、文字通り遅咲きのイラストレーターさんです。

 

ちいさいときから体が弱く、持病持ちで(なんと、その持病が一緒だったのも、私がすごく心強く感じたひとつの理由です)、何をやってもすぐ疲れてしまうので、大好きなイラストの仕事を一生続けていくために、いろんな工夫をされているとのことで、「あああああああ!!! もう、私がいま、知りたかったことがここにある!!!!」と叫びたかったくらいの時間でした。

 

 

そんな松尾さんの人生の工夫や、考え方の真髄が1冊にまとまっているのが、この「35歳からわたしが輝くために捨てるもの」(かんき出版)です。

 

 

松尾さんは、ずっと憧れの存在で、個展にいっては遠くからそっと眺めているだけで声もかけられなかったのですが、このさとなおさんのトークイベントでお目にかかれたり、松尾さんが「女の運命は髪で変わる」を読んでくださったりがきっかけで、この書籍の編集協力をさせていただくことになりました。

 

↑ご縁をくださったさとなおさん、ありがとうございます。

 

取材中は、もうとにかく楽しかったです。

30代よりも40代、40代よりも50代、どうすればより楽しい人生にしていけるのか。

そのためには、何を捨て、何を残していけばいいのか。

 

 

正直いって、この本の制作中に私自身が松尾さんから受けた影響ははかりしません。というか、松尾さんに出会えていなかったら、私の40代は悲惨になっていたかもしれない。

 

松尾さんが「捨てるべき」と教えてくれたもの、この1年間で、私もひとつずつ手ばなしていきました。

 

例えば

・長年抱えていたコンプレックス

・人見知りであるという自分へのレッテル

・たくさんの服、たくさんの本

・心をざわっとさせる存在

・過剰な情報収集

・都会での不規則な生活

・無理をして受けるスケジュールのきつい仕事

・・・・などなどなどなど。

 

 

一方で、

・年齢や肩書きで人を判断しないこと

・プロのいうことを素直に聞くこと

などは、歳をとってもずっと持ち続けたい「残すべき」こと。

松尾さんのお話は、とても明快ですっきりしていて、伺っていても本当に気持ちがよかったです。

 

 

 

この本を作っている過程で、私が受けた一番大きな影響は、「仕事をする環境」「自分が生きていく環境」に対して、捨てるもの、残すものを決めることができたことです。

 

私は今年の夏、表参道の賃貸マンションを引き払って引越しをしました。いまは、多摩川の川沿いに住んでいます。北海道から泊まりにきた母親が「北海道よりも虫の声がうるさい」というくらい自然豊かな場所で、三食自炊して、夜は早く寝て、日中に原稿を書くといった、まっとうな生活を始めました。

 

 

自分でも驚くほど、心も体も安定して、それまでずっと飲み続けていた、いろんな薬がいらなくなったほどです。(花粉だけはひどくなりましたw)

30代までは無理やり走らせていた自分の体が、実は結構疲れていたことに気付けたのも、松尾さんのおかげです。

 

↑打ち上げにて 松尾さんとマネージャーの大西さん、編集の谷内さんと。松尾さん、いつもおしゃれで素敵なんです!

 

歳をとることに漠然とした不安を抱いていたり、なんだかこれからの人生はずっと下り坂なんじゃないかとうすら暗い気持ちになっている女性に、ぜひ読んでもらいたい本です。

私の心と体が救われたように、まだまだこれから、というか、これからこそ楽しい人生が待っている! と思う1冊だと思います。

私は本当に、本当に、出会えてよかったです。

 

35歳からわたしが輝くために捨てるもの

松尾たいこ
かんき出版

 

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そして、このときのお仕事がきっかけで、松尾さんに表紙をいただいたのが、「道を継ぐ」です。先日、3刷になりました。これも松尾さんの素敵な表紙のおかげです。ありがとうございます。

 

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2017.06.28 Wed

人の成長は、教育をする人で決まる。『教え子が成長するリーダーは何をしているのか』

私が22歳のとき、生まれて初めて書いた企画書は、「夏まゆみ先生が教える子役の育て方」という企画書でした。当時私はテレビの制作会社にいたのですが、社会人になって初めて「この人に取材したい」と思ったのが、夏まゆみ先生だったのです。

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私が人生で、もっとも熱心に観た番組は後にも先にも『ASAYAN』でした。

 

私が観ていた時代の『ASAYAN』は、モーニング娘。がデビューできるかどうかを毎週ドキュメントしていたころ。

そして、そのモーニング娘。に振り付け指導をしていたのが、夏まゆみ先生。

 

テレビで切り取られる夏先生のスパルタぶりは、一見、スポ根物語に見えたかもしれないけれど、私は、どちらかというと、とてもロジカルだと思ったし、ゴール設定がよく見えるし、「ああそうだよな、こういう人に教われば、たとえ生徒がダイヤの原石じゃなかったとしても、ダイヤばりに輝けるんだよなあ」と思いながら、その指導法を食い入って観ていました。

 

振付師という肩書きだけれど、踊りかたを教えているというよりは、踊りかたを通じて「生き方」や「生き残り方」、つまり、オンリーワンになる方法を教えているような方だなあと感じたのを覚えています。

 

そして「この人が、子どもや会社員の教育をするとしたら、どんな教育をされるのだろう」と思って書いたのが、22歳のときに書いた企画書の原点でした。

 

私が夏先生の指導に惹かれた理由は、

まずその教育が行き当たりばったりではなく、何かのルールに沿って行われているように見えたこと(だから、他の人にも応用可能だと思った)

 

そしてなにより「エリートをよりエリートにする指導、ではなく、普通の子をエリートにする指導法」だと思ったこと

 

です。

 

私、世の中の教育には、2つあると思うんです。
・すでに花開いている素晴らしい才能を極限まで美しく咲かせる教育

・才能なんかあるんだかないんだかわからない人の力量をその人の限界まで伸ばす教育
と。

 

言い換えれば
・センスや身体能力の高い人の才能を世界的レベルまで押し上げる教育

・普通の人をセンスや身体能力の高い人と戦えるレベルまで押し上げる教育
と。

 

もっとわかりやすく言えば
・BクラスやCクラスの人をAAクラスにする教育じゃなくて
・Zクラスの人をBクラスやAクラスくらいまで押し上げる教育
の違い。

 

で、私は自分に才能がないタイプなので、圧倒的に後者を提供してくれる指導者に惹かれるわけです。

 

 

たとえば、うちの父がそうでした。

私の父は、ジュニアのソフトテニス指導者として秀でた人で、北海道の田舎の60キロある肥満の小学生や、100メートル走20秒もかかる運動オンチの中学生(私のことです)を、2〜3年で全国優勝できるくらいまでに仕上げてしまう人でした。

1年の3分の1は雪でテニスコートが使えない北海道の片田舎の初心者の小学生や中学生を、次々全国優勝させていく様子を小さいころから見ていたので(たしか教え子の全国優勝回数は16回だったと思う)

人の能力って(スポーツみたいな身体能力が必要な分野でさえ)、指導者次第なんだなあということを、私は残酷すぎるほど「事実」として捉えていました。

 

「人の成長は、教育をする人で決まる」

 

幼いころから、そう思っていたので、夏先生の指導をテレビで見たとき、(めっちゃ僭越なのですが)「あ、すごい指導者の人って、やっぱり、どんなレベルの人の力も限界まで引き出せるんだー。みんな同じなんだなー」って思ったんですよね。

 

 

だって、アイドルって、基本的には顔やスタイルといった見た目を重視して集められてきているわけですよね。

ダンスが下手な子もいるし、ぶっちゃけオンチな子もいるし、頭の悪い子もいるし、家庭環境が複雑な子も、メンタルが弱い子もいる。
ハーバードの生徒を教えるのとは、わけが違うわけなんですよ。

 

でも、そういう子たちが、夏先生の手にかかると、みんな「一流」になっていく。

 

生まれつき才能がある子じゃなくても、夏先生に教えられることでどんどん成長していって、気づけば夏先生に教えられていない生まれつき才能のある子と同じステージに並んじゃったりするわけで。これって、ほんと教育者の一番すごいレベルの話だと思うのです。

そして、ここが大事なんだけど、その教育法(つまり、普通の人を一流に育てること)が、世の中の多くの人が一番知りたい教育法だと思うんです。

 

 

私がテレビ制作会社に就職して最初に出したその夏先生の企画(「夏まゆみ先生が教える子役の育て方」)は「『ASAYAN』のパクリかよ」「新人なんだから、もっとオリジナリティのある企画を考えろ」「お前みたいな自分の頭で企画を考えられないやつが入社してくるような会社になったのが情けない」と、もう、ボロクソに言われたわけですが、

 

今だったら、言える。というか、説明できる。

 

違うよ、パクリじゃねーよ。
夏先生の普遍的な教育論を、番組にしたいと言ったんだよ。あの指導法は、ダンスだけじゃなくて子育てにも、会社での社員教育にも、絶対応用可能なんだってば!!!!!

 

(でも、22歳のときは、それがうまく言語化できなかったんだ。悔しいことに!)

 

 

そして、ここからが本題ですが、(おい、長ーよって思った方、もうすぐ終わるので、もうちょっと読んで)

 

そう

 

やっと!!!! やっと!!!!!!!!!!
出たよ、出ましたよ。
夏先生の教育論!

『教え子が成長するリーダーは何をしているのか』

 

思わずamazonで予約購入しちゃったよ、そして、一気に読んだよーーー!!

そして思った!私が読みたかった本は、これだったんだよーーーーーって。

 

発売後即購入していた、夏先生初のビジネス書、『エースと呼ばれる人は何をしているのか』もよかったんだけど、私が読みたかったのは断然こっち!! 自分の育てかたじゃなくて、人の育てかた!!

 

才能なんかあるんだかないんだかわからない人の力量をその人の限界まで伸ばすこと
普通の人をセンスや身体能力の高い人と戦えるレベルまで押し上げること
Zクラスの人をBクラスやAクラスくらいまで押し上げること。

 

 

この本、その方法が、かーなーりー具体的に、そしてあるところは抽象的に(こっちのほうが実は大事)書かれています。

・褒めて伸ばすべきか、叱って伸ばすべきか

・叱るべきタイミングの見極めかた

・一人のとき、大勢のときの声の掛け方の違い

 

などなど、

夏先生ならではの、一人一人の個性を伸ばしながら、全体をレベルアップしていく方法。
これって、「人そのもの」を育てなくてはいけない、美容業界の教育に、すごくあってると思います。

 

久しぶりに、心のそこから美容師のみなさんに全力でおすすめしたい本です。

 

後輩が一人でもできたら読んでほしい。

シャンプーを教えなきゃいけない立場になったら読んでほしい!

店長になったら読んでほしい!

オーナーさんにはもう絶対絶対読んでほしい

 

とくに81ページと122ページが私は好きでした。

 

『教え子が成長するリーダーは何をしているのか』
もし読んだ美容師さんがいらしたら、教育に関してめっちゃ語りましょーーーねーーーー!

 

あと、メーカーさん、ディーラーさん、どこかで夏先生の美容師さん向けの講演、企画してほしいですー。

美容業界の教育にとって、宝の山みたいな話が、ざっくざっく聞けると思います。そのときは、私、絶対に聞きに行く!!!!

 

というわけで、さとゆみでした。

 

追伸:あ、ちなみに、教える側に一流の教え方があるように、教えられる側にも教えられ上手になる技術があると思っています。が、この話は、また今度。

 

教え子が成長するリーダーは何をしているのか
エースと呼ばれる人は何をしているのか
夏 まゆみ
サンマーク出版

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