2016.02.09 Tue

ハサミを持たないサロンスタッフがサロンの価値をあげる

今年で50周年を迎えるSPCグループのレセプションフォーラム、全国大会にお邪魔してきました。

 

「競うコンテストから、魅せるコンテストへ」とのテーマのもと、全国から選び抜かれた5名が、その場で実際のサロンワークさながらのやりとりを見せてくださいました。

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いままで、いろんな大会の審査員をさせていただきましたが、過去、こんなに楽しく、あたたかく、そして感動する会ははじめてだったように思います。

 

審査させていただく立場ではありましたが、心から、この場に呼んでいただいてよかった、と思いました。水谷さんはじめ、お声かけくださったSPCのみなさま、ほんとうにありがとうございました。

 

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「魅せる」レセプションというテーマのとおり、

 

実際にサロンを再現した空間で、課題はスタート直前にくじびきで決定。

 

お電話でのクレーム対応や、待合でお待たせしているお客様への接客、次回予約をすすめる接客、常連客と新規客が同時に来た場合の接客や、スタイリストさんに代わっての店販クロージングなど

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ほんとうに、もうどっきどきするリアルシチュエーションで、華麗な対応をされていた5人のみなさん。

 

もう、こんなにさ、こんなに完璧に対応してくださっていたら、スタイリストさんはどれだけ安心してお客様をまかせられることか!!

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なんか、そのサロンのスタイリストさんの気持ちになってしまって、嬉し涙がでちゃいました。

 

田口ヤス子先生の「自分を愛さないと、お客様を愛せないんですよ」というご講評や、特別審査員の宮崎辰先生の「あなたに会いに来た、と言われる人になってくださいね」というメッセージなども、とてもあたたかく、心に響きました。

 

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このフォーラムが成功したかどうかは、明日からのお客様への対応にあらわれますという閉会のお言葉どおり、みなさん、今日もきっとお客様を幸せにしてくださっているはず。

 

美容業界って、ほんと、すてきだなあと、なんだかとてもしみじみほっこりした時間でした。

 

今日も、みなさんのハサミが、そしてハサミを持たない人たちの愛が、お客様を幸せにしてくれていますように!

 

 

宮崎先生の本、さっそく全部買っちゃいました☆

 

 

 

 

世界一のおもてなし

世界一のおもてなし

posted with amazlet at 16.02.09
宮崎 辰
新人物往来社

 


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2015.12.17 Thu

夫婦別姓に関連するとても個人的な体験

夫婦同姓が最高裁で合憲と判決が出たけんについて、超個人的な感想です。

 

私は、人生で、苗字が何度か変わっています。

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24歳まで 本名 安藤友美→ビジネスネーム 安藤友美

 

一回目の結婚は、24歳の時でした。

当時の夫になった人が18歳年上で、仕事でも、姓を必ず変えて欲しいと希望する人だったので、あまり深く考えず、素直にビジネスネームも夫の姓にしました。

 

職場結婚だったため、わたしが会社を辞めて転職しました。

 

フリーのライターになると決めていたのですが、編集さんに、友美って名前は読みにくいから、ペンネームはゆみか、ユミにしたら? と言われて、これまた深く考えずに、増田(夫の姓)ゆみ(本名のよみがな)というネームで仕事をスタートしました。

 

24歳〜31歳まで 本名 増田友美 ビジネスネーム 増田ゆみ

 

2006年からブログを書き始め、こつこつSEO対策しました。増田ゆみと検索したら、FカップAV女優の名前よりも上に出るようになるまでに1年くらいかかりました。いまでも、増田ゆみと検索すると、当時の私のブログが出てきます。

 

ライターとしてのキャリアも少しずつついてきたころ、うっかり離婚することになりました。結婚生活7年目、ライター生活も7年目でした。
円満離婚だったので、全く揉めなかったのですが、たったひとつ、見当がはずれたのが、離婚後の私の名前の扱いでした。

 

元夫は、離婚するのだから「増田」姓を名乗るのはもうやめて欲しいといい、ここで、結婚して初めて喧嘩をしました。

離婚届を提出する直前に、「私がどれだけ、仕事に打ち込んできたのか、あなたは知っているでしょ。苗字を変えるのは、私にとっては、7年のキャリアを捨てるのと同じことなんだよ」と、誠心誠意、伝えました。

元夫に対して、私が怒ったのも泣いたのも初めてだったので、夫は「そこまで言うなら」と、増田姓を名乗ることを許してくれました。(法律的には、離婚後、元夫の姓を名乗るのに元夫の許可や同意は入りませんが、私は個人的に、元夫の理解を得て増田姓を名乗りたいと思っていました)。

 

テレビより、冷蔵庫より、苗字が欲しかった。

というわけで、私は離婚後、両親の戸籍には戻らず、増田友美の一人戸籍を作りました。

 

31歳〜33歳まで 本名 増田友美(一人戸籍取得) ビジネスネーム 増田ゆみ

 

で、その後、再婚することになりました。夫は佐藤姓でしたが、そもそも増田姓時代に出会った人だったので、「今後も増田ゆみの名前で仕事を続けるといいよ」と、快く言ってくれました。ので、本名は佐藤友美、ビジネスネームは増田ゆみで、仕事を続けました。

 

婚姻届を出す時に、佐藤さんのお父様にご挨拶にいったところ、「どうして、親御さんは安藤なのに、ゆみちゃんは増田なの?」と聞かれ(バツイチだと特に伝えてなかった)、うわーーーー!!! っとテンパったのもいい思い出です。

 

 

33歳〜37歳まで 本名 佐藤友美 →ビジネスネーム 増田ゆみ

 

このころから、仲の良い美容師さんは、みんな私をファーストネームで呼んでくださるようになりました。「増田さん」ではなくて「ゆみさん」と呼んでくださるようになったのは、とても嬉しかったです。

 

 

この時代に、書籍を3冊出させていただきました。書籍の名前は「増田ゆみ」です。そのうち2冊は、デザイナーさんが、「増田ゆみ」の名前自体を表紙のデザインにしてくださり、とても思い出深いものとなりました。

 

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ところが、息子が生まれて、物心がつき、「パパは佐藤さんで、ママは増田さんなの?」と言うようになりました。

 

「ママの前の(ダンナの)苗字だよ」と言うのも、なんだかなあと思うようになり、私自身も再婚し子どもができてからも元夫の「増田」姓で仕事をしているのに違和感を感じるようになりました。

 

子どものことだけではなく、大学の准教授のお話をいただいたり(論文を書くなら本名じゃなくてはいけない)、私自身も書籍の仕事に軸足をうつすことを決めたりと、いろんなタイミングも重なり、38歳の誕生日を期に、すっきりと全部を本名に統一することにしました。

 

「ゆみ」も、本名の「友美」にしたため、もう、すっかり別人です。最初のうちは、いろんな方に混乱をさせてしまい、ご面倒をおかけしました。

 

38歳〜 本名 佐藤友美 → ビジネスネーム 佐藤友美

 

共著の「美容師が知っておきたい50の数字」は増田ゆみ名義なのに、続編の「美容師が知っておきたい54の真実」は佐藤友美名義になったりと、ご迷惑をおかけすることも。

 

保育園の保育士さんに(元サロンモデルだった)「佐藤ママって、ひょっとして増田ゆみさんですか?」とか、聞かれることもありました。

 

今でも「増田ゆみは知っているけれど、佐藤友美は知らなかった」という美容師さんによくお会いします。セミナー会場で「佐藤さんって、増田さんのことだったんですね」と言われることもありました。

 

 

最初のビジネスネームを決めるときに、安易に夫の姓を選んだために、いろんな面倒が生じたので、今回も、ビジネスネームは旧姓まで戻す(生まれた時の名前に戻す)ということも考えたのですが、海外での仕事もぽろぽろ出てきたので、パスポートの関係上も考え、本名に戻そうと思いました。

 

なにより、もう、本名とビジネスネームが違うことによる、いろいろな面倒にうんざりしてたので。願わくば、このまま一生、佐藤さんと添い遂げられますように、という希望的観測のもと、本名にしました。

 

先日、「美容師が知っておきたい50の数字」の6刷りがかかったとき、版元の社長さんに「名前を増田ゆみから佐藤友美に統一しましょうか?」と聞いていただき、著者名を途中変更していただくという異例の措置をしていただきました。心から感謝しています。

 

 

とまあ、仕事を続けていく時に、姓を変えなくてはいけないことは(現状では多くの場合、女性にとって)面倒ごとが増えるし、ディスアドバンテージになります。

 

 

キャリアの損失にもなるし、アイデンティティもぐらぐらする。あと、SEO対策的にもめっちゃ不利です。「佐藤友美」の名前で検索しても、まだ、一番目にはなりません。相当しばらく無理そうです。

 

 

先日、母校の女子大で300人の女子大生の前で講演させていただいた時、本論とは別のところで、結婚と姓の選び方についてお話しさせていただきました。

 

 

みんな、結婚したからといって、安易に仕事上の名前も変えないほうがいいよ、って。

 

 

そんなアドバイスがもう、不要な世の中になればいいのになと思ったのに、最高裁で夫婦同姓は合憲判断が出たので、書きました。

 

とても個人的な話でした。

私は、姓は、自由に選べるといいなと思う。同じにしたい人はすればいいと思う。それじゃ、ダメですかね?

 


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2015.10.25 Sun

ヘアカラーをするとき、美容師さんに言ってはいけないNGワード

(最初にお断りですが、このブログは、担当してくださった美容師さんの許可を得て、というよりも、担当美容師さんに「みんなのためになると思うので、ぜひ書いてください」といわれて書いています)

 

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先日、ヘアサロンで人生最大級の大失敗をしました。

 

根元がプリンになったので、ヘアカラーをしにいったら「THE 白髪染め!!」というくらい、真っ黒カラーになってしまったのです。

 

最初はびっくりしたものの、そのうち見慣れるかなあと思ってサロンを後にしたのですが……

 

その日会った友人には「似合ってない」と言われ

家に戻ったら、夫に「ものすごい違和感。それ狙い?」と言われ

息子には「ママ、ばあばみたいになったねえ」と言われ

次の日あった仕事先では「え? どうしたんですか?」と言われ

結構、心が強い私も、泣きそうになりました。

 

 

で、

なんでこんなに真っ黒になったのか。これ、実は、私がカウンセリングで言った、ある「ひと言」が原因だったんです。

 

 

ng word

 

 

その美容師さんにカラーしてもらうのは初めてでした。だけど、仕事ではよくご一緒していてカラーリングがめっちゃお上手だし、10年以上のお付き合いなので私の雰囲気も知ってもらっているし、と、適当にカウンセリングを受けちゃったんです。

 

 

♂「今日はカラーですよね? どんな感じにしますか?」

♀「なんか、突然白髪が気になりはじめちゃったんですよね。ここ、5本くらい」

♂「でも、実際、ゆみさんってほとんど白髪ないんですよね」

♀「白髪率何%くらいですか?(職業病)」

♂「うーん、1%もないくらいですよ。でも、こういうのは本人が気になった時が染め時ですから」

♀「よろしくですー」

♂「おまかせください」

♀「あ、赤み嫌なんで、赤っぽくない感じで」

♂「大丈夫です! マット系で入れますね」

 

 

ここで、私と、美容師さんの間で、大きなズレがあったことに気づいたのは、染め上がってから。

 

 

「白髪が急に気になって」の解釈が、2人の間で全然違ったわけです。

 

 

♀(心の声「白髪の話はただの世間話。根元をリタッチして、毛先は抜けた部分にかぶせて、今の明度をキープしてほしい」)

♂(心の声「気になってきたという白髪をしっかり消してあげなきゃ」)

 

 

 

 

途中、カラーを塗ってくださったアシスタントさんに薬剤選定を聞いて(職業病)「7レベルのオルディーブクリスタルです」と言われた時、「あれ?」って思ったんですよね。「7レベル? ずいぶん暗すぎない? 白髪5本のために、全頭グレイ?」と思って。でもあまり深く考えずにいた。

 

 

私、過去にその暗さにしたこと一度もなかったし、その美容師さんは、その履歴も知っているはずだから、って思って。なんとなく、言わなくてもわかってくれている甘えがあったんだと思う。

 

 

 

結果、私の髪がダメージが強く色が入りすぎたこともあり、仕上がりのイメージが、3レベルくらい、違いました。

 

 

 

いやー、そうか、そうだよなあ。

美容師さんは「白髪が気になって……」と言われたら、それは「最近太っちゃってー」みたいな自虐的世間話じゃなくて、当然「しっかり染めて欲しい」という意味にとるよなあと思って、猛烈に反省した次第でした。

 

もちろん、本気で白髪が気になってて、何が何でも隠したいっていうんならいいんですよ。でも、カウンセリングの最中に、世間話の気分でそんなこと言っちゃだめですね。ややこしいことになる。

 

 

じゃあ、この場合なんて言えばよかったかというと、「白髪は気になるけど、暗くはしたくないです」が、正解。

 

 

ただ、こういうミスマッチになっちゃってるケースって、きっと私だけじゃなくて、いろんな人にあるだろうなと思ったので、美容師さんのリクエストもあり、ここに書き残しておきます。

 

 

 

そういえば、私、自分で作った白髪染めカタログに「白髪が気になりますと言うと、がっつり白髪染めされちゃうことあるから、暗くしたくない人は、かならずその旨を伝えるように」と原稿書いたことを思い出しました。。。私、ヘアライターなのに。。。

 

 

髪悩み解決! 大人が輝くヘアカラーカタログ (主婦の友生活シリーズ)
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追伸:次の日、美容師さんとハイライトを入れるか、脱染するかを相談して、色素を抜く施術をしていただき、色はほぼ元に戻していただきました。「私たち、2人ともいい勉強したねー」と、話し合ったところです。

 

追記:お客様に「言ってはいけないワード」なんかないよというコメントをいただきました。そうですね。確かに。「言うと、誤解されやすいワード」くらいでしょうか。

実は全国的にこういうすれ違い例がすごく多いということがアンケート調査でわかって、お客様側にも予防できることがあったらと思って書きました。「お客様に責任はないよ」と言うのは確かに、です。でも、お客様も美容師さんに任せっぱなしだけではなく、自分でできる失敗回避の方法があったらやりたいですよね。

 

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2015.10.14 Wed

大人女性が「ロング」をやめて「ロブ」にしたら突然若くみえる理由

長めのボブ=LONG BOB=ロブ が流行して約1年。

 

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もともとハリウッドセレブからスタートした「ロブ」ブーム。最初は、まあ、ただのミディアムの長さを言い換えただけだろう、わざわざネーミングしなくても……。って思ってたんですが……。

 

すみません、私が間違ってました、お代官さま。ミディアム(鎖骨くらいの長さ)と、ロブ(鎖骨くらいの長さのボブ)は、全く似て非なるものなんですよね、お代官様。浅はかだった私をお許し下さい。

 

ロブって、大人女性を若返らせるデザインだなあと思うようになりました。

 

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個人差はありますが、40歳前後になると、多くの人が、髪が薄くなったり、コシがなくなったり、ボリュームがなくなったりするわけです。30代でも、産後の抜け毛があったときなどは、同様。

 

そうすると、どうなるかというと、今までと同じようにレイヤー(段)を入れると、毛先がスカスカってして、シルエットが逆三角形になって、貧相な感じになっちゃうんですよね。

 

以前すっごく素敵なロングヘアだった女性が、髪が薄くなってきてからも、それをキープしようとすると、結構難しい。美魔女系のゴージャス路線の人に多いのですが、ロングにこだわるあまりに、毛先のすかすか感が目立って「ああ、この人も老けたなあ」と、髪で思わせちゃう人っているんです。

 

 

で、ロブなわけですよ。この、すかっとした部分を、切っちゃう。で、「ボブの特徴である厚み」を持たせる。

 

 

以前だったら、毛先が薄くなってきたら、じゃあ、ショートにしましょうかってな時代もあったのですが、ショートではなく、鎖骨下くらいで切るから、女らしさも消えない。

ロングよりも、髪の量が少なくなるから、髪の重みで自然とボリュームがつぶれてしまうことも減る。

 

 

 

誌面をみていても、ロングからロブにヘアチェンジして、劇的に素敵になっている人たちって、around40なんですよね。

 

 

若い人がね、ロブにしても、ただのヘアスタイルチェンジなんだけど

 

 

でも、大人の女性がロブにすると、厚みが増える分、髪が増えたように見える。髪質までよくなったように見える。結果、すごく若くみえる。

 

田中律子さんとか、本当に5歳以上若くみえるようになったと思います。

 

 

髪のボリュームが出にくくなったなあと思ったら、ロブ、試してみませんか?

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2015.09.26 Sat

がんと闘うとき、髪が支えてくれたこと

忘れられない撮影があります。

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53歳の女性でした。テニスをやっていらっしゃるそうで、こんがりと日焼した肌。サイドを潔く刈り上げをしたベリーショートがとてもお似合いでした。

 

 

そのサロンには、かれこれ20年も通っているとおっしゃっていて、「そういえば、娘の七五三で連れてきた時、男の子と間違われて短く切られちゃったんだよねー。あのときはすごくびっくりしたけれど、今思えば、いい笑い話だわー」と、周囲を笑わせます。

 

 

こちらまで元気になるような和気あいあいの撮影が終了したあと。

2ヶ月ほどたったときだったでしょうか。担当の美容師さんから、彼女が病気を再発して、抗がん剤治療に入ることを聞かされました。

 

 

そのとき、彼女からもらったメッセージは、一生忘れられません。

「また治療で髪は抜けてしまうけれど、あんなふうに素敵な髪で撮影できて本当に良かった。治療が終わって髪がそろったら、また絶対撮影会に来るから撮ってね」と。

 

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スタッフ一同、その言葉に涙し、治療の成功を心から祈りました。

そして、ときどき彼女のことを思い出しては「あの写真、飾ってくれているかな。いまごろ、どんな治療をされているのかな……」と考えていました。

「必ず戻ってきてくださいね。そのときはまた撮影させてくださいとお伝えください」。そう、担当美容師さんにお願いしました。

 

 

 

先日、その後の話を聞きました。

抗がん剤の治療が進むなか、少しずつ抜ける髪に対して、2週間ごとにサロンにお見えになり、短くなっていく過程のヘアチェンジも楽しまれたそう。

 

 

そして、今では、ほぼ寛解して、元気にまたサロンにお見えだとのこと。

私の話が誰かの力になるのであれば、と、この話の掲載をご許可くださいました。

 

 

この素敵なヘアスタイルの写真を心の支えに、闘病してくださったそうです。

 

 

 

髪はときに、生きる希望にもなる。

本当に自分が気に入っているヘアスタイルがあって、何がなんでももう一度そこに戻ってくるという想いは、薬とはまた違った見えない力を与えてくれたのではないかと思ったのです。

 

 

美容師さんという職業は、そのお客様の人生のドラマに重要人物として登場し、お客様の生に力を与える。

 

そして美容師さんのハサミの力が、ときに、お医者さんのメスと同じように、人の命を支えることがあるということを教えてもらったのでした。
 

 
 

 

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