2014.06.30 Mon

「毎日を人生最後の日であるように生きてみたとしよう。(やがていつかは必ずその通りになるのだから)」

一年の半分を終えるこの日、多分、食あたりと思われる胃痛で悶絶していた私です。

 

半年間、あっという間だったような、長かったような。走ったような、休んだよな。目標は一部達成できたけど、達成できなかったことも多かった。

 

皆さんはどうでしたか?

 

  
あまりにも有名な一節ですが

 

スティーブ・ジョブズ氏が、スタンフォード大学の卒業生に送ったスピーチの中にこんな言葉があります。

 

「今日が人生最後の日だとしたら、私は今日する予定のことをしたいと思うだろうか」

 

fitnessjog

 

この間、このスピーチをはじめて全文、ジョブズ氏の声で聴きました。

 

スティーブ・ジョブズ スタンフォード大学スピーチ

 

そして、これを聴いて、初めて知ったんだけど、この名言って、ジョブズ氏が17歳のときに聞いた下記の言葉に続く一節なんですね。

  
When I was 17, I read a quote that went something like: “If you live each day as if it was your last, someday you’ll most certainly be right.”
 
(17歳の時、次のような一節を読んだ。「毎日を人生最後の日であるように生きてみたとしよう。やがていつかは必ずその通りになるのだから」)

 
 
そして、くだんの名言へと続くわけです。

 

It made an impression on me, and since then, for the past 33 years, I have looked in the mirror every morning and asked myself: “If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?” And whenever the answer has been “No” for too many days in a row, I know I need to change something.
 
(すごく印象に残ったので、それ以来私は、33年間、毎朝鏡を見て自問している。「今日が人生最後の日だとしても、私は今日する予定のことをしたいと思うだろうか」。そしてその答えがNOである日が長く続くとしたら、私は何かを変える必要があると思った)
 
 

このスタンフォードでのスピーチは、ジョブズ氏に膵臓がんが見つかって、治癒不能と言われてから、奇跡的に手術でとりきれるタイプのがんだったことがわかり、退院してきた1年後くらいのスピーチです。

 

そういうことを考えながらこのスピーチを聞くと、すごく感慨深いものがあります。

 

この6年後に56歳で亡くなった彼は、その後も毎日、今日が最後の日だったらと問いかけながら生きてきたんだろうと思う。そうである人生と、そうではない人生の差は、きっとすごく大きいのだろうな、とか。
   
 
 
 
別の話をします。
  
以前、下田美咲ちゃんのブログで、こんな文章を見つけました。

 

今日から、来年死ぬ前提で生きることにしよう。今以降のこと考えなかったら、今、もっと平気で食い下がれるようになるよね。来年も再来年もその先もあると思うから、色々、気を使ったり、面子守ったりしようとするわけで

 

 

美咲ちゃんが言うように、365日後に自分の命がないという前提で生きようと思うと、確かに、やりたいこと、やらなきゃいけないことって、整理されるように思う。恥ずかしくてできないということも無くなる。少なくても、今取り組んでいるいくつかのプロジェクトは仕分けされるな、と感じた。

 

 

 

3つめの話。

 

今日、ある人の急逝を知りました。
 
以前からずっと好きで、1か月に1回、まとめて全てのブログを読んでいた、北九州の開業医の先生。面識はなかったのだけれど、いつか、インタビューをさせていただきたいと、1年以上フォローしていました。

 

今日、その企画書を書こうとしてブログを開いたら、お亡くなりになったのを知った。亡くなる直前まで、アメリカの学会で発表をされていたようでした。息子さんが「戦場で立ったまま死んだ侍のようでした」と綴ってらっしゃいました。

 

昨年、ちょうど北九州で調子を崩したとき、先生の診療を受けてみようと思って予約まで入れたんだけど、早いフライトがとれたので、ドタキャンしてしまったことを大後悔しました。

お若い先生だったのに、人生、何がおこるか、本当にわからない。

 

 

ジョブズのスピーチと、美咲ちゃんのブログ、それからお慕いしていた先生の急逝。いろいろ考えながら、2014年上半期の最後のブログを書いています。

 
「今日が人生最後の日だとしたら、私は今日する予定のことをしたいと思うだろうか」
 
「毎日を人生最後の日であるように生きてみたとしよう。やがていつかは必ずその通りになるのだから」

 

 

普段は忘れがちのことを、これからもっと意識していこうと思った。2014年、半分おわったところで。

 

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