2014.05.31 Sat

「自分の時間」はありますか?

昔、Xel-Ha by afloatの史ちゃん(金子さん)に取材をさせてもらっているとき
 
「辞めていくアシスタントって、 たいてい『自分の時間がない』っていうんですよね」 と言った後に、「でも、ほんとは全部、自分の時間なんですけどねー」 って言っていて
 
あ、そうか! ってすごく腑に落ちたことがあります。

  
実は私も「そんなに仕事もしていて(近年では子どももいて)、ご自分の時間はあるんですか?」と、よく聞かれます。だいたい、1年に20回〜30回くらい聞かれます。
 
その質問、前からすっごく違和感あったんですよね。

PP clock500

「ん? だって、24時間全部自分の時間なのでは?」って思うからです。子どもと遊んでいる時間も、お夕飯作っている時間も、仕事している時間も、寝ている時間も、全部全部、自分の時間だと思っているから。
 
「やらされている」と思った瞬間、 それは他人に管理される時間になる。 無駄だと思った瞬間、 その時間は無駄な時間になる。
 
でも、そうじゃない限り、 自分で選び取って過ごす時間は どんな時間も「自分の時間」。 それが仕事している時間だとしても。 そんな時間の積み重ねが、 血となり肉となり 今の自分になっていて、 そんな時間の積み重ねが、 血となり肉となって これからの自分になっていく。

 

 

で、史ちゃんと話をしていて、あ、そうかと気付いたのは、私に「自分の時間がないのでは?」と質問する人たちって、仕事や育児は「自分の時間」だと思ってないないんだなあってこと。だから、そういう質問するんだなあってこと。
 
「自分の時間を持てないから仕事を辞める(変える)」という人たちを、私は否定する気は全くありません。意外かもだけれど、私も仕事以上にプライベートを大事にしています。
 
ただ、これからの長い人生、その中でも特に長い時間を過ごす仕事に関しては、できることなら、「自分の時間」と思えたほうが、人生が楽しくなるんじゃないかなーと思う。
 
だから、「自分の時間を持てないから仕事を辞める(変える)」と思った人たちも、次は、自分の意志で自分が過ごす時間を決定して、自分の過ごす時間を全部「自分の時間」と思えるような仕事に出会えるといいなあ、と勝手ながら願っています。

 
 

私たちは、時間を食べて生きている。 過ごした時間を栄養として育っていく。
 
 

24時間を自分の時間にできたほうが、多分、自由なんじゃないかって思う。そして自分の意志で選び取ったものに対しては 120パーセントの誠意とパワーで接したい。

 

ってことを、2007年のブログで書いていたんだけれど、それを思い出したのは、これを読んだので。

とても常識的で、とてもまっとうで、とてもハートフルな一冊でした。

 

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堀江さんも、「自分の時間」の定義について書いてらっしゃいます。
 
 
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