2017.04.03 Mon

「いい本の定義」について考えてみた

「いい本の定義」について考えてみたい。

 

と、突然思ったのは、「女の運命は髪で変わる」と「道を継ぐ」に寄せていただく感想を見ていると、たくさんの人が、「自分にとっての『いい本』の定義」をしていることに気づいたからです。

 

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例えばある人は
「本を読んだ後に、行動を起こさせる本がいい本」として、「女の運命は髪で変わる」は、美容院に予約したり、髪のスタイリングに気合を入れるようになったりする、行動を促すところがいいと書いてくれていた。

ある人は、「本を読み終えて、パタンと閉じた時に、ああ、このタイトルと装丁しかないなと思った時がいい本」と言っていて、「道を継ぐ」のタイトルと装丁を褒めてくださった。

ある人は、「ああ、私が思っていたことは、言葉にするとこういうことだった」と思える本がいい本だというし

ある人は、「その本を間にして、誰かとずっと語り合える本がいい本」と言った。

人それぞれにいい本の定義があって、それをみんな語っているのを知るのが楽しい。

 

私自身は、というと。

 

私にとって、「本を読む」という行為は、どこか遠いところにポーンと投げられたボールをひろいにいくようなものです。
ボールを拾いに行く間に、今まで見たことがなかった景色を見たり、それまで忘れていた記憶を思い出したりすることが、読書の楽しさだなって、思う。

だから、私にとっていい本は、たいてい読んでいて時間がかかる本。本の内容と全然違うことを考えてる時間が長い本。たくさんの旅をさせてくれる本。
なので、いい本だなって思った本ほど、内容を全然覚えてなくて、その時考えたことだけを覚えてる。
そして、内容を全然覚えてないので、何度読んでも新鮮だったりする。

 

 

あなたにとって「いい本」って、どんな本ですか?
この2冊も、誰かにとって「いい本」になったらいいなあと願いながら書きました。

女の運命は髪で変わる

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道を継ぐ

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カテゴリ:Reading

2017.01.04 Wed

「ヒットの崩壊」で知る「過去売れたもの」と「今売れているもの」

「ものづくりに関わる人ならこの本は必読」と、いろんな人が書いていたのは横目で見ていました。少なくても10人くらいの知り合いが絶賛していた。私も、SONY福田さんのオーガニックリーチを受けてやっと手をつけました。年始に読んでおいてよかったと思った1冊です。

 

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「今まで売れてきたもの」と「今、売れているもの」の系譜をていねいに紐解いてくれているので、そこにぼんやり道筋が見え、その道筋の続く先をふんわり予見できるような気持ちになる。

 

たとえば、カリスマ美容師ブームはもう一度くるか? ということなども、これを読めば、自分なりの理論を立てて答えを導き出せると思う。

 

以下、箇条書きですが、気になったワードを書き残しておきます。

 

●改めて納得したのは以下のことがら。このあたりは、ここ10年くらいのコンテンツ制作の鍵を握っているワードだと思う。

 

 

・「音楽業界は苦しい、CDが売れない」と言われているけれど、「音楽を体験する」ことに対する熱狂は決して目減りしていない。

 

・テレビに出たり大量の広告投下をしないと売れなかった時代に比べ、むしろ、現在のほうがアーティストにとっては健全な競争、活動をしやすい。実際に活動年数が長い歌手が増えてきている(一発屋が減っている)。

 

・体験はコピーできない。コピーできないことこそ、価値を持つ。ライブ、フェスの興行収入は右肩上がり。他にも Abema ではフェスの配信が最も観られた。生放送番組の視聴率の高さなども「同時体験」に基づく。

 

・ロングテールとモンスターヘッドの二極化時代になった。ニッチの時代は、結局こなかった。(情報が細分化されるほど、売れるものと売れないものの差は激しくなる。詳しくは「ブロックバスター戦略」)

 

・100万の作り方の変化。100万✕1ではなく、10万✕10、20万✕5で100万を作る。クラス全員ではなく、クラスの端にいる尖った子に届けることで、伝播していくルート。

 

 

 

●本筋とは別に、なるほどと気付かされたこと(備忘録)

 

・かつてのヒット曲は、ドラマの主題歌として知られ、オリコンランキングで上位に入って話題になり、ラジオやテレビで繰り返し聞かされた「刷り込みのヒット」だった。

 

・曲のランキング、書籍のランキングではなく、「人間のランキング」に人は熱狂する。

 

・歌は、聴くから広がるのではなく、歌うから広がる。

 

 

●本を読んで考えたこと。

・消滅したと言われた「お茶の間」が、むしろ拡張して力を持ち始めている。みんなで一緒に同じテレビ番組を観てTwitterで感想をつぶやきあうといった、「張り出したお茶の間」がむしろ可視化されてきている。

 

・ヒットは作り手側が作る時代ではない。

 

・SNS時代は、「脅威の新人」が埋もれにくい一方、既に力のある人がより強い力を持ちやすい。下剋上はそれなりに難しい。

 

 

 

 

ヒットの崩壊 (講談社現代新書)
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カテゴリ:Reading

2016.06.13 Mon

美容師さんにおすすめの2冊 

今日は、美容師さんにおすすめの2冊をご紹介します。

 

柊木りおんさんの『「嫉妬する女はブスになる」問題』と

キャッスルロック・パートナーズの『社会保険の教科書』

 

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柊さんは、先日、美容師さんの異業種勉強会の「HAZAMA会」にも来てくださって「怒り」「嫉妬」「不安」の感情コントロールの方法を教えてくれました。

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HAZAMA会が終わった後は「スタッフの叱り方が間違ってることの気づいた」「自分がカチンとくるケースはいつも同じだとわかった」などと、みんなものすごく気づきがあったようです。

その、柊さんの「ジェラシーマネジメント」本。

 

「嫉妬する女はブスになる」問題。

 

「嫉妬する女はブスになる」問題
サンマーク出版 (2016-05-30)

 

誰かに嫉妬してしまう人の心の中では何が起こっているのか、そしてその嫉妬心はどうやったらコントロールできるのか、についてかかれています。

 

美容業界は、「売上」で順番がついてしまったり、雑誌に出れる人出れない人がいたり、サロンではSNSを頑張れと言われるけれど、フォロワーやアクセスでかなわない人は必ずいる。

どこかのタイミングで自分と人との違いに折り合いをつけなくてはいけないわけです。心がざわざわするときに、「嫉妬」のメカニズムを知っていたら、心を傷めずに対処できるかもしれない。

 

ちなみに、「怒り」のコントロールでいうと、柊さんのこちらの本もおすすめです。

 

私自身は、「嫉妬」という感情は昔からあまりなくて、どっちかというと、「怒り」をエネルギーにして生きてるところがあったから、この本はとても響きました。

 

 

 

もう1冊は、美容師さんというより、サロンのオーナーさんに読んでいただきたい1冊。

 

いちばんわかる!  トクする!  社会保険の教科書
キャッスルロック・パートナーズ
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 4,240

「社会保険の教科書」です。

社会保険の加入率は、美容業界がとくに低いことが知られているのですが、マイナンバー制度がスタートしたことにより、「知らなかった」「できない」では、済まされない指導が入っています。

 

でも、社会保険に関して、いまさら聞けない初歩的なことっていっぱいありますよね。そんな基礎の基礎から教えてくれる本です。
はじめにの1行めに「小さな会社の経営者に向けて書かれています」とあるように、スタッフさんの人数が10人以下のサロンさんにはとくに役立つ内容だと思います。
「教科書」といっても、全然難しくなくて、ストーリー形式で話が進むから、すいすい頭に入ってきます。

 

私自身もこういったことにめっちゃうとくて、めんどーーーーって思うタイプなのですが、この本は漫画を読んでいるように理解しやすいですよー。

 

「やらねばならないこと」だけが書いてあるわけじゃなくて、「これやるとお得」って情報もあるので、それもチェックしてみてください。

 

 

これから社保について知りたいオーナーさんには、絶対おすすめできる1冊。

 

一生美容業界で働きたいと思ってくれているスタッフさんに損をさせないためにも、みなさんのサロンを守っていくためにも、社保のこと、ぜひチェックしてみてください!

 

 

 

余力があれば「女の運命は髪で変わる」も、ぜひ一緒に(笑)

 

 

 

 

女の運命は髪で変わる
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#女の運命は髪で変わる
 

 

 


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2016.02.12 Fri

保育園や幼稚園にお子さんを預けているママに全力でおすすめしたい。【読了】「保育士は体育会系!」

ほんとうに、ほんとうに、心の底から、読んで良かったと思った1冊。
保育園や幼稚園にお子さんを預けているママ、全員におすすめしたい。

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スクリーンショット 2016-02-12 16.37.16

 

わたくしごとです。

 

2012年の4月1日。
入園式にいったとき、先生方全員が、初めて会う息子を名前で呼んでくれて感動した。
新入生は25人もいたのに、全員の名前(そしてパパとママの顔)を暗記しているんだっておもって、
そのために費やした時間に頭を下げたくなる気持ちでした。

 

「昨日はよく眠れてましたか?」と聞いてくれたとき
ああ、うちの子の体調のことを考えてくれる人が、この世界中で身内以外にできたんだって、
なんだか肩の力がへなへなって抜けて、それだけで涙がこぼれました。

 

NYに連れて行き、10日間べったり過ごしたあとは赤ちゃんがえりしちゃって
「保育園に行きたくないって泣くんです」と先生に相談したら
先生、2人とも涙ぐんで、「お母さん、ごめんなさい。私たちも頑張りますね」って言ってくれた。
そんなこと言っちゃってごめんなさいとおもったし、でも、こんな先生たちにみてもらえて本当に幸せだなって思いました。

 

取材がのびた出張帰り、品川からタクシー飛ばしてギリギリ駆け込んだときも
遅くなったことを責めるでもなく「お母さん、寝てますか? 身体気をつけてくださいね」と声をかけてくれ、
私たち親子は、保育士さんたちにどれだけ心も身体も救われただろうなって思います。

 

 

保育士さんは、ほんとうに心から尊い仕事だと私は思っていて、
できれば先生たちが仕事がしやすいような母親でいたいな、と思う。
この本を読んで、彼/彼女たちが、日常や考えていることを知れて
その思いはますます強くなっています。

 

先生とうまくいかないとか、尊敬できないとか、ひょっとしたらいろいろあるかもしれないけれど
でも先に先生のことを愛することができてそれを伝えることができたら多分、きっと、もっと先生も仕事しやすいんだろうなあって。

 

 

今日もこれから延長保育のお迎えに行くわけですが
先生、いつもありがとうって、ちゃんと言葉にだして伝えようと思います。

 

 

ちょう、いい本でした。
いままで妊娠&出産祝いはいつも「ママテン」だったのですが、
今度から、保活予定のママにはこの本にしよう。

 

保育士は体育会系!

保育士は体育会系!

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河原ちょっと
サンマーク出版

子どもを預けて働くということ。ぶっちゃけいくらかかるかとか
お腹の中にいたときの記憶


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2015.09.04 Fri

【読了】『社内プレゼンの資料作成術』(前田鎌利さん)

これはすごかったーー!!!!!

20代美女なのにおっさんなライター友達、田中 裕子さんが構成を担当されたと伺い、ポチって読了。
予約だけで重版がかかり、発売3日で2万部超えという脅威の人気の理由がわかりました。

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これだけ読めば、本当にプレゼンについて全部わかる!!

「決定版」という言葉が、こんなにふさわしい本もないんじゃないかというくらい。

あらゆる角度からプレゼンの成功率を高める手立てが、ロジカルな説明と、実際のスライドいっぱいで説明されています。

 

 

満足度120パーセント!
社内資料プレゼンの極意だけれど、私のセミナー資料も、これで2倍良くなると思う!!

何回も読み返しながら、チェックしていく本になるんじゃないかなあ。

 

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それから、この本のとおりにプレゼンを作っていくと「そもそもプレゼンするほどいい案じゃなかった」ということもチェックできると思いました。

 

つまり、これにまとめられないくらいだったら、多分、そもそも決裁通るような案じゃないというか……。

セルフチェックにも役立つ本だなあと思いました。

 

 

美容メーカーの商品開発担当の方とか、マーケティング担当の方とか、絶対イイと思います。

 

 

ご担当者さま。次は、社外プレゼンやセミナーや講演(60分程度)の資料作成術も心よりお待ち申し上げております。どうぞよろしくお願いします!

 

 

社内プレゼンの資料作成術
前田 鎌利
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21世紀に社員が社長に読んでほしい本NO.1 【読了】「シンプルに考える」(森川亮さん)


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